コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2018年10月26日

~進化~ 第18節暫定試合の名古屋戦戦前準備

今節は、リーグ戦は28日第18節の暫定試合、コンサVS名古屋戦の1試合のみ。
しかし、明日27日ルヴァン杯決勝戦湘南VS横浜FM戦・ちょっとびっくりの埼スタで。
少し遡って、水曜24日には、天皇杯準々決勝浦和VS鳥栖、川崎FVS山形、磐田VS仙台、AFCリーグ準決勝水原三星(韓国)VS鹿島が開催され、浦和・J2山形・仙台・鹿島が勝利・勝ち抜け、(天皇杯準々決勝残る鹿島VS甲府戦は11/21)。
J1チーム、10チームが試合・実戦、8チームが調整です。
この日程の影響は、次戦対戦に反映となる所となっています。

さて、コンサは対名古屋戦で、3試合振りの勝利・勝ち点3を狙い、対戦対策トレーニングに集中。

その内容を見ると、次戦の戦術・戦略が垣間見えて来ますね。
直近3日間のトレーニング内容は、
〔水曜〕  
パス&コントロールを消化し、
後方からのロングパス→サイドからのクロス→シュートの一連の動きを反復練習。
ミシャ指示「個々で、どんな練習が週末への良い準備となるか、頭を使って考えて、明日の練習をする」。
〔木曜〕
FW・サイドグループ と DF・ボランチグループ に分かれて、それぞれグループ毎に、クロスシュート練習。
ミシャ指示「通常プレイ、プラス相手に分り難いボールの持ち方、パスの出し方に工夫する」。
「毎日同じ事をやっている(同一練習)と、プレーが緩くなってくるので、楽しみながらサッカーをする」。
〔金曜〕
パス&コントロール練習の後、
ミシャ指示「狭い中でボールを回すため、周りの状況の把握や素早い判断が必要。」
「前線選手は、細かい動きやキレのある動きをしたり、コンビネーションを入れて攻撃できる選択肢があればトライする」。
グリッドを狭くした試合形式練習で、狙い通りの素早いパスやワンタッチでの早い攻撃など、展開が激しく変化し、両チーム相手し日を崩し得点獲得を練習。

ここから、コンサの名古屋対策・想定試合内容が見えて来ます。
結論は、2つの攻撃パターンが想定プレイ内容です。

①ロングカウンター
<前線へのロングパス~前線からサイドへ流れ・クロスパス~シュート>バターンが採用されるでしょう。
これは、名古屋の主力攻撃パターン「ショートパス・サッカー戦術、攻撃バランスの多数選手攻撃」では、攻撃バランス=守備選手数が減少しており、名古屋多数選手エリアを一機に飛び越す相手DFエリア=コンサ前線エリアを攻撃エリアとする戦術で、対名古屋対策では、最適・最効果戦術です。
ロングカウンターのもう一つの主パターン<前線・サイドのDF・SB裏スペースエリア攻撃~前線選手のみでシュート>の「放り込み戦法・戦術」は、優秀・高守備力DF陣のJ1では、中々通用しません。
そこで、コンサの採用戦術が、ロングカウンター攻撃~そのポイントからのショートカウンター・サイド攻撃となり、「崩し・突破型戦術」が効果大との練習が実施されている訳です。
木曜の「前線・サイド」グループと「DF・ボランチ」グループに分けた「クロスシュート」練習は、この点に関連した練習でした。
「前線・サイド」グループの「クロスシュート」練習こそが、このロングカウンター派生「クロスカウンター」の一部分でした。
一方の「DF・ボランチ」グループのクロスシュート練習は、次項②で出て来る「組織的攻撃=攻勢局面」でのクロスシュート練習で、局面が発生する過程は、ロングカウンターの流れではなく、その後、コンサが攻勢=攻撃フェーズとなった場合、ショートパス交換やサイドチェンジの中から発生する「クロスシュート」であるため、別グループに分けた練習となったものでした。

