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HN:たじ たこ焼きの移動販売「ほっと12」の店主です。 2001年からコンサドーレのサポートシップスポンサーを継続中。 このブログは旧題「たじ争論」でしたが2010年より「たじの○○な話」に改題致しました。 個人的に好きなことや興味のあること、気になったこと、その他いろいろを特にサッカーやコンサドーレにとらわれずに適当に書いてこうと思ってます。

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五段階計画の私的総括(後)

2008年12月14日

5.チーム力の強化、活動方針
強化計画12ページに各段階の具体的な取り組み、編成が表にまとめられている。
私は2008年はステップ5に挑戦した年だったのではないかと思っている。今年残留できればステップ5に大きく前進する、といったイメージだ。具体的に数字でステップ5と2008予算を比較してみる。

Aがステップ5、Bが2008予算。単位は百万円

       A   B
入場料    570  680
広告料    580  625
販売     100  125
その他    350  365
------------
      1,600 1,795

トップ人件費 800  755
トップ管理  220  173
ユース    150  151
興行     355  497
一般管理   195  208
------------
      1,720 1,784

営業収支   -120   11
営業外収入  280  102
営業外支出   11   13
営業外収支  269   89
経常損益   149  100

トップ人件費が2008年予算で755というのはステップ5の800にごく近いことからも、2008はステップ5に挑戦したと考えられる。ちなみにステップ4のトップ人件費は550。
ステップ5をよく見ると営業収支は-120、そして営業外収支が280もある。つまりもともと五段階計画はステップ5を達成したとしても、道からも市からも補助金をもらい続ける計画であり、営業収支がマイナスの赤字体質から脱却できない計画なのである。しかし実際は道からの補助金はなくなり、市からの補助金も順次減額の上撤廃の予定。2008予算では営業外収入が減った分、入場料、広告料の収入をステップ5よりも強気で予算を組まざるを得なかったのである。
そして今期、コンサドーレはブッチ切りの最下位で降格を決めてしまった。755のトップ人件費でこの有様なのだから、ステップ5の800でJ1定着なんて無理である。つまり、もともと五段階計画はステップ5に到達してもJ1定着できない計画だということが証明されたといえる。

ここまで見てきて言えることは、この計画が作られた当時とは既に前提が相当変わってしまっているということ、そしてこの計画ではJ1定着するためには不足だということである。いつまでも2003年当時に作った計画に固執するのではなく前提を見直して計画を作り直すべきだ、と私は考える。

具体的に変化した前提
・減増資による財務状況の変化
・補助金削減、撤廃
・トップ人件費8億ではJ1定着できないという事実

私はこの計画が破綻したとか失敗したとか言いたいわけではない。むしろポジティブな表現を使うならコンサドーレ強化計画は「歴史的役割を終えた」と言いたい。この5年間、一応五段階計画が錦の御旗としてボロボロになりながらもコンサドーレを支えてきたという側面はあったと思う。でも、もう前提が全然違っちゃっているのだから、その歴史的役割は終了したのだ。お疲れ様、五段階計画。

しかし、そうはいっても、既に2009の経営計画の中に計画の継続が明記されているわけで、今からそれを無かったことにするというのでは朝令暮改というものである。現実的な対応としては2009年1月に発表されるという中期経営計画2009-2011の中で、強化計画について状況変化に則したマイナーチェンジ版を発表するという形がベターではないかと思っている。もっとも、計画を状況変化に合わせて作りかえていくことは随時行うべき事なので、別に1月でなくてもいつでもいいとは思う。いつまでも元の計画に固執していると、どんどん現実との乖離が進んでしまい、いいことはなにもないと思うので、この五段階計画についてHFCには柔軟な対応をしてほしいと私は願っている。
(了)


post by たじ

07:19

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