2019年09月01日
〜進化〜 第25節神戸戦総括
今節・神戸戦は、予想外の「前節同一選手起用」から始まり、予想外の「追加点・PK回避」で、予想外「3ー2」の勝利獲得。
ミシャ・試合後コメントも「内容で上回っていても敗戦となる事がある」として神戸優位・優勢試合内容と評価し、「本当は、引き分け相当試合」だったとしました。
しかし、これもサッカーそのもの!!
日頃、その負担感の多かったコンサにも、順番・巡り巡って、「追い風・幸運の勝利風」が吹きました。
試合内容は、コンサの事前予想・計画通りに展開し、想定通り、無失点で前半戦終了予定の所、
43分ーセットプレーで、宮澤がクロスボールの落下位置を誤り、更に、安全にクリアーの所、味方へのパスを狙うとの目論見を欲張り、そのためクリアータイミングを失し、クリアーミスを誘発、神戸田中にパスが到達、そして、カバーポジションの筈の荒野のカバー手抜きのWミスが重なり、先制で失点。
しかし、キャプテンのミスによる失点は、チームに一気に得点奪取意識・意欲の亢進が爆発し、
45分ー何が何でも得点獲得し切る、との強烈チーム得点獲得意思で、
プレースピード・精度が急加速・向上し、チャナティップの粘り強い連続アタック・ジェイの強烈シュート・絶好こぼれ球想定ポジションの武蔵の懇親シュートで同点として、前半終了。
後半開始・52分ー鮮やかなミシャ流サイドアタックから、ジェイの「ファウル・ハンド・ゴールインのトリプル??ゴール」で逆転。
しかし、64分ー神戸右サイドからクロスボールのクリア・こぼれ球が、左サイドに流れ、白井がボールウォッチャーに化してしまい、神戸田中にヘッドでゴール脇に叩き込まれ再度同点。しかし、田中の前ポジションに白井は位置・ポジション取りし、完璧にクロスボールへ準備の状態の筈でしたが、ボールウォッチャーとなり、白井背後に居た田中にヘディングシュートは阻止される筈のものでした。ここも、ミスプレーという事。
そして、67分ーキレキレコンサセットプレーが炸裂。スカウティング~事前トレーニングのセットプレー・サインプレーが決まり、鮮やかな宮澤決勝点弾獲得。
更に、90分・終了寸前、神戸左CKからのボールが、進藤クリアの後、白井の腕に当たってゴールラインアウト。ほんとうなら、PK・一発レッド??が、そのまま神戸CKのみとの判定で、コンサは救われ、そのまま終了し、
終わってみれば「驚きの3得点・2失点止まり~3ー2で激勝」との結果。
何とも、不可思議な試合内容・展開の中、コンサの規律(戦術・チームプレー)徹底・試合一杯途絶えなかった走力・取りに行く姿勢となった時の強烈攻撃と得点獲得力が、際立った試合となったもの。
ジェイのハイスペックなハイタワー~ポストプレー、
チャナティップ~キレと創造性と粘り強く基本に忠実なボール保持・パス出し・スペースへの飛び出し・シュート精度と決定力
武蔵の適正ポジショニングと圧倒的な持続する走力・・・
白井・菅・荒野・宮澤・福森・ミンテ・進藤、そしてソンユンと起用選手は最後まで運動量も落ちずに、グッジョブ・グップレーで、チームの成長度を証明しました。
試合(速報)スタッツは、
コンサ
支配率 シュート 枠内数 決定率 パス数 成功率 走行距離
前半 34% 5本 5本 20% 226 82%
後半 36% 5本 5本 40% 185 78%
全体 35% 10本 10本 33% 411 80% 111km
神戸
支配率 シュート 枠内数 決定率 パス数 成功率 走行距離
前半 66% 8本 5本 12% 464 91%
後半 64% 11本 6本 9% 304 39%
全体 65% 19本 11本 10% 768 65% 104km
※前半神戸コントロール・後半コンサ逆襲・攻勢と見えますが、数値からは、試合全般、神戸コントロール・攻勢の試合だった事が明らかです。
※コンサは、シュート精度~枠内率100%・決定率33%と走行距離111kmから、夏場・負け難く得点獲得の「堅守・速攻」が強烈。というのも、ジェイの圧倒的ポストプレー・ハイタワーとチャナティップのサッカーの巧さが際立つ試合でしたね。
最後に、今回勝利での変化・・・
順位は上昇しましたが、リーグ上位=3位以内チームとの、勝点差「6」は、今回勝利したにも拘らず、前節3位チーム勝点との差「6」は縮小・減少は全くありませんでした。残り9試合で、勝点差6を逆転は、ほぼ不能、との状態ですね。
posted by yuukun0617 |02:19 |