②ショートパス交換・サイドチェンジの「組織的攻撃」
①のカウンターと並列し、
名古屋のお株・特徴「ショートパスサッカー」に、コンサも「ショートパスサッカー」戦術で対抗します。
そのポイントとして、
・相手に分り難いボールの持ち方、パスの出し方の工夫
・狭い中でボールを回すため、周りの状況の把握や素早い判断が必要
・前線選手は、細かい動きやキレのある動きをしたり、コンビネーションを入れて攻撃できる選択肢があればトライ
・素早いパスやワンタッチでの早い攻撃など、展開・プレイを激しく変化させ、相手を崩す、   を練習内容としています。
「狭いエリアでのパス交換」を成立させ、決定的ショートパス・スルーパス・ドリブルを駆使し、名古屋の「中盤~守備陣」を突破・崩壊させるもの。
そのキーは、
〇相手に分り難い=意図が予想されにくい「ボール保持・パス出し」、
前線選手に求めるコンビネーションを入れた攻撃、中盤~サイド~DF・ボランチとのパス交換で成立させようとする内容で、多数パス受け手候補の創出も重要ファクターとなります。
〇狭いエリアでも可能とする「状況把握・瞬時の判断」
〇素早いパス・ワンタッチパス=パススピード(パス自体・パス出しタイミングの両面)
〇展開・プレイ内容を激しく変化させる。(同一テンポプレイは名古屋選手が予想し易いプレイで、最も狙われるプレイ)

そのため、コンサの試合形式練習は、
「グリッドを狭めた<縮小フィールド>」で、選手間の密集度を上げて、その中でのパス交換成功、変幻のプレイ・展開で意表を突いての突破を成功させる練習を反復した訳です。

いずれにしても、名古屋の「中盤~守備陣」をショートパス戦術で、突破・崩壊させようとしています。

実は、フィジカル練習以外、全体練習は、この2パターン攻撃<ロングカウンター、ショートパス組織的攻撃>しかやっていない、と言える位徹底し、「正面攻撃」で名古屋を撃破する試合想定、という事ですね。

しかし、ほんの僅かしかなかった「枠内必須、GKの届かないポイントへのシュート全体練習」は、「個人練習」に代替との感覚・考え方は、どうでしょうね??練習メニューに入れ続ける事で「重要性」を全体に周知・徹底し、個々の決定率を改善する事になると思われますが・・・!!

本来、対戦用トレーニングは、起用候補全選手、
〇相手チームのストロングポイントとウィークポイントを事前把握
〇そのための対策=弱点・ターゲットを把握、その攻略対策を習得
で、スコアラーによる詳細で効果的な「対戦チーム分析」の共通認識・共通実践のための練習ですね。

名古屋は、強弱、長短が明白な・特徴の強いチームである分、対抗策も大きな効果を発揮します。
本日既に、名古屋対戦のため、「三重県練習地」に到着済みで、明日最終練習で対策完成となります。

複数得点獲得で名古屋に完勝しましょう!!
明日のトレーニングも頑張れ!

posted by yuukun0617 |20:22 |

2018年10月25日

~進化~ 第18節暫定試合の名古屋戦事前点検

前ブログで、第30節のコンサと次戦対戦チーム名古屋の両チームの試合データを点検しましたが、両チームともに、一時の”勢い・強力戦力”から低下した現況を表す数値が並んでしまいました。
コンサには、これまでの累積勝ち点に救われ、6位順位を辛うじて確保の現状ですが、
名古屋は、ここまでの低迷・勝ち点累積失敗から、降格圏候補としての辛い闘いとなっています。

どちらのチームにとっても、最大戦力ピークは過ぎており、下降・低下状態をどう食い止め、戦力弱体化傾向を阻止するかが、試合を決定付けるポイントである事は間違いありません。
実は、あらためてシーズン展開の中、「試合経験を積み上げて、順調に、戦力上昇」との認識は甘いものだったと、実感・噛み締めています。
特に、夏場の中断期間は、W杯だけでなく、毎シーズン、長短はあるも存在しますが、そこでの「戦力強化・整備」「新戦力補充」が後半シーズンのエネルギー源となる点も、コンサは軽視していたものでしたね。その差が「現在の低迷」の真因の一つでした。

