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HN:たじ たこ焼きの移動販売「ほっと12」の店主です。 2001年からコンサドーレのサポートシップスポンサーを継続中。 このブログは旧題「たじ争論」でしたが2010年より「たじの○○な話」に改題致しました。 個人的に好きなことや興味のあること、気になったこと、その他いろいろを特にサッカーやコンサドーレにとらわれずに適当に書いてこうと思ってます。

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世界水泳選手権

2009年08月04日

世界水泳選手権が終わりましたが、感じたことをいくつか。

水着問題
今回の世界選手権は世界水着選手権とも言われました。世界新が43個、殆どの種目で世界新が誕生したわけで、これはもう高速水着の影響であることは明白です。あまりにも水着による影響が大きすぎるというわけで、来年からはラバーやポリウレタンの素材は禁止で、身体を覆う範囲も規定されました。したがって旧規定記録と新規定記録の二本立てという対処がなされなければ今回の大会で出た世界記録は殆ど不滅の記録になるかもしれません。思えば去年レーザーレーサーを認めたことが混乱の始まりで、レーザーレーサーがOKなんだったらもっと速い水着が作れるというわけで、一気に新水着開発競争が加速しました。その結果が現在の混乱状況です。おそらく、水泳関係者は「水着次第でタイムは大幅に変わる」という現実を軽視していた、あるいはその事実を認めたくなかったのかもしれません。「水着がなんであれ泳ぐのは人間なんだから」という、水泳人としてのプライドがあったのではないでしょうか。しかし、「タイムは水着次第」という現実を認めざるを得なくなっての今回の規定変更。選手も水着メーカーもこの問題では振り回されっぱなしで気の毒でした。まぁ、何の世界でも過渡期には混乱は付きものですが。結論としての水着新規定自体は良いと思います。一説によると、この規定変更によって水着のプラス要素がなくなれば、水泳テクニックに優れた日本選手は有利ではないかとのこと。まぁ、これは蓋を開けてみなければわかりませんけども。

競泳
今大会の日本選手でもっとも注目されていたのは背泳ぎの入江陵介。大会前200mでは水着問題のために「世界記録より早い日本記録」を持っていました。そのねじれ現象を解消して、世界新記録で優勝するというのが今回の入江選手の大目標。結果は旧世界記録はもちろん、自らの日本記録を更新するという会心の泳ぎだったが、残念ながらアーロン・ピアソル(米)が驚異的な世界新記録で入江を抑えて優勝。入江は無念の銀メダル。残念だけど、これは相手が強かったと言うしかない。
入江にばかり注目が集まる中、同じ背泳ぎのもう一人の有力選手が古賀淳也。古賀は短い距離が得意で、日本選手権でも50m、100mと入江に勝ってました。今回、その100mで金メダル、50mで銀メダルと、見事な成績を収め、一躍時の人に。同時期に同じ種目で世界トップレベルで競い合うライバル。素晴らしいことだとは思いつつも、ちょっともったいない気もします。
今回日本チームキャプテンの松田は得意種目の200mバタフライでマイケル・フェルプス(米)に果敢に挑んだもののフェルプスに圧倒され、ゴール前一つ順位を下げて3位。それでも北京五輪と連続で銅メダルなのだから立派。久世コーチは今回も同行してましたが、松田と久世コーチの二人三脚はまだ続きます。
メダルは取れませんでしたが大健闘したと言えるのは自由形200m4位の内田翔。自由形短距離で日本人がここまでの成績を残すというのは快挙と言えます。とはいえ、3位とのタイム差は1秒以上あるのでメダルへの道のりはまだまだ険しそうですが。
そこそこ健闘した男子に比べると女子はやや厳しい結果です。個人種目で決勝に進出したのは100m背泳ぎの酒井志穂(4位)、200m平泳ぎの金籐理恵(5位)、田村菜々香(6位)、200m背泳ぎの寺川綾(8位)の4人。この中では18歳と伸び盛りの酒井が一番有望でしょうか。メダルへもあと一頑張りで手が届きそうです。
全体としての低調感はエース北島の不在というのがやはり大きかったような印象があります。ただ、今回の大会は水着問題もあったので、これからはまた新たな気持で皆さん頑張ってほしいところです。

シンクロ
今回のチームは北京から全メンバー総入れ替えという大手術した新チーム。そしてこれまでの日本シンクロの栄光の歴史もここでリセットされてしまいました。ソロ、デュエット、チームいずれもメダル無し。芸術系採点スポーツというのはフィギュアスケートや新体操など他にもありますが、とりわけこのシンクロというのはこれまでの実績、ネームバリューが順位に与える影響が大きい競技だという印象があります。北京オリンピックの時は本命ロシアにスペインと日本が2番手争い。そこに新鋭中国がどう絡むか、というのが日本のポジションだったはず。しかし今回はロシア、スペイン、中国に勝てないばかりか、カナダやイタリアとも互角となり、総合的な今の日本のポジションは世界の5~6位。シンクロは順位を上げるのは大変だけど落ちるのは意外と早いのね・・・


テレビ朝日の放送
世界水泳の放送はテレビ朝日。細かいことに文句を言う気はないけど、1点だけどうしても納得いかないことがあります。それはゴルフ中継と被ってしまい、ゴルフ優先で世界水泳を録画扱いしたこと。なんでド深夜の放送なのに録画なのかと。逆に言えば、なんで録画なのにド深夜なのかと。生放送だからこそ深夜まで起きて見ようというもの。別にゴルフを悪く言うつもりはないけど、2年に1度の世界最高の水泳大会をもっとリスペクトした放送は出来ないものなのかと。ゴルフを優先して水泳は録画放送にするというのであれば、視聴者としての率直な意見とすれば「他局に譲れ」である。もちろん、そう簡単には譲れないのだろうけど。

古橋広之進さん死去
フジヤマのトビウオこと古橋広之進さん(80)が急逝されました。
この世界選手権の会期中、現地ローマでの急死。お悔やみ申し上げます。


ほっと12のお知らせ
【告知】8/5厚別競技場イベント出店


post by たじ

14:16

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