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HN:たじ たこ焼きの移動販売「ほっと12」の店主です。 2001年からコンサドーレのサポートシップスポンサーを継続中。 このブログは旧題「たじ争論」でしたが2010年より「たじの○○な話」に改題致しました。 個人的に好きなことや興味のあること、気になったこと、その他いろいろを特にサッカーやコンサドーレにとらわれずに適当に書いてこうと思ってます。
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2007年02月28日
こうなったらこの機会にもう一発ジャンプ話。 団体銅メダルを取ったばかりだというのに、こんなことを言うのも何だが、やっぱり日本ジャンプ陣は世界のトップとは差があるのは事実。長野オリンピックを頂点とした90年代は世界一を誇っていた日本ジャンプ陣がなぜ弱体化してしまったのか。 直接的原因はルールの改正と言われている。スキーの板の長さの制限が変わり、ヨーロッパの長身選手に比べて身長の低い日本人は短いスキーしか使うことが出来なくなり、それが日本に不利になったと。確かに低迷のきっかけがそのルール改正であったことは確かである。しかし、その後身長170cmに満たないポーランドのアダム・マリシュが世界を席巻し、ルール改正を言い訳にすることはできなくなった。ならばなぜいまだに日本は低迷から脱せないのか。 ここで視点を変える。なぜカルガリーオリンピックで団体最下位という低迷から脱し、90年代に日本は強くなったのか。それはV字ジャンプという技術革命があったからである。V字ジャンプは80年代後半、ボークレブという選手が開発した。当初は飛型点が大幅に減点されていたが、とにかくクラシックスタイル(スキーの板を平行にして飛ぶ飛び方)よりもあきらかに遠くに飛んだのである。当時どん底だった日本は他国に先駆けてV字スタイルを研究、マスターしていった。80年代後半、世界の上位の国は逆にV字の研究習得に後れを取っていた。 V字スタイルが正式に認められ、飛型点で減点されなくなったのは1992年。そこから日本の隆盛が始まる。日本はV字ジャンプの先進国なのであった。 さて、そう考えると1998年の長野五輪と2002年のソルトレーク五輪の違いというのが見えてくる。長野までは「競技人生の中でクラシックスタイルからV字スタイルに変更した選手達の大会」であったのに対してソルトレークは「子供の頃からV字が当たり前の選手が登場する大会」なのである。実際ソルトレーク2冠のシモン・アマンは当時20歳。V字が正式に認められた1992年の時は10歳だ。 この段階まで来てしまったらもうV字先進国という日本のアドバンテージはない。そういう歴史の切り替えのタイミングがスキー板のルール改正と重なってしまったのが現実なのだ。 ルール改正によりそれまで上位だった選手が下位に沈むことはよくあることだ。そして、そのまま浮上出来ずに選手生活を終えてしまう、というケースは別に日本だけのことではない。問題なのは、日本は新ルールに適応出来る新しい人材が登場していない、という点にある。要は選手層の薄さ、競技人口の減少こそが最大の問題点だといえる。 今回の団体銅メダル、そして栃本や伊藤謙司郎といった若い力の台頭が今後の日本ジャンプの競技人口増加のきっかけになってくれればと思っている。
equip
Re:なぜ日本ジャンプ陣は弱くなったか
2007/02/28 17:54
再び失礼します。 ルール改正の対応が遅れたのは、長野五輪の翌年の世界選手権のノーマルヒルで、船木・宮平・葛西(だったかな)の表彰台独占ということもあったと思います。 でも、ラージヒルでは兆候は出ていました。 2000年あたりからドイツのシュミットの時代がありました。彼をはじめ身長の高い選手が上位に入っていましたね。岡部が苦しんでいた時代です。 それから体重などの細かいルール改正が行なわれて現在の状況があるわけです。 船木は取れるべき時に金メダルを取れてよかったと思いますよ。 シュミットやマリシュ、アホネンは個人の金はないですから。 ルールが変われば、その申し子と言うべき選手は必ず出てきます。 日本も世代交代の時なんでしょうが、ジャンプ選手がいなくならない限り、ローテーションでチャンスは巡ってくると思います。 下川町出身者頑張れ!(栃本は札幌でしたね)
OWLS
Re:なぜ日本ジャンプ陣は弱くなったか
2007/02/28 21:17
最初はルール変更の影響と思ってました。 たしかに、原因はそうなんですが、指導側がいつまでも長野の感覚を引きずり過ぎ、新しいルールに対応する理論を構築しなかったことが大きいようです。 加えてナショナルチームと各企業チームとでジャンプ理論や指導法がバラバラであることも問題があります。 現在のユリアンティラヘッドコーチが就任する際に出した条件として、「指導法を一貫させる」というものがあったそうです。 彼が就任した時点で、トリノの体制は決まっていたため、ユリアンティラの力は及びませんでしたが、今大会でも「メダルを狙える状態にはならないだろう。」と発言していました。 日本の総合力と地元の利をまざまさと感じた銅メダルでした。
たじ
Re:なぜ日本ジャンプ陣は弱くなったか
2007/03/01 15:47
>equipさん ローテーションでチャンスが巡ってくる。そう期待してます。 船木は一時期減量でやせこけちゃいましたね。あれが大きな失敗だった気がします。 >OWLSさん 苦しい時期にコーチになったユリアンティラは大変だと思いますが頑張ってますね。 でも、本当に団体メダル取れて良かったですね。
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