しかし、残る試合も「5試合」しかありません。
ここでは、前記の通り「如何に戦力低下を阻止」する工夫・戦術・対処に集中が最高の手段です。
ここでは、昨日実施(ブログ)の直近試合ポイントを更に推考したいと思います。

1.昨日実施(ブログ)の直近試合ポイントの推考
①30m侵入数=攻撃回数は同レベルで、リーグ平均レベル(決して攻撃的数値ではありません。)
②パス数・成功率は名古屋が圧倒。コンサの成功率はリーグ平均でしかありません。
③シュートは、「低レベルシュート」が大半で、シュート数=チャンス量は大量で、一見「高い攻撃力」に見えるも、実質は、「決定力」に重大懸念・課題です。
④クロス数はコンサ優位も、成功率で著しく劣後し、リーグ平均レベルの半分の低レベル成功率で「低レベルプレイ」。<コンサのクロス攻撃は、現在は不成立・不成功>が現実値。
⑤FK・CK数は、リーグ平均水準で、<得点チャンス・パターン>は現在存在せず。
⑥走行距離はリーグ平均レベル。スプリント数は、負のスプリント(守備へ切り替わり、自陣へ戻るための守備用スプリント)が大半で、正=攻撃のスプリントは、リーグ平均以下のレベルまで低下。「ミシャ戦術のパスサッカー・ショートパス戦術の影響が全体に波及し、前線への放り込み以外は、ビルドアップ型の遅攻パターンしか無く、カウンターが消滅しています」。
6つのポイントを指摘しましたが、これは現象・プレイ実像です。
2.ポイント推考
全体評価は、
コンサ・スタイル「超攻撃的・ミシャ戦術で多彩戦術・強力な攻撃力と得点力・全体ブロックでの密集組織型守備」は、大きく変形し、
・「カウンターは前線への放り込みのみで、限定パターン攻撃」
・「ポジショニングのズレ・タイミング遅れを放置したままで戦術実践度が限定局面(特定選手プレイ)以外は、不成功」
・「精度の甘さ=低集中度を未改善のまま、組織プレイが成立せず、個々プレイで失敗が多発」
との状況で、第30節数値の随所に「問題が多発」となっています。

特に重要ポイント「カウンター攻撃力低下」が問題です。
本来の「戦術論」では、~ここから少し「基本講座」気味です~
ハイレベルに守備戦術が進化し「組織的な守備」の攻略が困難のため、
守備組織が整う前の「限られた時間」=「攻守の切り替え」局面での攻撃=「カウンター攻撃」が重視されます。実際、得点データで、セットプレー以外のシュートチャンスでは<75%は、ボール奪取から5本以内パスで得点獲得>のカウンター得点で、「試合の鍵」となりますね。
試合展開で、<ボールを殆ど支配するにも拘わらず。僅か2・3回しかないカウンターで失点し、敗戦>は最悪の試合展開です。
一方で、現在存在感が大きく希薄化、少数チーム数となっていますが、敢えてカウンターをせずに「組織的攻撃(ビルドアップ・パスサッカー戦術)」へ移行とするチームもあります。その理由「カウンターでフィニッシュまで到達すれば良いが、途中でのボールロストは選手間の距離も離れ、縦関係も間延びが避けられず、ボール再奪取のプレスも不能、とのデメリット・危険を避けたい」とのポイントも理解出来ますが、「有力得点チャンス」の喪失は痛いですね。
もう一つ「カウンターのキーファクター」を確認すると、
①ボール奪取エリア(通常選手密集、相手選手近接エリア)から素早く脱出し「ボール保持」を確実に=安全に抜け出す。
②前のフリーな味方へのパスを優先。ボール保持者がフリーならドリブルで前に運ぶもOK。
③出来る限り少ないタッチ・時間で、相手陣奥へ前進を優先。
④縦の3つのレーンで形成。ピッチ幅を広く使用は、相手守備を困難化する。
⑤ボール付近に選手を集めない=味方選手との距離が短縮は、*相手陣の密集を呼ぶ*相手チェック・インターセプトリスクの高い短距離パスで「選手距離の近接化はパス成功の秘訣」は幻影で、サッカーを知らない認識です。一定の距離間が「パス成功」の最大ポイントである事は、大基本ですね。
⑥他のライン(ボール保持選手ラインの「前」と「後ろ」の選手ライン)選手も「カウンター」に参加する。
⑦数的優位、ポジション優位状況を探す。 と7ポイントが基本知識ですね。

