コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2017年08月03日

CVSの歴史 7、平均年齢は 〇〇歳。

 先日のエントリー (CVSの歴史 2) に載せた新聞記事にもありましたが、初年度の募集では 年齢制限は 18歳から 60歳位までで、実際に登録した方の最年少は 18歳の専門学校生でした。

 それが CVSのメンバーが歳をとると共に、健康で元気であれば 上は何歳でもOKとなり、2004年からは 保護者の了承があれば 高校生も登録OKとなりました。

 年度別の年齢等の記録は手元に無いのですが、現時点で 今シーズンの登録者の最年少は 18 歳の高校生、最年長は なんと 81 歳、平均年齢は 55 歳だそうです。

 CVSがスタートして 20年、当初からのメンバーは皆 20歳、歳をとりました。また、近年は リタイアして時間が出来たので ボランティアをしたいという理由で CVSを始められる方も増えてきました。半面、若い方はなかなか増えませんので、今後も ますます高齢化していくのでしょう。日本全体が高齢化し、サポーターも高齢化していますので、これは止むを得ない事ですね。

 元気でさえあれば 高齢化はさほどの問題ではありません。経験が物を言う場面もあります。ただ、やはり 階段の上り下りなどはキツくなりますし、薄暗いところではチケットの小さな字が見えにくくなるので、担当する仕事が限られてくるのは否めません。
 一方で、若い方が増えないというの 大きな問題です。走って階段を上り下りしないといけない事もありますし、体力の必要な担務場所もあります。何より現場に活気が出ません。

 という事で、若い方、男女問わず 大歓迎です! たくさん来てください! 
 登録のお申し込みは こちら から。
 お待ちしています。
 もちろん シニアの方も 大歓迎です!

posted by 青空 |19:19 | CVSの歴史 | コメント(4) | トラックバック(0)

2017年08月02日

CVSの歴史 6、登録者数の推移。

 歴代のCVS事務局担当者が口を揃えるのが 人集めの難しさです。

 1998年に 97名でスタートした CVS。
 当初は順調に登録者数が増えて行きましたが、2002年に 365名を記録して以降は 頭打ちとなり、2007年からは 多少の増減があっても減少傾向が続いています。
 そして、2017年は7月末の時点で 僅か 204名に止まっています。


【登録者数の年度別推移と チームの成績】

 年度  登録者数 試合数  最終成績 
1996年   ―     -    JFL 5位/16チーム
1997年   ―     -    JFL 優勝/16チーム
1998年   97人   11     Jリーグ 14位/18チーム 
1999年  156人   15     J2 5位/10チーム  
2000年  223人   17+1    J2 優勝/11チーム  
2001年  281人   12     J1 11位/16チーム 
2002年  365人   12+1    J1 16位/16チーム  
2003年  336人   19     J2 9位/12チーム 
2004年  367人   20     J2 12位/12チーム 
2005年  352人   20     J2 6位/12チーム  
2006年  345人   22     J2 6位/13チーム  
2007年  301人   20     J2 優勝/13チーム 
2008年  300人   17+1    J1 18位/18チーム 
2009年  315人   24     J2 6位/18チーム  
2010年  292人   16     J2 13位/19チーム  
2011年  258人   17     J2 3位で昇格/20チーム 
2012年  247人   17+3    J1 18位/18チーム 
2013年  246人   21     J2 8位/22チーム 
2014年  287人   21     J2 10位/22チーム 
2015年  255人   21     J2 10位/22チーム 
2016年  246人   20     J2 優勝/22チーム 
2017年  215人   17+4    J1 11位/18チーム 
2018年  
          (リーグ戦+カップ戦)


 登録者数とチームの成績は連動するのではないかという人もいますが、こうして並べてみると 無関係のようですね。
 登録者数が増えない原因に関しては いろいろ言われますが・・・・・、


 次回に回します。

posted by 青空 |20:20 | CVSの歴史 | コメント(2) | トラックバック(0)

2017年08月01日

CVSの歴史 5、CVSの名付け親。

 コンサドーレのボランティアスタッフは CVS と呼ばれます。
 “コンビニじゃないからね” という突っ込みはお約束。 以前は “onsadole Sapporo olunteer taff” 、チーム名が 北海道コンサドーレ札幌に変更されて以降は “onsadole olunteer taff” の頭文字をとったものですが、いつ頃、誰が 名付けたのでしょうか? 
 いろいろ人に尋ねたのですが、結局 定かな事は判りませんでした。

 1年目は 単にボランティアスタッフと呼ばれていたそうです。
 当時はリーダーもおらず、マニュアルもなく、アルバイトリーダーさんの下で担務していたそうですから、アルバイトに対して ボランティア という位置付けだったのでしょう。
 2年目から リーダー制がスタートし、その中でマニュアルが作成されましたが、そのタイトルは CVSマニュアルだったそうで、どうやらその頃から 自然発生的にCVSと呼ばれるようになったようです。

