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HN:たじ たこ焼きの移動販売「ほっと12」の店主です。 2001年からコンサドーレのサポートシップスポンサーを継続中。 このブログは旧題「たじ争論」でしたが2010年より「たじの○○な話」に改題致しました。 個人的に好きなことや興味のあること、気になったこと、その他いろいろを特にサッカーやコンサドーレにとらわれずに適当に書いてこうと思ってます。

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スポーツと国籍

2009年01月21日

昨日のエントリーで書いたが、全日本卓球女子で準優勝したのは中国から帰化した王輝選手である。王輝に限らず、日本国内には中国からの帰化選手がたくさんいる。もうちょっと言うと元中国人の帰化選手は世界中にいる。だから卓球の世界ランキング上位は実はほとんどが中国人か元中国人なのである。例えば、女子の最新世界ランキングベスト10を見ると、中国人5人、元中国人4人。なんとベスト10のうち9人が中国系だ。別に統計を調べているわけではないが、卓球の中国人選手というのはサッカーのブラジル人選手と同じくらい世界中に帰化選手がいるのではないかという気がする。

帰化といえば、最近話題になったスポーツ選手が一人。フィギュアスケートの川口悠子である。彼女はペアの選手なのだが、来年のバンクーバー五輪出場を目指すため、今回ロシア国籍を取得したのである。日本ではペアのパートナーとなる男子選手がいないため、彼女はパートナーを求めてロシアに渡り、今のパートナー、アレクサンドル・スミルノフとペアを結成した。この川口、スミルノフペアは前回の世界選手権では4位に輝いている。あくまでもロシアのペアとしてロシアの連盟からの出場であれば帰化しなくても世界選手権には出場できるのである。しかし、オリンピックは違う。オリンピックは国籍保有が出場資格になる。ゆえに、既に世界のトップレベルにあり、バンクーバーではメダルも狙える川口はロシアに帰化という重大な決断を下したのである。
スポーツの世界では国籍が違っていても世界選手権に出場できるというフィギュアスケートの方が珍しいケースで、大抵はサッカーにしても他の競技でも、ナショナル代表は国籍保有が条件になっていると思われる。

しかし、よく考えるとそんな国籍の壁があるのはスポーツくらいなのではないか、という気がする。芸術や学問の世界で国籍の壁に阻まれて帰化を決断したなんて話はあんまり聞かない。スポーツの世界はなぜか国家対抗の要素が強く、競技者が背中に国家を背負うことが多い。勝敗、順位を争うスポーツの場合、国籍という概念が存在し、五輪やW杯のようなナショナル代表の競技会が存在する以上はこの問題は避けて通れないことなのかもしれないが、選手一人一人にフォーカスするならば、高いレベルを目指して一途に努力した先に国籍の選択が待っている、というのは何かとても残酷なことのように感じるのである。


post by たじ

13:35

コメント(2)

この記事に対するコメント一覧

AK's

Re:スポーツと国籍

2009/01/22 19:27

国別の入場行進も、国旗の掲揚も大戦前のベルリンオリンピックから始まったらしいですね。 そういうことなのでしょう。

たじ

Re:スポーツと国籍

2009/01/24 08:30

>AK'sさん そうだったんですか。 なるほど・・・

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