2017年07月31日
CVSの歴史 4、初めての札幌ドームでの試合。
コンサドーレの札幌ドームでの最初の試合は 16年前、2001年7月21日の横浜FM戦でした。 札幌ドームの物珍しさも手伝って、厚別競技場の定員の約2倍にあたる 39,319人の大観衆が訪れ、この試合がコンサドーレ史上最高の観客動員数となりました。 クラブも、CVSも、お客様も、全ての人が札幌ドームでの初めての試合でしたから、要領が全く掴めず、大混乱のうちに試合が終わったという記憶しかありません。 特に、席詰めが上手く行かず、連続の席が見つからない為に 2人連れのお客様を前後の席や 少し離れた席に案内して我慢していただくというような事までしたのですが、試合が始まってしまうと なかなかそれも思うように出来ません。 大勢の立ち見客が出て マッチコミッショナーに注意され、仕方なく席が見つけられないお客さまを3階の通路に案内すると それもダメだと怒られ、終いには 階段にも座っていただいて 何とか対処したという状況で、試合終了までバタバタし、本当に大変でした。 あれから16年、先日の浦和戦は 札幌ドームでの 191 試合め (リーグ戦+カップ戦) でした。 33,353人の大観衆が入り、赤黒に染まったスタジアムでの 2-0での勝利は気持ち良かったですね。 心残りだったのは、バックスタンドに大勢の立ち見が出てしまった事で、この点はとても残念でした。 多くのお客様は席詰めに協力的で、お願いすると 快く席をずれていただけましたし、「ここに席が空いていますよ」 等と声を掛けていただけることも多く、とても助かりました。ありがとうございます。 一方で、試合が始まってしまうと 席詰めが視覚障害になる事もあり、この辺が席詰めの難しさになります。立ち見をしているお客様を案内しようと思っても、お客様自身が 列の中ほどの席に進むのを遠慮して 立ち見のままとなるというケースも少なくありません。 まだ空席があったのに 充分な対応が出来ず、昨年の金沢戦の二の舞となってしまい、すみませんでした。 CVSとして 慣れたつもりになっていても、まだまだ未熟で 力不足だということを痛感させられました。 毎年のように 大きく、小さく 席種や観戦のルールが変更され、時にはシーズン途中で変更される事もあるので、永く CVSを経験していても、それを覚えるのは 結構大変です。 毎年 2~3割のメンバーが入れ替わるのですが、新人さんはもっと大変でしょう。 席詰めにしても、席詰めをする機会が 年に1度 あるかないかなので、要領やコツの継承が難しくなっています。 しかし、CVSとして、皆様に少しでも気持ちよく観戦していただくために努力し、いつまでもチームが存続して活躍できるように協力していきますので、これからもご協力の程 よろしくお願いいたします。
posted by 青空 |20:20 | CVSの歴史 | コメント(4) | トラックバック(0)