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2016年01月06日

コンサドーレの新しいスタジアム・・・?その2

 第2回は前回書いた通り「スタジアム利用と黒字へ」というテーマで軽くやっていきます。


 Jリーグとプロ野球の最大の違い(スポーツの競技内容ではなく)とはなにか?
それは試合数の違いです。
Jリーグの年間試合数はJ1なら40試合(ナビスコ含む)、J2なら42試合。
それに対してプロ野球は年間142試合(130~146の年もアリ)もあります。
そしてこの半分がホームスタジアムで行われます。
プロ野球は年間でもJリーグの試合数以上をホームで戦います。
 それの何が問題か?
 試合がいつあるかわからない、そんな試合数で順位が決まるなんて・・・、様々ありますが、最大はスタジアムの利用数です。
ホーム年間試合数がJ2で21試合しかありません。
365日でたったの21日です。少ないですね・・・。せっかく100億かけてスタジアム作ってもこれじゃもったいなさすぎます。
ではどうするのか?答えは簡単です。利用日数を増やせばいいだけの話です

 利用日数を増やす方法は
 1.下部組織の試合を行う
 2.コンサドーレ主催のサッカー大会を行う
 3.サッカー教室で使用する
 4.その他のイベントで使用する
 他にもありますがだいたいこんな感じですね。
 しかし、1~3の多くはコンサドーレが試合を行わない休日の利用が多くなります。これだけではやはり利用が少なく、赤字になる可能性があります。
 4に関してはサッカーのピッチは天然芝であり、養生のためにピッチへの侵入を規制するところが多いです。利用できたとしてもピッチの一部を開放する程度になり、利用にも制限が入ります。

 ですので、ピッチ以外を利用する方法が考えられます
 主に考え付くのは
 1.トレーニングルーム開放
 2.会議室の開放
 3.その他施設の併設
 1,2に関しては厚別でも行われているものですね。
 3は現在スタジアム建設では複合型スタジアムを検討、導入しているところが国内外に存在します。スーパー、ホテル、マンションなどなど…。
 併設することで利用料を得たり、スタジアムへの関心を得ることができます。
 個人的には保育所を併設する案なんかも考えています。スタジアムには託児所を併設することが多く、待機児童なんて言葉もありますので、その解消なんかでもいいかもしれません(街中にスタジアムがあることが前提ですが・・・。)
 他には駐車場を利用してお祭りなどのイベントもできます。

 スタジアムが完成しても、それに興味を持ってもらわなければなりません。
 1年目は珍しさに観客も増えるでしょう。しかし、2年目3年目が勝負となります。長い目を見て、愛されるスタジアムを作ることが必要になります。


 雑に長い文章になりましたがこんな感じですね。
 特に深く突っ込むと辞めどころがなくなりますので、こんなところで締めます。
 社長も将来的計画としてスタジアム建設を目指していると発言しています。まだ夢の中のスタジアムも将来形になるときが来るでしょう。
 この文章をきっかけにスタジアムについて興味を持ってくれれば幸いです。

posted by slothman |16:59 | コメント(0) | トラックバック(0)

2016年01月03日

コンサドーレの新しいスタジアム・・・?その1

 今更ですが、8月に行われた「コンサドーレを考える会」、最近(4月、12月)出ていた野々村社長のコラムで5年後を目標に専用スタジアムを建設したいと発表していましたね。
 そのキャパシティ(収容人数)は約2万人。JリーグがJ1規格とする1万5千人の要求を満たすスタジアム。


今回はその1ということで、建設費用と建設場所について考えていきます。

 スタジアム建設にはとてもお金がかかるということは、社長のコラム、発言、新国立でお察しが付くことと思います。社長はその建設費を100~200億としていますが、ここで主なスタジアムの建設費を見ていきます。

札幌ドーム:422億円(41,484人)
埼玉スタジアム:350億円(63,700人)
カシマサッカースタジアム:193億円改修費(40,728人)
吹田市立サッカースタジアム:140億円(40,000人)
フクダ電子アリーナ:81億円(19,781人)
ユアテックスタジアム仙台:130億円(19,694人)
ベストアメニティスタジアム:67億円(24,490人)
南長野運動公園総合球戯場:71億円(15,491人)

ざっとこんなもんでしょう。キャパシティを考えても建設費用は100~150億円といったところでしょうか。
コンサが見習うべきスタジアムはフクアリと南長野あたりでしょうか。
フクアリは建設時に国と市から費用を出してもらうために災害時拠点となるようにしています。
長野は北海道と同じ雪国でありながら建設費用を抑えている。改修ではあるがほぼ新設と言ってよい。その建設費用の半分近くが国からの補助金で残りが市債と寄付金で賄っている。


 次に肝心の建設場所である。
札幌という土地は広いが、鉄道沿線、地下鉄沿線となると土地があるわけではない。社長も言っているが金をかけれるなら札幌駅前となるが、もちろんそんなお金はどこにもない。コンサができるのはできる限り建設予算を減らし、つつ比較的アクセス良好な土地を探し出すことである。
 そこで可能性がある土地を絞ってみた。
1.札幌ドーム付近
2.真駒内
3.宮の沢
4.ケーズデンキ月寒ドーム
以上です。
1番札幌ドーム付近。
 これは見てのとおり土地が余っていることから建設時の可能性が多いということからです。しかし札幌ドームでイベント開催時にコンサが試合をすると福住駅の許容限界になる可能性があります。しかもこの土地、現在札幌市が進めている2026年の五輪でここに選手村を建設するという話があります。さて、土地がなくなった!次行きます…。
2番真駒内。
 真駒内は市内のはずれですが札幌駅からは地下鉄で20分以内ということ、建設可能な土地があるということ、社長が言っていた五輪での利用も考えられることです。まあ悪くないですが次行きます。
3番宮の沢。
 書いといてなんですがほとんど可能性が無いです。地下鉄駅からすぐ近く、白い恋人パークがあり、試合後に観光ができるのが魅力です。が、この土地幾分狭すぎる・・・。ふれあい公園をつぶせばスタジアム建設地が顎ホできるのですがそれでも狭いです。建設可能な形が限られ、建設費用高騰する可能性があります。また、練習場がなくなるので移転しなければいけません。札幌ドームの屋外アリーナや厚別、東雁来を使用することになります。練習場を移転してまでここに建設する必要があまりありません。
4番ケーズデンキ月寒ドーム
 個人的にはここが本命です。ケーズデンキ月寒ドームは2015年度を以て廃止されることが決まっています。古くなった建物は放置しておくと危険ですので解体されることになります。その場合札幌市からイベント会場が一つ消えることになります。土地は広く駐車場も確保できますので車での利用もできるでしょう。問題点は札幌ドームに比較的近いため同日イベント開催時に福住駅が混む可能性がありますが、ここの最寄り駅は南郷13丁目であり分散されるため壇上部と思われます(こっちのが東西線なので混みそうです)。

 ほかにも中島公園をつぶすなんて考えもあるのですが、市民の憩いの場を壊すわけもいかないし、池があるのでやめました。


長々と書きましたが以上ですね。あまり深い内容では無いですが、少しスタジアム建設に現実味を持ってもらえたらうれしいです。
次は「スタジアムの利用と黒字へ」ということでできれば今月中に上げたいです。

posted by slothman |23:33 | クラブ | コメント(2) | トラックバック(0)