2016年11月05日
アンチ日ハムで誰が得をする?
私が、なぜ今動いたのかといいますと、それは日本ハムファイターズのパレードの発表の時でした。 私も、どうしてもコンサびいきに考えてしまいますので、なぜあの日のあの時間をチョイスしたんだ!?と、驚きと疑問でいっぱいでした。 その時にたまたまツイッターを見ていると、一人のコンササポが、この件について、日ハムが悪いというようなことを嫌味たらしく書いていました。 この件については、私も怒りの気持ちが少しかはあったかも知れませんが、その矛先が日ハムだなどとは、考えもしませんでした。 そこで気になって検索をすると、何人ものコンササポが、ここぞとばかりに日ハム叩き。そこには、年配と思われる人もいたり、プロフィールにコンササポ、アンチ日ハムと書いてあったり、少し前の書き込みを見ると、リーグ優勝の時にもわざわざ日ハムのことを悪く書いたりして、同じコンササポとして、本当に目を覆いたくなるものばかりでした。 みなさんお分かりのとおり、日本ハムファイターズの一存で決まるものでもないわけですし、様々な事情が入り交じるのが社会というものです。 何の証拠もなく、誰かを叩くなど、最も忌まわしい行為でありますし、それが、健全な精神を養うはずのスポーツを愛する者が、老若男女多くの人が閲覧可能なところに書いて主張するのですから、スポーツの本来の精神を当たり前と思ってスポーツを観てきた多くの人達にとっては、失望や怒りしかわいてきません。 私も、あまりにもひどいので、日ハム叩きをしている何人かに返信をしました。 すると、何を根拠に悪く書いているのかという問いに対して、ずっと前にあった事実かどうかもわからないようなことを引っ張りだしてきて、それでこちらを論破したような気になって蔑んだ態度をとってきたり、こちらのコメントが消えるように一度自分の書き込みを削除してあらためて同じ書き込みをしたり、そこまでするかというぐらいに、とにかく叩きたいという、不気味さすら感じる陰湿さでした。 何度も言いますが、私はコンササポであり、本来なら、こういう人達の味方であるべきだと思うのです。 そう、例えば、ゴール裏で飛んだり跳ねたり歌ったりして応援している隣にいる人が、まさにこうした日ハム叩きの書き込みをしている人達かも知れません。 でも、そういう人達がまわりにいると思うと、ブーイングのブーすら、儀式のようなものとは思えず、陰湿に相手を心から蔑んでいる人達が何人もいるんだと思えてきてしまいます。 同じコンササポの私ですら、実はもう何年も前からそんな気持ちにさせられてきました。 言ってみれば、そういうものと割り切って免疫が身に付いている自分ですら、日ハム叩きのような、自分らこそが第一でまわりをリスペクトしないような、そういう考えの人達が多く存在するとわかったら、とてもじゃないけどゴール裏にはいられなくなってしまったほどなのに、そういう免疫のない人達がネットでそれを目にした時、果たして観戦に来たいと思ってもらえるでしょうか。 こういうことを言うと、日ハムファンにだってそういうやつはいると言われたり、日ハムファンはもっとひどいとか、日ハムは昔コンサに対してこんなことをしたとか、日ハムのせいでコンサはこうなったとか、そういう返しをしてくるのが、彼らのパターンです。 アンチであろうと見下すようなことを言っても、それを書いた人物個人の評価になるのなら構わないでしょう。 ただ、とても迷惑なのが、これが結局、コンササポの評価となってしまうことです。 社会で問題になっていることと同じく、個人としてどんな書き込みをしてもいいだろうと主張したところで、どこかに所属していれば、そこに迷惑がかかってしまう。 自分の自由だ、表現の自由だ、勝手だろと言うけれど、個人の感情として持っておくことと、多くの人が見られるネットの場に書き込むこととの違いすらわからずに書いてしまっているのが、本当にやっかいなところです。 これが、十代の若者なら、社会を知ることですぐにでも変わってくれるものですが、20代や年配のサポーターに至るまで、日ハム叩きの書き込みをしていることが、本当に情けなくなります。 このような書き込みをしている者もいました。 「日ハムとコンサ両方応援してるやつの気が知れない。」 個人的にそう思うことは結構。でも、こんなことを同じコンササポに言われて、当てはまる人がどんな気持ちがするでしょうか。これを見て怒って、どちらか片方にしようと思ったら、確実に日ハムに行かれてしまうでしょう。コンササポに言われたのだから。 このような書き込みもありました。 マセード > レアード なぜ、わざわざ相手を落としてこちらを持ち上げなければならないのか。 結局、これがどう思われるかというと、サッカーの応援は、自分らの応援するのはいいけど、ブーイングしたり相手を見下すようなことをわざわざやるから嫌だ。 ブーイングが、単なる儀式的なものとして捉えられず、相手を見下さないと応援出来ないような根性の悪いゴロツキの集まり程度に思われてしまうわけです。 そもそも、サッカーサポでは一般的なブーイングにしても、普通の日本人のサッカー以外のスポーツファンからすれば、ルールどおりに健全なプレーをしていたりただ登場したり名前を呼ばれただけの相手に対して、親指を下げてブーなどしている姿など、全く下品なものとしてしか受け取られていません。 バスケなどでは、わりと軽いノリで取り入れようとしていて、サッカーのように、鬼の首を取ったようにブーイングをするような姿は、普通の日本人のスポーツファンからすれば、不快でしかないのです。 少々横道にそれましたが、よっぽどコンサだけでも、ブーイングは悪質な反紳士的なプレーのみにしたほうが、クリーンな試合も実現でき、その効果も上がるのではないかと思います。 日ハムは、見事日本一を達成しました。 コンサは、J2、二部リーグです。 私なら、その時点で、より謙虚に応援をがんばって、魅力あるチームにして、まずはJ1に上げることに専念しようと考えます。 他の競技だなどと言い訳などしていられず、はっきり言って、人気、実績ともに、雲泥の差です。 それでいて、叩くなど、仮に嫌いだったとしても、人として情けない、何か言うなら超えてからだ!という意気込みで、自分らを奮い立たせるのが本当ではないかと思います。 そして、こちらが上に立った時には、大きな器で他を叩くようなこともしないのです。 なにかそういうのも、スポーツから学べて人生にもいかせる美学でもあると思うのですが。 つづく
posted by aiwo2 |16:53 |
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