 白い恋人サッカー場で芝生の手入れをお手伝いしていた 「すいか隊」 も 素敵な名前でした。
 他のサッカーチームでも、ガンバ大阪の GAMBA GRASSA、清水エスパルスの パルちゃんクラブ、松本山雅の TEAM VAMOS など、素敵な愛称を持つ組織も有りますが、一方で スポーツボランティア、サポートスタッフなど、味も素っ気もなくそのままというチームもあります。

 CVS、シンプルながら なかなか良い愛称だと思うのですが、いかがですか?


posted by 青空 |20:20 | CVSの歴史 | コメント(0) | トラックバック(0)

2017年07月31日

CVSの歴史 4、初めての札幌ドームでの試合。

 コンサドーレの札幌ドームでの最初の試合は 16年前、2001年7月21日の横浜FM戦でした。
 札幌ドームの物珍しさも手伝って、厚別競技場の定員の約2倍にあたる 39,319人の大観衆が訪れ、この試合がコンサドーレ史上最高の観客動員数となりました。
 クラブも、CVSも、お客様も、全ての人が札幌ドームでの初めての試合でしたから、要領が全く掴めず、大混乱のうちに試合が終わったという記憶しかありません。
 特に、席詰めが上手く行かず、連続の席が見つからない為に 2人連れのお客様を前後の席や 少し離れた席に案内して我慢していただくというような事までしたのですが、試合が始まってしまうと なかなかそれも思うように出来ません。
 大勢の立ち見客が出て マッチコミッショナーに注意され、仕方なく席が見つけられないお客さまを3階の通路に案内すると それもダメだと怒られ、終いには 階段にも座っていただいて 何とか対処したという状況で、試合終了までバタバタし、本当に大変でした。
 

 あれから16年、先日の浦和戦は 札幌ドームでの 191 試合め (リーグ戦+カップ戦) でした。
 33,353人の大観衆が入り、赤黒に染まったスタジアムでの 2-0での勝利は気持ち良かったですね。
 心残りだったのは、バックスタンドに大勢の立ち見が出てしまった事で、この点はとても残念でした。
 多くのお客様は席詰めに協力的で、お願いすると 快く席をずれていただけましたし、「ここに席が空いていますよ」 等と声を掛けていただけることも多く、とても助かりました。ありがとうございます。
 一方で、試合が始まってしまうと 席詰めが視覚障害になる事もあり、この辺が席詰めの難しさになります。立ち見をしているお客様を案内しようと思っても、お客様自身が 列の中ほどの席に進むのを遠慮して 立ち見のままとなるというケースも少なくありません。
 まだ空席があったのに 充分な対応が出来ず、昨年の金沢戦の二の舞となってしまい、すみませんでした。
 CVSとして 慣れたつもりになっていても、まだまだ未熟で 力不足だということを痛感させられました。

 毎年のように 大きく、小さく 席種や観戦のルールが変更され、時にはシーズン途中で変更される事もあるので、永く CVSを経験していても、それを覚えるのは 結構大変です。
 毎年 2~3割のメンバーが入れ替わるのですが、新人さんはもっと大変でしょう。
 席詰めにしても、席詰めをする機会が 年に1度 あるかないかなので、要領やコツの継承が難しくなっています。
 しかし、CVSとして、皆様に少しでも気持ちよく観戦していただくために努力し、いつまでもチームが存続して活躍できるように協力していきますので、これからもご協力の程 よろしくお願いいたします。

posted by 青空 |20:20 | CVSの歴史 | コメント(4) | トラックバック(0)

2017年07月28日

CVSの歴史 3、明日の浦和戦が 361試合め。

 CVSとして記念すべき最初の試合は 1998年7月29日、中断明けの 厚別競技場での セレッソ大阪戦でした。
 当日は 10代から50代までの男女 20人が担務しました。最年少は 18歳の専門学校生2名で、翌日のボランティアを紹介する新聞記事にも登場しています。

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 仕事の内容は 会場案内・ゲート管理、ファンクラブ受付、来賓受付・接待、試合終了後のゴミ拾いなどで、現在と殆ど変わりません。
 CVSも アルバイトチーフの指示の下で業務に従事したそうですが、何しろ初めての事で クラブ側も アルバイトチーフも 要領が判らず、試行錯誤の連続だったそうです。
 まだマニュアルもなく、右も左も判らないのに、当日は17000人を超える大観衆で満員だったそうで、目が回るような忙しさだったでしょうね。本当にお疲れ様でした。

