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2006年02月28日

Bosnia and Herzegovina

 今回の代表の試合相手です。けっこう日本でも馴染み深い国かもしれません。実はあのオシム監督の出身国です。でもオシム監督って、どの民族に属するのかな。ほかには84年の冬季オリンピックが首都サラエボで開催されました。でも、このときの国はユーゴスラビア。終身大統領チトー死去後、いろいろとあった国です。そのことについては、いつかフットボール大学院の演習で・・・。
 私がこの国で思い出す選手といえば、94-95シーズンをバルセロナに所属したクエジャールです。このシーズンはアメリカW杯後のシーズンであり、W杯で大活躍だったルーマニアのハジを追いやりバルサの10番を付けた選手です。私の知っている限り、それ以前のバルサの10番はマラドーナ、バケーロ、そしてロマーリオなど名選手ばかりで、リーグ開幕前はどんなに凄い選手かと思いました。しかし、開幕すると怪我はするし下手だし、もう勘弁して下さいという選手でした。まるで何処かのクラブの外国人のようです。そして、このシーズンからしばらく常勝バルサは低迷するのでした。
 札幌にも旧ユーゴスラビア出身の監督や選手もいましたが、私の思い出のクエジャールのように短命でしたね。


posted by パンターニ |20:41 | 大学院 | コメント(1) | トラックバック(0)

2006年02月28日

フットボール大学院開設

 今回から、ブログの中でフットボール大学院を開設しようと思います。サッカーのルールや隠れたネタなどを提供したいと思います。審判員などを目指す方には、筆記試験対策にも良いかもしれません。成績優秀者には修士号の学位を授与。その後、博士課程に進んでいただいて博士号にチャレンジしていただきたいと思います。なお、この学位は一般社会ではまったく役に立ちませんので、宜しくお願いします。


募集要項 
      入学資格 サッカーが好きな老若男女
      定員   無制限
      学費   0円(試合での実習費・飲み屋での研究費は含まず)
      授業形態 ブログ上のコメントなどで運営


第1回 ルール演習
 サッカーのルールであるLaws of the Game(サッカー競技規則)は国際サッカー評議会によって制定され、FIFAから発行されている。このサッカー協議規則は毎年2月または3月に開催される国際サッカー評議会の年次総会でその改正が検討され、その決定がFIFAから通知される。FIFAの公用語は英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語であるが、日本では日本サッカー協会審判委員会の責任の名の下に英語版を日本語に翻訳している。

 本日は、その競技規則の第1条、競技のフィールドと第3条、競技者の数について演習を行いたい。
 世界にはさまざまな競技場がある。私が行った競技場の中でのお気に入りは国内なら仙台スタジアムと県立カシマサッカースタジアム、海外ならバルセロナのカンプ・ノウですね。これら3つのスタジアムの共通点は、サッカー専用であることと試合時の雰囲気(因みに筆者は、バレンシアのホームであるメスタージャのピッチに立ったことがある)。我が札幌のホームスタジアム、札幌ドームも世界でも珍しいスタジアムなのは周知の事実。札幌ドームに行くたびに、野球観戦をするような錯覚にとらわれます。
 ではフィールドに下りてみましょう。フィールドの中心にはハーフウェーラインがありますが、何故かセンターラインという方が多いようです(私の中学、高校時代の体育教師でさえセンターラインと言っていた)。これは、完全なる間違いです。ほかのスポーツでセンターラインという言葉を使うのでしょうか?
 第3条の競技者の数ですが、競技者の中に1人は必ずGKを入れなくてはならないとなっています。GKが退場するならば、替わりのGKを必ずプレーさせなくてはなりません。94年W杯のイタリア―ノルウェー戦でGKが退場し、エースであったR・バッジォが控えのGKと交替させられたシーンは大変印象的でした。競技者の人数については宿題とさせていただきます。
 
それでは問題
①世界にはさまざまな競技場があるが、W杯初のドーム球場で行われた大会と 試合カード名を答えなさい。
②競技フィールドのコーナーには必ずコーナーフラッグポストを立てなければ ならないが、ハーフウェーラインの延長上はポストを立てるべきか?(審判員試験対策)
③試合を成立させるには、1チームの競技者最小人数は何人以上必要か?(審判員試験対策)


posted by パンターニ |11:01 | 大学院 | コメント(7) | トラックバック(1)