カウンターの工程を記載すると、
*ボール奪取・・①の通り、相手選手多数の危険エリアから、
         一旦「安全パス」で前進し易いエリアへ出す。
 ⇓   同時に、
*前進・・<攻撃陣>先頭を切って前進・スプリント。
     <中盤・サイド>攻撃陣の後ろから攻撃参加、出来るだけ幅広く。
 ⇓    <SB・攻撃参加>中盤・サイドの更に後ろから攻撃参加。
*フィニュシュ  で、一部選手限定ではなく、全体での前進・攻撃ですね。

ボール奪取位置で、
*ショートカウンター・・ボール奪取後、1・2本でシュート。
        ボール受け手は、マークを外しゴールに向かう。
*ミドルカウンター・・ゴールまで40mあり、ゴール直結は無理で、
       SB背後スペース突破、ライン間選手とのコンビネーション、
       なとで、前進・突破が必要。
*ロングカウンター・・相手に押し込まれての守備からのボール奪取で、
      相手DF陣の裏に大きなスペースがあり、直接背後を狙う、
      一度FWの足元に収めて、後方からのサポートを絡めカウンター
      長距離のスプリントが必要。
となります。

如何ですか?
コンサに当て嵌めてみると、興味深いですね。
キーファクターでは、
①のビルドアップの安定性・・選手ポジションのズレが原因で、改善は可能。
②の前のフリー選手を作る動き・・受け手ターゲット増加のためフリーランニング活性化が必要。
③スピードが遅い・・パスの出し手精度・受け手精度、連携アップ練習必要。
④結構出来ていますね。
⑤ここが大問題。ボールにより過ぎと前に上がり過ぎて、パスターゲット消したり、相手密集を許す原因。(典型例;荒野で、ボールに寄り過ぎ、パス交換狙われ、たびたび不安定化させています。)
⑥ここはまあまあ合格。
⑦狙いが希薄で、逆プレイが多い。
また、ボール奪取位置では、
ショートカウンターは、アクション・トライが少なすぎる。しかし、チャンスはシュートまで持ち込む力・能力は高い。
実戦では、ミドル・ロングカウンターが多いが、カウンターの精度が低すぎ、「組織的攻撃=遅攻」移行の選択が殆どとなってしまっています。

具体的なポイントに多数、弱点・欠点・課題があり、戦術機能を阻害している訳です。

posted by yuukun0617 |21:33 |

2018年10月25日

~進化~ 第18節暫定日程名古屋戦 戦術・試合展開・メンバー予想

ここ3・4回ブログは、コンサの戦力低下現況を記載する内容となりましたが、大胆要約すると、
○戦術理解・認識のブレ・ズレによる「精度低下」
○シーズン進行の中累積した「メンタル疲労による自信と判断の低下」と、メンタル起因の現象です。

昨日トレーニングは、その2点を直接課題化し、改善・向上を狙ったものでした。

「メンタルの強さ・耐性」と「プレイ判断・プレースピード」は相関関係・比例関係にあります。詰まり、強いメンタル・自信により、一瞬の迷いも無く、相手より一瞬でも早い判断とプレーが実践できる、という事で、
コンサ現況は、シーズン累積経験のプラス部分とマイナス部分が発生してしまう中、マイナス部分の「負のイメージ」=ここまでの、個々のチーム、個々の対戦ポジション相手選手との対戦マッチアップの失敗・負けの経験累積、が表面化し、実戦開始前に「負のイメージ」による「不安・自信弱体化」に負け、実プレイで、一瞬の淀み・躊躇を産み、更に、現状認識による創意工夫ではなく、トレーニング通りの「定型プレー」に、タイミング遅れでプレイに止まっている訳です。
どんな名選手も、必ず通る路でしょうが、「やって来た、経験して来たが故の停滞と壁」が出た、という事で、ここで「負けずに、自信弱体化の弱気の虫を吹き飛ばし、自身のプレーを信じ、より磨き・レベルを上げる事に専心、邁進、集中」出来るか、が問われているのですね。
合わせて、シーズン終盤まで来て、「来年の契約更新」も頭にちらつき、「集中出来ない誘惑の種」は多数重なっています。
また、以前数回記載した「Jリーグ外国籍枠制限撤廃」次シーズン実施濃厚も、全選手懸念・不安一杯です。
そんな状況を「チーム一丸、トレーニング邁進」で打破にトライしている所。