 1995年1月の阪神淡路大震災で 災害ボランティアの有用性が叫ばれて以来、様々なシーンでボランティアが活躍するようになりました。今では 災害が発生する度に大勢のボランティアが被災地へ向かい、マラソンやゴルフなどのスポーツ大会でもボランティアが活躍しています。
 ただ、当時は やっと一般にボランティアというものが浸透し始めた時期で、まだ スポーツボランティアという言葉も あまり馴染みがありませんでしたから、クラブ内でも CVS内でも それぞれの認識に違いがあり、いろいろ難しい面もあったようです。
 新しい事を始めるというのは どんな事でも大変です。


 その後は 現在まで、札幌で開催されたホームゲーム 360試合、全ての試合で試合運営のお手伝いをしてきました。
 明日の浦和戦が CVSがお手伝いをする 361 試合めとなります。
 最初の試合と同様、明日も忙しくなりそうですが、19年間に積み上げてきた経験を活かせる担務、試合運営にしたいものです。

 円滑な試合運営の為には 皆様のご協力が欠かせません。 お願いは こちら。
 明日もよろしくお願いします。
 

(7月31日追記)
 大変申し訳ありません。
 試合数を数え間違え、実は 浦和戦は 361試合目でした。
 参考までに 年度別の担務した試合数を一覧にしました。


posted by 青空 |20:20 | CVSの歴史 | コメント(0) | トラックバック(0)

2017年07月27日

CVSの歴史 2、97人でスタート。

 サポーター集会での提案を受けて、クラブは鹿島や柏などのスポーツボランティアを参考に体制作りを進めました。
 実際に他チームの現場へ視察にも行ったそうですが、チームによりボランティアのあり方や運営方法に大きな違いがあり、なかなか札幌の実情に合うようなシステムは見つからなかったそうです。
 結局、札幌オリジナルのシステムを作ろうという事になったのですが、その検討に時間を要した事もあって、1998年シーズンのスタートには間に合いませんでした。
 しかし、試合と並行して検討を進め、とりあえずの方針が決まって、同年6月16日の新聞各紙に ボランティアスタッフ募集 の記事が出ました。

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                   同日の北海道新聞より

 募集人数は 60人でしたが、札幌市内や近郊だけでなく旭川や室蘭などからも 112人の応募があり、7月15・16日に開催された説明会を経て、初年度は 97人が登録してくれました。
 熱くコンサドーレを応援してくれるメンバーばかりだったようで、その中の何人かは 今年もCVSに登録してくれています。昨シーズンまでCVS事務局を担当してくれたF田さんも その中の1人でした。


posted by 青空 |22:22 | CVSの歴史 | コメント(2) | トラックバック(0)

2017年07月26日

CVSの歴史 1、CVSの始まり。

 CVSが最初に担務した試合は 1998年7月29日の セレッソ大阪戦でした。
 奇しくも同じ 7月29日に開催される浦和戦は、CVSとして20年目のスタートの試合です。
 本来であれば 過去を振り返るのは20年目が終わった時点の方が キリが良いのでしょうけれど、思い立ったが吉日、CVSの事を知っていただくためにも いろいろ振り返ってみたいと思います。


 1993年に10チームでスタートした日本プロサッカーリーグ (Jリーグ) ですが、1999年に J1とJ2の2部制となり、2014年には J3が創設され、現在は J1からJ3までに 57チームが参加しています。
 Jリーグ発足当時の人気は凄まじく、どの試合もチケットの入手が困難で、特にスター選手揃いだった読売ヴェルディの試合は プレミアムチケットになるという状況が続きました。
 そのような中で、JCの若手経営者を中心に 札幌にもプロサッカーチームを作ろうという機運が高まり、東芝サッカー部を母体として 1996年に コンサドーレ札幌が誕生、同年からJリーグの下部組織であった JFLに参加しました。
 あの頃は 多くのサッカー少年団の保護者もサッカーチーム誘致の為の署名集めに走り回りましたし、タクシーの後部などに貼られていた 「夢のはじまり」 というステッカーを覚えていらっしゃる方も多いと思います。
 
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 ところが、Jリーグ人気に乗れば何とかなるという甘い見通しが災いして、初年度から 7億9000万円の赤字を計上。2年目も J昇格を目指すため選手獲得に多大な資金を投入したことから、1997年末には累積赤字が 17億円となり、最初の経営危機を迎えました。
 そうした中、1997年12月27日に緊急開催された第1回サポーター集会で、運営経費削減の為にボランティアの活用が提案されました。  (議事録は こちら、 第一部サポーターの支援についてを参照 )
 「サポーターはチームの為に何が出来るか」 を考えた提案でしたが、検討課題として先送りされ、1998年2月に開催された第2回サポーター集会でも 明確な回答は出されませんでした。 (議事録は こちら、 第一部の1、臨時集会での提案に対するHFCからの回答を参照 )

 しかし、それがきっかけで ボランティア組織の創設が検討されるようになり、ここからCVSが始まったと言って良いと思います。


posted by 青空 |22:22 | CVSの歴史 | コメント(0) | トラックバック(0)

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