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HN:たじ たこ焼きの移動販売「ほっと12」の店主です。 2001年からコンサドーレのサポートシップスポンサーを継続中。 このブログは旧題「たじ争論」でしたが2010年より「たじの○○な話」に改題致しました。 個人的に好きなことや興味のあること、気になったこと、その他いろいろを特にサッカーやコンサドーレにとらわれずに適当に書いてこうと思ってます。

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フィギュアスケート四大陸選手権

2009年02月09日

この大会は来年のバンクーバーオリンピックと同じ会場で行われるということで、プレ五輪との評判だったが、リンクはNHL仕様のままで横幅が4mも短かった。各選手同じ条件なのでそのことは勝ち負けの言い訳にはならないものの、選手やプログラム内容によっては大きな影響があったと思う。来年の五輪本番までには改修されるようだが、本番と同じサイズでのテスト大会にならなかったのが残念。

男子
パトリック・チャン(カナダ)がショート、フリー共に1位の圧勝。地元開催の大会ということで観客の後押しもあり高得点に繋がった。チャンは4回転がプログラムになく、技術的にはそこが不満ではあるが、綺麗なスケーティングでほぼ完璧に滑りきったと言える。今回がたまたま良い出来だったのか、それとも今後も今回のような滑りを続けられるのか。後者であれば今後バンクーバーまでの男子はチャンを中心に回っていくことは間違いないと思う。2位はライザチェク(米)。今期はGPF出場も逃し、全米もアボット(米)に譲り、あまりいいところがなかったが、ここに来て少し調子を上げてきた。日本勢は3位が小塚、4位が織田。全日本で見た時はまだ織田が一枚上手だと思ったが、今回は織田の出来がイマイチだった。二人とも今回4回転に失敗しているので、なんとかこれを来年の五輪までには完成させたいところだ。アボットはミスが目立つ演技で5位。今期好調だっただけに残念だ。南里康晴は全く存在感のないまま12位。

女子
浅田真央の調子がおかしい。ジャンプに狂いが出て演技全体が波に乗れず、まさかのショート6位。キム・ヨナ(韓国)がショートで歴代最高記録を出し、ヨナ圧勝を思わせたが、逆にそれがヨナのフリーの演技を堅くさせたのかもしれない。ヨナはフリーの最終滑走。真央も2位のロシェット(カナダ)もヨナを脅かすような点数は出ていない。ショートの貯金を考えればヨナにとっては余裕過ぎる展開だ。無難にまとめにいった感じの演技にはキレが無く、ジャンプの回転不足も取られ、フリーは3位。結局ショートの貯金で逃げ切った格好。ヨナにとってはここで圧勝して世界選手権に望みたかっただろうから多少残念な思いがあるのではなかろうか。ロシェットもさすがの演技で、地元の大声援の後押しを受けて2位。バンクーバー五輪に向けて順調に力をつけている。その一方で不調の真央も不調なりに出来ることをきっちり頑張るところはさすがだ。フリーではジャンプの構成を変更し、難度を下げた。そして、1度は失敗したトリプルアクセルに再トライ。見事に決めて順位を3位まで上げた。考えてみれば、いくら浅田真央でも全ての大会で優勝するわけではないのだ。こういうこともある。今回は表彰台という最低ノルマを達成したことと、フリートップで女王の面目を保てたのでまずまずの成果だと思う。本人は不調の原因はわかっているが秘密だという。3月の世界選手権では不調を克服した真央に会えることを確信している。村主はショート4位と好位置につけたがフリーではミスが目立ち6位まで下げた。しかしそれでも村主はまだ世界のトップクラスで戦えることを見せつけたと言える。鈴木明子は緊張からか、力が出し切れなかったようで8位。

ところで、今回の大会はショートとフリーで全く別の大会ではないかと思うような、不思議な印象が残った。ヨナのショートは確かに良い演技だったが、果たして歴代最高得点の72.24の演技かというと、そこまでではないような気がした。そしてロシェットもショートで3-3を回避して3-2にしたのに66.90とハイスコア。加点の多いハイスコアな大会なのかと思ったのだが、一転フリーではヨナもロシェットも回転不足を取られ減点されまくってヨナが116.83、ロシェットが117.01。真央も3Aが1Aになり、3Tが2Tになるというまさかのミスもあったが、それでも118.66でフリートップ。結局フリーで120点台が一人もいないというロースコアな大会となった。ハイスコアのショートとロースコアのフリー。トータルスコアは平均的な数字になるというなんとも不思議な大会だった。ただ、ヨナはこれまであまり回転不足を取られたことがなかったし、GOEで減点されることも少なかったので、今回のフリーは少なからずダメージがあったのではないかと思われる。


post by たじ

12:07

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