コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2020年01月10日

~進化~ 2020シーズン前始動・準備~➂チーム編成現況;他チーム対比

~進化~ 2020シーズン前始動・準備~シリーズは、前回➁キャンプ内容編で、各チーム毎の「極端な期間の大小とその代償・結果予想」を見てみました。
今回は、丁度各チームのチーム編成が完成期に差し掛かっており、チーム編成の概況を各チーム対比の中で見てみましょう。

1.本日時点各チーム・チーム編成現況
本日時点での、リリースにてよる各チーム編成を見てみましょう。
  更新数(未定数)~加入数~移籍数 ~非更新数~引退数
          (内主力級)   (同)    (同)   (同)
コンサ 23人(0)~ 3(1)  ~1(0) ~0(0)  ~0(0)
仙台  21 (0)~ 9(3)  ~6(4) ~2(1)  ~0(0)
鹿島  22 (0)~11(5)  ~8(3) ~1(0)  ~0(0)
浦和  26 (0)~ 3(1)  ~3(1) ~1(0)  ~0(0)
柏    3(19)~13(2)  ~7(2) ~1(0)  ~0(0)
FC東京 24 (1)~10(2)  ~5(4) ~1(0)  ~0(0)
川崎  21 (1)~ 7(1)  ~6(6) ~0(0)  ~0(0)
横浜FM17 (0)~ 9(2)  ~7(4) ~1(0)  ~0(0)
横浜FC 0(22)~12(3)  ~5(0) ~2(0)  ~1(0)
湘南  17 (3)~15(4  ~12(5) ~1(0)  ~0(0)
清水  16 (7)~ 8(0)  ~5(1) ~2(1)  ~0(0)
名古屋 16 (4)~10(5)  ~7(2) ~0(0)  ~0(0)
G大阪  2(25)~14(3)  ~6(0) ~2(0)  ~0(0)
C大阪 22 (5)~16(1)  ~5(2) ~2(0)  ~1(0)
神戸   0(24)~ 4(1)  ~1(0) ~2(1)  ~2(2)
広島  20 (0)~ 7(1)  ~4(3) ~0(0)  ~0(0)
鳥栖  16 (1)~12(2) ~10(4) ~0(0)  ~1(1)
大分  19 (3)~12(2)  ~8(1) ~1(0)  ~1(1)

1)更新リリース未報告;柏・横浜FC・G大阪・神戸の4チームありますが、
 〇柏・横浜FC・G大阪の3チーム
  ~加入・移籍離脱が活発でチームを大幅入れ替えし、その結果により契約更改を増減予定で、今後、非更新・移籍の増加が濃厚。
 〇神戸は、前2シーズンの様な「積極選手獲得」戦略から、「ハイレベル選手の維持・保留」戦略に移行し、大きな編成変化は無く、未更改は、ほぼそのまま更新予定。
2)契約更改数の大小は、原則的に、選手中核変動をせずに「前シーズンの継続」戦略の傾向と連動が通常です。
詰まり、「前シーズンの継続を、前シーズン選手主体・主力」する戦略となる、との事です。
その観点で、「更新数」に注目すると
26人~浦和、
24~FC東京・予想で神戸、
次いで、23人~コンサ、
以下22人~鹿島・C大阪、21人~仙台・川崎・、20人~広島と並びます。
しかし、リーグチャンピオン・横浜FMは17人に止まり、8人減・9人増と、チームの1/3を入れ替えています。
「更新数=更新率」が高い=選手入れ替え率は減少、となり「戦略・戦術」の大幅変化は、困難となります。つまり、「戦略・戦術の大幅変化」の必要性は高ければ、「更新数を減少=選手入れ替え活発化」の活発化が必要、という定理ですね。

しかし、効果的な戦力変化が乏しかった事が最大原因と言われている「浦和」は、大量「更新数」・リーグ最多更新数・最少レベル選手入れ替えとしています。しかし、浦和のこの現象は、「経営・戦略の失敗」がまたまた重ね、今シーズン・最悪な結果必至、という見方が適正でしょう。
一方で、浦和に続く、多数更新数(率)チームの、「FC東京・神戸・コンサ」は「前シーズンの高評価」により「前シーズンに継続型での今シーズン戦略・戦術」を選択した、との方向性を示したもので、今シーズンの戦略が、好内容として推定・評価されます。更に、続く、鹿島は、天皇杯決勝から、公式戦開始日までの「超タイト日程」のため、チーム変化に耐えられる「トレーニング期間」が不可能で、敢えて「更新数増加=大幅選手変化・入れ替えは断念」としたもので、キャンプ日程での厳しい状況に加えて、「選手編成」も想定とは大幅に外れた内容で甘んじる、との事で、その結果はシーズンにて決定的なマイナス点として発生必至です。

また、「更新率(数)少数・大幅選手入れ替え」選択のチームについては、
50%以下(継続選手半減)は、
柏・横浜FC・G大阪~横浜FM・湘南・清水・鳥栖の7チームで、その7チームは、「戦略・戦術の大幅変化、戦略・戦術は変化しなくてもその実践選手変更」を選択したチームとなります。チームの1/3以上を入れ替える選択・戦略には、その定着・成功への必須条件が大前提となります。即ち、「トレーニング期間(時間)」ですね。前ブログで、今シーズンの各チームのキャンプ設定戦略を確認しましたが、どうなっているでしょうね。
 柏~キャンプ未設定、横浜FC~23日間、G大阪~28日間、
 横浜FM~18日間、湘南~14日間、清水~10日間、鳥栖~18日間
 ☓☓ー柏・湘南・清水  △ー横浜FM・鳥栖  〇ー横浜FC・G大阪との符合結果ですが、これがこのまま今シーズンの結果に直結必至、でしょう。

3)選手加入・移籍・非更新・引退の数値よりも、「主力選手の増減・変化」が重要です。詰まり「主力選手の増減数の大きさ」=「チーム戦術実戦の中心の現スタメンの消失」となり、「チーム力の上下に直結」となります。
その観点で、各チームの「スタメンクラス変動」数を確認すると、
 加入・移籍・非更新・引退のスタメン(加入は同クラス)数合計で、
 最少1人 コンサ  ・・スタメン率9%変化◎◎
   2人 浦和・清水・・共に大幅変化必須に拘わらず、主力変化なし☓☓
   3人 横浜FC・C大阪・・大量獲得も殆ど変化は期待できず☓
   4人 神戸・広島・・神戸は理想形で変化不要◎、広島変化不足☓
   以下
   8人 仙台・鹿島・・チーム激変で、再構築は絶望的に困難☓☓
 最多9人 湘南 ・・チーム激変で、ストロング維持疑問☓☓
 
2.まとめ
選手異動のリリース数は相当数に至っていますが、
必要チームに効果的な「加入・移籍」は、その定着・再構築となる「トレーニング・キャンプ」の前提条件が欠けたチームが多数となり、「成功チームは少数」となりそうです。

実に、コンサ・神戸のみが、「計画通りチーム編成」との成功例となりそうです。

この様に、「チーム編成」も、成功・効果期待可能は、極僅かで、
<キャンプ期間の設定のチーム間差異>と<チーム編成の成否>は、今シーズンの推移・結果を決定付ける「2大要因」と成った様です。
コンサは、優秀な「チームスタッフ」により、両要因ともに、成功チームとなり、極めて順調に推移し、そのまま、順調なシーズン推移への道が開かれていますね!
注目点です!!

posted by yuukun0617 |22:06 |