では、名古屋戦の予想を。

1.コンサ戦術・試合展開
戦術実践度の低下の具体的原因は、「ポジショニング悪化」にありました。
ポジショニングは、「次の自分・周囲選手・相手選手のプレー予想を前提に、最適な位置取りをする」との内容ですが、「プレー予想」を「自己中心型・甘い見通し・不安過剰の予想」と「感情」も加わり、大きく変化させてしまい「適正度」を上下・良悪させてしまいます。
現状での最大課題の一つが「より適正なポジション取り」で、トレーニングの中心・中核となっています。
また、前書きの通り、「判断とプレイスピード」も決め手ですね。

次戦では、「ミシャ戦術」の理論・理屈と、チームの「共通認識=約束事=規律」は充分叩き込まれ、熟知していますが、その「実践の正確さとスピード」の勝負となります。
という事で「4バック」等の横道・無駄足は排除し、「ミシャ戦術・ミシャスタイル」の完全徹底・実践に集中です。

対名古屋戦は、
○パスサッカー戦術=ビルドアップ型連続ショートパス戦術=高ボール支配率・多数パス交換・高パス成功率=試合コントロールを狙ってくる。
○対マッチアップでの対戦個々選手能力は名古屋優位で、「1:1」勝負に持ち込まる事は避け、「組織・連携・複数プレイ」で対抗すべき。
○試合中「先制点」「追加点獲得」等、「勝利への勢い・流れ」を作ると「戦力全開・爆発」の力が大炸裂します。逆に「先に失点・連続失点」の「負の流れ」には耐性が低く、一機に「戦力縮小化」となります。
試合展開が、「名古屋戦力の爆発・不発」の源ですね。

このため、コンサ戦略は、
●名古屋「ビルドアップ」局面での「ボール奪取」~「ショートカウンター」で「前線からの守備」攻撃的守備が狙い、
ミドルポジションでの「パスカット」~「ミドルカウンター」~多彩攻撃で攻略狙いで、中盤ボランチと周囲選手での連携・数的優位での「積極攻撃的守備」がポイント。
名古屋選手がポジションアップし「攻撃バランス(ボール基準で攻撃選手数の方が多い)」局面=コンサ守備局面での「ボール奪取」は「ロングカウンター・前線FWとサイドへのフィードからのカウンター」成功の絶好機・狙い局面で、多数回発生が予想されます。
●コンサ「先制~追加得点」が、通常以上重要で、試合開始時より「カウンター」成功での得点獲得がポイント。  となります。

基本フォーメーション【3-4-2-1】、攻撃局面毎に変化の「可変システム」、守備位置=DF陣ポジションは基本はミドル~アクティブ(前)です。
サイドは、5トップポジション~5バックポジションまで激しい上下動。
守備時は「密集組織ブロック型守備」で「パス交換阻止・ボール奪取」を狙います。
攻撃は、不発の「ショート・ミドル・ロングカウンター」を復活し、併せて、連続ショートパス交換・複数サイドチェンジ・アーリーとセンタリングのクロス、決め手のセットプレーの多彩攻撃を復活し、複数得点獲得です。

試合展開予想は、
試合開始 ~ 20分 両チームともに「激しい攻撃」の反復展開で、
           「ギリギリの拮抗試合」
     ~ 30分 カウンター・セットプレー成功し「先制点獲得」
     ~ 45分 両チーム、交互に攻勢。
           【 1-0 】でハーフタイム
後半開始 ~ 60分 両チーム攻撃活性化の中、コンサ「追加点獲得」
       60分 選手交代で活性化
     ~ 75分 選手交代で活性化
     ~ 90分 激しい攻撃争いの中「決定力」の差で、
           【 2-0 】でコンサ完勝。
  との予想です。

