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HN:たじ たこ焼きの移動販売「ほっと12」の店主です。 2001年からコンサドーレのサポートシップスポンサーを継続中。 このブログは旧題「たじ争論」でしたが2010年より「たじの○○な話」に改題致しました。 個人的に好きなことや興味のあること、気になったこと、その他いろいろを特にサッカーやコンサドーレにとらわれずに適当に書いてこうと思ってます。
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2009年07月30日
皆既日食観測旅行記4です。以下追記。
7月22日。ついにきました。皆既日食の当日です。 果たして天候はどうか・・・デッキに出て見ると・・・ぶ厚い雲の向こう側に諏訪之瀬島が見えます。雨も時折パラつく感じです。 現時点では絶望的な天候です。
とりあえずは朝食。和食の朝定食か洋食のバイキングか好きな方を選べます。私は洋食を選びました。隣のテーブルの人は和食の朝定食です。で、隣の人の方が早く食べ終わったのですが、その時ウェイターさんが一言。「バイキングも食べていいですよ」。 え゛っ!? じゃあ私も和食にすれば良かったなぁ。和食を選べば両方食べられるなんてなんだかずるい。別に文句は言いませんがちょっとだけ腑に落ちない気持で朝食を終え部屋に戻りました。 その後館内放送で何か言っているのですが、何を言っているのかよく聞こえませんでした。とりあえず、諏訪之瀬島に上陸する準備をして、自分が海上タクシーに乗る順番が近づいてきたのでツアーフロントに予定を聞きに行ったら、なんと悪天候のため今回諏訪之瀬島には上陸できないとのこと。天気予報が悪く、仮に上陸できても船に戻れなくなる可能性があるので今回はどうしても上陸は無理で、残念ながら船上のデッキからの観測になります・・・そう話すツアー担当者の表情も沈痛です。 諏訪之瀬島に上陸できない。決まったことはしょうがない。なら気持を切り替えてさっさと船上のデッキで観測場所の場所取りです。すると館内アナウンスがありました。船は少しでも雲の少ないところを探して皆既帯洋上を移動するのだそうです。梅雨前線の雨雲がまるで嫌がらせのようにちょうど皆既帯にへばりついているのです。諏訪之瀬島の皆既日食開始時間は10時53分17秒。そして皆既日食終了時間は10時59分38秒。その間6分21秒。この間に皆既帯に添って船を猛スピードで進め、なんとか雨雲から脱出できるかどうか。誰もが船の行方に、船長の判断に身を任せます。この天候ですから、皆既日食を見るチャンスを作るとしたら、雲から逃げるのと同時に、皆既日食の月の影からも逃げるように進むのがベターです。そうして船は東へ東へ。誰もが雲の切れ間から日が差すことを期待して、船長の神業に期待してひたすらその時を待ち続けていました。 陸上観測と船上観測の違いについて簡単に説明します。船上は陸上と違い揺れるので、本格的な観測には向きません。カメラの位置を合わせても船が揺れますし、なにより今回は雲の切れ間を探して船が進んでいるので余計に撮影には不向きです。ただ、私は天文マニアではないので、それほど気にはなりませんでしたが。それと、船上では観測地点が刻々と移動しているわけで、正確な皆既日食開始時刻、終了時刻がわかりません。というか、刻々と変わっていくので把握できないのです。船は日食の影から逃げるように東に進んでいるので、当初の諏訪之瀬島の皆既日食開始時刻10時53分17秒より遅くなることは確かなのですが、何秒遅くなるのか、何分遅くなるのか正確なことはわかりません。ということは、各種皆既日食観測場所で行われる、いわゆるカウントダウンもできません。皆既日食が近づいてくると「まだ皆既にならないのかな」「もうそろそろ皆既だね」などという会話が聞こえてきますが、正確なことは誰にもわかりません。このように、船上での観測というのは陸上での観測に比べると不十分な点がいくつかあり、諏訪之瀬島に上陸できないというのは残念なことでした。 実は私、今回のツアーにコンサドーレのレプリカシャツを持って来ていました。今回の日食では各種のマスコミが方々で取材をしています。テレビで見た方も多いと思います。私はきっとこのにっぽん丸のツアーにもマスコミが入って取材をしているのではないかと予想していました。それならば、観測時にコンサのレプリカを着ていれば目立つのではないか、ひょっとしてマスコミのカメラに収まるのではないかと、ほのかな期待をしていました。ちょっとでもコンサドーレが目立てばいいなぁ、なんて。でも実際はにっぽん丸にはマスコミの姿は全然なかったようで、無用な期待でした。
さて、船上デッキでの観測開始です。相変わらず空は厚い雲に覆われてます。 9時30分を過ぎた頃、そろそろ日食の開始です。でもまだ最初の頃は部分日食なので、体感的にも日食なのかどうかはわかりません。太陽の位置もどこだか見失いがちです。時折、雲が薄くなったところで太陽の光を確認することができますが、ものの数分、数秒でまたすぐに太陽は雲に隠れてしまいます。
携帯で取った部分日食の写真。雲が薄くなったところで、雲越しに僅かに部分日食が確認できます。太陽の上の方が若干欠けているのがわかるでしょうか。 こんな感じて時折覗く太陽の薄明かりを求めてひたすらに空を見続けます。だんだん皆既時間帯が近づいてくると、太陽高度もどんどん上がり、ほとんど真上を見ているような感じで首が痛くなってきました。そしていよいよその時が近づいてきたのです。 (続く)
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