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HN:たじ たこ焼きの移動販売「ほっと12」の店主です。 2001年からコンサドーレのサポートシップスポンサーを継続中。 このブログは旧題「たじ争論」でしたが2010年より「たじの○○な話」に改題致しました。 個人的に好きなことや興味のあること、気になったこと、その他いろいろを特にサッカーやコンサドーレにとらわれずに適当に書いてこうと思ってます。
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2007年07月16日
高校野球の特待生問題は結局何だったのかと思いつつも、夏の甲子園の時期がやったきた。 高野連はこの特待生問題だけではなく、いわゆる野球留学に対しても規制したい意向があるようだ。 普通に考えて、他のスポーツなら全く問題にならないようなことなのに、なぜ高校野球だけ問題になるのか。 その狙いは「ブローカー」の排除である。 ある野球強豪校の野球部員は「なぜこの学校を選んだのか」という質問に対し「わからない。(中学時代の)監督に、お前はここの高校に行けと言われたから」と答えたという話を聞いたことがある。 生徒が自分の意思で野球強豪校を選んで進学するなら問題はないはず。しかし、現実は監督に勧められたからとか、本人の意思に関係なく学校が決まるケースは少なくないと思われる。 監督の指導というのは強力で、監督に「お前はあの高校に行け」と言われるとなかなかNOとは言えるものではない。そして、特待生などの金銭的待遇も用意されているとなるとなおさらである。こういうケース、ブローカーが介在していることは想像に難くない。謝礼とかバックマージンとか、どうお金が回っているのかは個別ケースでいろいろだろうけど、要は野球少年を食いものに金儲けをする存在があるということだ。 個人の意思で進学するなら特待生でも野球留学でも問題はないはず。しかし、大人の金儲けのために野球少年の人生が振り回されるという状況が健全でないことは明らかである。 学生野球憲章でいかなる金銭の供与も禁止しているというのは、金銭が絡むと必ず金儲けをしようとする人間が出てくるからである。しかし、そのこと自体は他の競技でも同じはず。野球の場合、甲子園という他の競技にはない圧倒的なブランドがあるということと、もう一つ、野球における特殊な事情がある。それは競技団体が一本化されていないこと。これこそが実は最大の問題だと私は考える。サッカーのJFAのような存在は野球にはない。野球はプロとアマは別団体である。競技団体が一本化されていれば、才能のある少年の育成というのは競技団体全体の課題として取り組まれる。そしてアマもプロも同じルールに則って運営されていく。 しかし、野球の場合はプロとアマが別団体で、その利害が対立し、才能の奪い合い、囲い合いとなる。当然、そこにはブローカーがおいしく儲ける隙がある。 最終的に解決すべき課題は野球の団体一本化である。しかし、今までの歴史的経過から考えるにそれは極めて困難である。 結局、根本的な問題に手を付けられないまま、高野連だけでこの問題の改善を図ろうとしたことが今回のドタバタとなったわけだ。高野連の気持ちもわからないでもないが、かわいそうなのは振り回される当の高校球児であることに間違いない。
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