2.メンバー予想
ポイントは、①リベロ役は、宮澤かミンテかそれ以外か
 ②ジェイと都倉のコンビ起用はあるか、ないか
 ③三好の扱いは  の3点ですが、
 先ず、
 〇もう1戦、ジェイのトップを見てみたいです。
   シュート練習・メンタル補強での成果の確認です。
 〇宮澤のリベロは、ボランチがDFラインへ落ちる「システム可変」の
  先取り型ですが、デメリットが多いです。
  ・宮澤の守備負担による「攻撃・得点参加減少」
  ・システム可変に連動するため「相手選手のマーク、ポジショニングの
   ズレ・ギャップ発生」が、期待できますが、その効果が消失します。
  ・より低い位置からの「ロングパス」は、宮澤のパス能力では
   精度が低下し、期待通りの「前線へのピンポイントパス」にならない。
  ・ボランチ位置での「ボール奪取・パスカット力」が低下し、
   相手パス交換の阻止力が大幅ダウン。
  本来ポジション<ボランチ起用>が適正です。
 〇都倉は、「守備力+攻撃得点力」が売りで、
  ジェイの「攻撃得点力+チャンスメイク力」の特徴とは異なります。
  スタメンより「前線での守備」を求めるなら「先発・スタメン起用」、
  逆に、「より攻撃力重視」なら「三好等のゲームメイカー先発」で、
  都倉は、後半途中、最低20分以上投入タイミングで、後半、
  両チームのフィジカル低下状況の中で起用し、
  「前線(相手DF・GK・ボランチ)へのチェック・ボール奪取」の
  主役、激しく、強靭な体幹により、相手DF陣を翻弄するチャンスメイク
  とラストシュートで、追加点獲得の主役との起用が効果的となりますね。

 という事で、予想スタメンは、

         ジェイ
    チャナティップ  三好
  菅   深井    宮澤   駒井
     福森  ミンテ  進藤
        ソンユン

   SUB 60分投入 都倉 ⇔ ジェイ
             三好 ⇔ 兵藤
       75分   早坂 ⇔ 深井(駒井→ボランチ)

       白井・宮吉・小野  菅野

  としました。
        

posted by yuukun0617 |09:30 |

2018年10月23日

~進化~ 第30節公式データ点検・コンサと次節対戦名古屋

第30節J1リーグ公式データがリリースされ、コンサ・次戦対戦名古屋の試合内容を点検しましょう。
名古屋はFridayknightGameで、降格争い柏との激闘を<1-0>で勝ち切り、コンサは2週間のコンディション調整期間を活かせず、「ラストパスとシュートでの集中力低下、精度低下」で、大量チャンスを得点化出来ず<2-2>で勝ち点3取り損ねの引き分けでの対戦。
具体的な試合内容を公式データより点検してみます。

