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HN:たじ たこ焼きの移動販売「ほっと12」の店主です。 2001年からコンサドーレのサポートシップスポンサーを継続中。 このブログは旧題「たじ争論」でしたが2010年より「たじの○○な話」に改題致しました。 個人的に好きなことや興味のあること、気になったこと、その他いろいろを特にサッカーやコンサドーレにとらわれずに適当に書いてこうと思ってます。

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スキージャンプの改革

2009年05月28日

昨日のキリンカップ日本VSチリは4-0という意外な大差で日本の快勝。18歳の山田直輝も代表デビューし、W杯アジア予選突破に向けてサッカー日本代表もこれから注目度が上がっていきそうだ。

話は変わって、大きく目を引いたスポーツニュースがこれ。

公平を求めジャンプ改革案 飛距離点を人為的に修正

国際スキー連盟(FIS)が、ジャンプ競技で選手に公平な運営を目指すとともに競技時間の延長や中止を避けるため、屋外競技ならではの風に影響されにくい方式を今夏のサマーグランプリで試験導入する。このほどジャンプ委員会で決めた。
 ジャンプはこれまで飛距離点と飛型点の合計で争った。改革案は(1)風の影響(2)競技中のスタート位置変更-による効果を得点に換算して飛距離点を修正する。人間の知恵で自然の影響を小さくしようという発想だ。

ジャンプは屋外スポーツなだけに、天候によって競技が大きく影響を受ける。天候の変化でスタートゲートが変更になると、それまで飛んでいた選手のジャンプがキャンセルになって跳び直しになったり、スタート時の風のコンディションが一定せずスタートが待たされたりすることで競技時間が長くなってしまうことも多かった。それがこの改革案だと、どの風向きでどのゲートから飛んでも、その結果を物理的に補正して点数化するという。だからもう途中でキャンセルする事も、スタート時に長々待たされることも少なくなって、スムーズな運営が行われることが期待できる。点数計算が複雑になるけど、もともとジャンプ競技は飛距離と飛型を点数化して争う競技なので、それほど違和感はなく受け入れられるかもしれない。

問題点もいろいろありそうだ。ゲートや風向きを補正する換算式がどの程度精度の高いものになるのか。そこに信頼感がないと競技者にも観客にも受け入れられるものにはならないだろう。そして、ゲートも風向きもバラバラなジャンプを同じテーブルにのせることになるので、見ている人には点数が出るまでそれがgood jumpかbad jumpか判断つかない。また、選手は飛びすぎを嫌って意識的にゲートを下げる選手が増えるのではないか。飛びすぎると危険だし、テレマークも入らないと飛型点で減点されるから、なるべくK点前後くらいに綺麗に着地できるように各選手がゲートを選ぶ。そうすると大ジャンプの魅力というのがなくなり、ゲートや風向きが違うだけで、みんなK点付近に着地する同じようなジャンプばかりになってしまい、競技としての魅力がなくなってしまうのではないかとしう心配がある。

サマーグランプリでテストしてうまくいけば来期のワールドカップやバンクーバー五輪にも採用するとしているが、さすがにバンクーバー五輪に採用するというのは急ぎすぎではないかと思う。せめて冬のシーズンを新方式で1シーズン以上やってからでないと、試行錯誤のまま五輪で採用というのには賛成できない。
確かにジャンプは気象コンディションに大きく左右される競技ではあるが、過去を考えると、強い人、絶好調の人は風に関係なくどんなコンディションでも勝つという印象がある。マリシュやハンナバルト、アホネン、シュリーレンツァウアー等の絶好調時の連勝ぶりを見ると「風なんか全然関係ないんじゃないか」と思ってしまうのだから、ジャンプとは本当に不思議なスポーツだ。


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post by たじ

08:27

コメント(4)

この記事に対するコメント一覧

OWLS

Re:スキージャンプの改革

2009/05/28 10:31

新しい試みへの感心はあるものの、おっしゃるとおり、大ジャンプの魅力がなくなりそうで自分は総論的には否定意見に走ってしまいそうです。 諸々の条件があってのジャンプ競技と思ってきましたから。 しかし、オリンピックや世界選手権といった一発勝負においては説得力のあるルール変更かも知れません。 一つ思うのは、雪印の斉藤監督の現役時代にこのルールがあったなら、彼の優勝回数はもっと増えたことでしょう。

たじ

Re:スキージャンプの改革

2009/05/29 01:51

>OWLSさん W杯の総合優勝争いを考えるならあまり必要ない改正ですよね。諸処の条件をトータルして年間最高の成績を残した者が真のチャンピオンということには誰も異論はないはず。ただ、大会運営上はキャンセルとか出ると大変なので、スムーズな大会運営という意味では必要な事なのようにも思います。 斉藤は世界一のアベレージジャンパーと言われてましたから、補正があればプラスに作用する機会も多かったかもしれませんね。

アポロ

Re:スキージャンプの改革

2009/08/30 12:49

昨日(2009.8.29)、白馬のサマージャンプをみてきました。 最初は、わかりにくいルールと思い、あまりいい印象を持っていなかったのですが、 結構、おもしろいルールだと思いました。 最後から3人目のアマンが136m飛んだ後、湯本の時になんとゲートを5段も下げたのです。 その辺りの駆け引きも、みていて楽しめました。 昨日は、風もそんなに大きく変わった訳ではないので、いろんなケースが出てくるかと思いますが、 状況を的確に判断する力も求められるようになるでしょう。 冬の本格的なシーズンでどうなるか、ゲートや風の計算式が合理的かどうかなど、 楽しみにしています。

アポロさん

Re:スキージャンプの改革

2009/08/31 13:42

こんにちは。古いエントリーにコメント付けていただきありがとうございます。 私はまだ新ルールでの試合は見たことないのですが、これはかなのり駆け引きの妙がありそうですね。なれればそれが面白そうです

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