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HN:たじ たこ焼きの移動販売「ほっと12」の店主です。 2001年からコンサドーレのサポートシップスポンサーを継続中。 このブログは旧題「たじ争論」でしたが2010年より「たじの○○な話」に改題致しました。 個人的に好きなことや興味のあること、気になったこと、その他いろいろを特にサッカーやコンサドーレにとらわれずに適当に書いてこうと思ってます。

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大相撲の憂鬱

2009年02月01日

大相撲はここのところ本当に苦しい立場に追い込まれている。「大麻問題」に「かわいがり問題」、「八百長疑惑」。それと朝青龍の問題児っぷり。ただ、朝青龍の問題児っぷりについては、結局はそれが彼をスターにしている要因だとも言える。だから朝青龍がスターであり続け、相撲界を盛り上げていくためには問題児でいつづけなければならないのである。初場所は引退の危機と騒がれ世間の注目を集めておいて土俵で結果を残すという最高の結果だった。しかも最後にガッツポーズをして「品格問題」という次の話題の種まきもちゃんとしている。暗い話題続きの大相撲界だか2009年は幸先良しかと思われたのだが・・・

若麒麟が大麻所持の現行犯で逮捕。もともとグレーと疑われていたようで、今回の現行犯逮捕というのも、要は警察にマークされていたということなのだろう。去年の大麻問題の時に膿を出し切れなかったということだ。これでは、膿は出し切ることが不可能なくらい相撲界に蔓延しているので、ロシア人だけトカゲのシッポ切りをしたのではないかと思われても不思議ではない。

大相撲というのはなんだか時代に取り残された伝統芸能になりつつあるように思う。力士の社会的ステータスが相対的に下がっている。それは昭和から平成へという抗いがたい時代の流れだと言える。露骨な言い方をすると大相撲というのは低学歴職業の代表である。かつては力士はほとんど中卒だった。学歴なんか関係ない、身体一つで出世できるというカッコイイ職業が相撲だったのだが・・・。幕内くらいまで出世できるのならいいけれど、ほとんどの人は関取になることもなく引退していく。相撲をやめた時に残っている肩書きは中卒。少子化で大学全入なんて言われる現代において、そんなハイリスクな職業選択をする人は少ない。そこで増えてきたのが大卒の力士と外国人力士。大卒で学生相撲出身の力士がだんだん増えてきた。相撲をやめても大卒の肩書きがあるというのは、中卒が当たり前の相撲界では大きな保険と言える。ただ、相撲界は典型的な徒弟制社会。学生相撲から大相撲に入った人は当然出世も早く、短期間で関取になるため、付け人経験が短い。これを俗に「ちゃんこの味が染みていない」という。要は長い年月を関取の付け人として相撲界のしきたりを身につけた力士に比べて、大卒力士は相撲界の伝統、しきたりに対する理解が浅いということだ。また外国人にとっては日本の学歴社会なんて関係ない。身体一つで出世できるチャンスに魅力を感じる外国人はいくらでもいる。こうして日本の伝統芸能大相撲は少しずつ崩壊して今に至る。

大相撲はこれからどこへ行こうとしているのか。伝統色を弱めてスポーツ化していくのか。あるいは原点回帰で伝統色を強めて、他のグローバルなスポーツとは一線を画した存在ということに相撲の存在意義を見いだすのか。その方向性が見えないのが現在の相撲界ではなかろうか。羅針盤を失った船に次から次へと大波が襲ってくる。相撲界の憂鬱は深い


post by たじ

07:17

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