1.公式データ
チーム   コンサ ~ 名古屋  ~  平均
勝点    1点  ~ 3点   ~ -
支配率   56.6% ~ 53.7%   ~ -
得点    2点  ~ 1点   ~ 1.6点
30m侵入   45回 ~ 47回  ~ 43.9回
シュート数   22本 ~  13本  ~ 13.8本
枠内数    5本 ~  5本   ~ 4.4本
PA内シュート数 10本 ~  8本  ~ 8.2本
PA内シュート率  45.5% ~  61.5%  ~ 59.3%
決定率    9.1% ~   7.7%  ~ 11.3%
パス数    473本 ~  565本  ~ 463本
成功率    78.9% ~  83.2%  ~ 76.4%
クロス数   20本~  12本 ~ 15.3本  
成功率    10%  ~  25%   ~ 22%
FK数    11本 ~  15本  ~ 11.6本
CK数     5本 ~  3本  ~  4.6本
失点     2点 ~   0点  ~ 1.6点
被シュート数   9本 ~  24本 ~  3.8本
被決定率   22.2% ~   0%  ~  11.3%
走行距離   110km ~  113km  ~  111.7km
スプリント数   186回 ~  151回  ~  160回
〔点検〕
①30m侵入数=攻撃回数は同レベルで、リーグ平均レベル(決して攻撃的数値ではありません・・「攻撃的と言っていても、数値は平均レベルしか証明していません。)
②パス数・成功率は名古屋が圧倒。コンサの成功率はリーグ平均でしかありません。
③シュート数=チャンス数は、コンサ圧倒ですが、
シュートの「質」を合わらす数値の、
・枠内数は、まったく同一値でリーグ平均レベル。
・その前提のシュートポジション(位置)数値のPA内シュート数もほぼ同一で、リーグ平均レベル。
・PA内シュート率は、名古屋圧倒で、コンサはリーグ平均レベルよりも劣後。
・決定率は、同レベル値で、リーグ平均水準よりも劣後。
結論は、コンサは「低レベルシュート」が大半で、シュート数=チャンス量は大量で、一見「高い攻撃力」に見えるも、実質は、「決定力」に重大懸念・課題です。
④クロス数はコンサ優位も、成功率で著しく劣後し、リーグ平均レベルの半分の低レベル成功率で「低レベルプレイ」に終始。最近、「クロスからの得点」は何試合も成功・獲得していません。<コンサのクロス攻撃は、現在は不成立・不成功>が現実値。
⑤FK・CK数は、リーグ平均水準で、<得点チャンス・パターン>は現在存在していません。
⑥走行距離は同レベル。スプリント数は、負のスプリント(守備へ切り替わり、自陣へ戻るための守備用スプリント)が大半で、正=攻撃のスプリントは、リーグ平均以下のレベルまで低下。「ミシャ戦術のパスサッカー・ショートパス戦術の影響が全体に波及し、前線への放り込み以外は、ビルドアップ型の遅攻パターンしか無く、カウンターが消滅しています」。

2.全体評価
コンサ・スタイル「超攻撃的・ミシャ戦術で多彩戦術・強力な攻撃力と得点力・全体ブロックでの密集組織型守備」は、既に現状では、
「カウンターは前線への放り込みのみで、限定パターン攻撃」「ポジショニングのズレ・タイミング遅れを放置したままで戦術実践度が限定局面(特定選手プレイ)以外は、不成功」「精度の甘さ=低集中度を未改善のまま、組織プレイが成立せず、個々プレイで失敗が多発」状況で、
第30節数値の随所に「問題が多発」となっています。

こんなコンサに取って、
次戦、名古屋戦は、一時の絶好調・無敵連勝から、一気に局面が転換し、降格争いが復活してしまい、苦境にあえぎ始めた「名古屋」現況が、救い・ラッキーとの状況です。
「爆発の好調名古屋」では、一瞬にして「複数失点」で撃破され兼ねませんでしたが、現況は、「両チーム」にチャンスがある状況にまで、両チーム状況が低迷状態。

シーズン終盤、コンサにこんな停滞・低迷状態が訪れるとは思いませんでしたが、ここまでの累積勝ち点で、何とか終盤戦を乗り切る展開が濃厚。
こんな展開・局面・試合も、J1リーグの貴重な経験ですね。

posted by yuukun0617 |21:15 |

2018年10月21日

~進化~ 第30節湘南戦 シーズン終盤戦の失敗

【よく、2得点し引き分け・勝ち点1に持ち込めた!】
ラッキーそのものの試合で、試合内容は直近5試合での低迷・低調・問題そのままの継続試合。
シーズン終盤、最終結末に向け、全チームは2分され、
〇調子を整え上向き・前向きベクトルのチーム、
●低調・低迷・課題がより深刻化し下降・転落ベクトルチーム、のどちらかですが、コンサは、残念ながら●低調・低迷・課題深刻化チームそのものです。
仮初(かりそめ)順位は、勝敗の上がり・下がりの中、6位となっていますが
実質チーム力は、得点力(攻撃力)・失点阻止力(守備力)共に低下し、12位辺りが相当なレベルです。

