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HN:たじ たこ焼きの移動販売「ほっと12」の店主です。 2001年からコンサドーレのサポートシップスポンサーを継続中。 このブログは旧題「たじ争論」でしたが2010年より「たじの○○な話」に改題致しました。 個人的に好きなことや興味のあること、気になったこと、その他いろいろを特にサッカーやコンサドーレにとらわれずに適当に書いてこうと思ってます。

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王手をかける

2006年10月12日

日本ハムがプレーオフ第2ステージの第1戦に勝ち、パ・リーグ優勝に王手をかけた。

「王手をかける」というのは「あと一歩」という意味で使われる言葉で、元来は将棋用語である。しかし、王手をかける、というのは将棋用語的には決して「あと一歩」という意味ではない。確かに、王手は「次に王を取りますよ」という手だが、当然相手が「はいどうぞ」と言うわけはなく、王手を防がれるに決まっている。だから、王手自体は別に「あと一歩」でもなんでもない。

強いてサッカーに例えるならば「王手」とは「シュート」程度の意味だろう。枠にいかないシュートを何本打っても別に「あと一歩」ではない。かえって守備側にしてみたら、入りそうにないミドルシュートを打ってくれてゴールキックになればありがたいくらいだ。

このように何かの専門用語が一般化したときに、本来の意味とは若干異なって普及することはよくある。一部の将棋ファンには「あと一歩」という意味で「王手」という言葉が使われることに拒否感を示す人もいるようだが、私は別にそんなことはなく、どんな意味に変化したとしても、将棋用語が一般化すれはばいち将棋ファンとしては嬉しい。とはいえ高飛車が若者言葉として「タカビー」に変化したのには驚いたが。

ところで、あと一歩という意味で「王手」同様によく使われる言葉に「リーチ」というのがある。こちらは麻雀用語だ。確かに、リーチというのはあと一牌であがりの状態なので「あと一歩」には違いない。ただ、別にリーチをかけないと上がれないわけではなく、むしろ厳密に言えばあと一歩の状態というのは「聴牌(テンパイ)」である。しかし、実際には「日ハム優勝に聴牌」とは言わない。

「王手」の応用編に「逆王手」というのがある。例えばプレーオフ第1ステージで西武が先勝して第二ステージ進出に王手をかけ、第2戦にソフトバンクが勝ち「逆王手をかけた」という使い方をする。これは単なる「王手をかける」よりさらに将棋用語と乖離している。プレーオフ第1ステージで1勝1敗の状態というのは双方あと1勝という状態だ。しかし、将棋における逆王手とは自分の王に対するを防ぐ手が同時に相手の王に対する王手になっているというもので、王手は双方にかかっているわけではない。だから将棋用語的には逆王手というのは「双方あと一歩」ではないのである。

この点ではむしろ「リーチ」の方が近いかもしれない。一人がリーチをかけている状態でもう一人がリーチをかける。これを「追っかけリーチ」という。これならば「双方あと一歩」という意味で間違いない。
ただ、現実にはリーチをかけた二人を差し置いてダマテンで別の人があがったりするわけだが(笑)


post by たじ

11:11

コメント(2)

この記事に対するコメント一覧

まじっく

Re:王手をかける

2006/10/12 18:03

とにかく安い手でも早めにあがることですね。

たじ

Re:王手をかける

2006/10/13 13:00

>まじっくさん まじっくさんは麻雀はされるのですか? 私は学生時代さんざんカモられてすっぱりやめました(苦笑)

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