昨日試合後、ミシャ「勝利を、勝ち点3を取り損ねた試合。決定力・最後の精度の問題。」とのコメントでしたが、≪負け惜しみ≫にしか聞こえませんね。

2週間の中断期間を、各チーム夫々取り組みをしているものですが、その成果・評価が昨日試合で証明されました。
コンサの点数・評価は、「選手が2週間、都倉・宮澤・福森は3週間、フルにコンディション調整で、最高コンディションを作れた筈が、全選手、身体が重く、キレも無く、最悪が、プレー判断スピードが出遅れだらけで、中断前戦力よりも低下。点数は『赤点・40点』でした。」
選手、それ以上に監督・コーチのトレーニングレベルの低さを証明してしまいました。

試合速報データは、
前半 支配率  58%  ~湘南~ 42%
   走行距離 57.9km     56.5km
   シュート 8本        1本
   枠内   2本        1本
   得点   0         1点
   決定率  0%        100%
   パス   302本      198本
   成功率  80%       74%
 ※支配率からはコンサがボール保持時間帯が長い。
  走力もややコンサ優位
  シュート数=チャンス数も8回で、
  湘南は僅か1回を冷静に1得点とするプレー集中度。
後半 支配率  52%       48%
   走行距離 52.5km     55.1km
   シュート 12本       6本
   枠内   7本        3本
   得点   2点        1点
   決定率  16.6%     16.6%
   パス   206本      145本
   成功率  78%       70%
 ※支配率の優位は消失。走力も走り負け。
  シュート数=チャンス数は12回まで増加するも、パス精度低下し、
  得点力爆発・発揮は不発。
特に、試合全体で、
  シュート20本  ~湘南~  7本
  枠内   9本        4本
  得点   2点        2点
  セーブ数 2回        3回 = 枠内シュートのセーブ数
           ⇓
 <枠内シュート数-得点数-セーブ数=DFによるシュート得点阻止数>
 となりますね。
  DF阻止数コンサ;「9本-得点2点-湘南セーブ3回」
       4本     
       湘南 ;「4本-得点2点-コンサセーブ2回」
                 0本
  ※シュート決定力の最大ポイントが、DFシュート阻止数にありました。
   コンサは「4本」、湘南は「0本」ですね。
   この数値は、
   シュートを「得点にするため狙って撃ったかどうか」を示す数値です。
   コンサのシュートは、
    20本も撃つも、
    11本がゴール枠にも飛ばない、
    さらに、チャナティップ得点もDFに当たりコースが偶然◎の得点で
    計5本がDFにぶち当て、偶然1得点、残りは当然無得点、
    差し引きすると、実は「有効弾」はたった<4本>しか無く、
    GKの2セーブで、
    やっと「2得点」となったもの。

昨日の全選手の問題点が、<プレー精度の低さ>で、攻守の甘いプレーだらけ、J1下位レベルプレーで、パス成功率の低率、シュートの「得点を狙う」意思の希薄プレー、ラストパスのミスパスは20本以上になり、「ラストパス精度アップ」だと「プラス20本、計40本シュートも可能」でした。

ミシャコメントは「選手の精度・レベルの問題」との指摘・内容が増加していますが、シーズン前から、シーズン途中でも、そんな事は充分認識していて、「だからこそ戦術とトレーニング」でカバーして来た筈でしたが、「戦術とトレーニング」、本当は「トレーニング」の不良が原因で、現状を産んだもので、まさに、監督・コーチの問題が70%を占めています。
選手起用も「選手への信頼」が揺らいでいる事を証明する起用ですね。
選手は起用ポジションにより、能力発揮度が上下しますが、「最大能力発揮ポジションが<最適ポジション>」ですね。
しかし、「トレーニングでの本来改善の停滞・低迷を、起用法で逃げる手段」は、選手能力を「貶めるもの」です。
<三好・ミンテの落胆、宮澤の焦り、都倉の意識空回り、ジェイの集中・献身意識の低下、福森の甘い意識・・闘争心・一体感の揺らぎ、ブレ>は取り返しがつきません。<三好>の完全移籍・レンタル延長交渉の低迷・停滞が、もう現れ始めたのではないでしょうが??

コンサの現況は<選手の意識・メンタル>の問題に移行しています!?

次節以降、今節と同様、いや、更なる深刻化が懸念されます!!

posted by yuukun0617 |07:22 |

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