コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2019年04月11日

~進化~ ルヴァン杯湘南戦完勝を受けリーグ戦第7節展望

昨日のルヴァン杯第3節は、湘南Bチーム相手に「完勝」の結果でしたね。
この試合展開・戦術・起用メンバーは、想定内の通りで、圧倒的試合内容と試合結果に「予測的中🎯」とやや浮かれ反省ものですが、
最重要点は予測通りと自負して良いものでした。
それは、昨日ルヴァン杯第3節は、第一試合目標「ルヴァン杯グループステージ突破のため勝利」と同時に、
第二試合目標「Aチーム主力選手の実戦を使ったハードトレーニング」との方針です。
通常のリーグ戦・スケジュールでは、
週間毎に「6日間インターバル(オフ1日・トレーニング4日・事前試合地移動1日)」を遵守し、その間「フィジカルコンディション・コントロール、と、対戦トレーニング」を組み合わせて進行させています。
しかし、昨日ルヴァン杯第3節を挟み「リーグ戦第6節~中3日~ルヴァン杯第3節 ~中2日~リーグ戦第7節」となり、J1リーグチームは、ACL戦チーム以外は、全チームが、フルターンオーバーで、ルヴァン杯第3節、リーグ戦起用とします。
 その中、
コンサは、この「3試合連続して特定選手を起用」するものです。
」 本ブログの事前予想では、「実戦によるハードトレーニング」の第二目的のため、ルヴァン杯第3節へ、Aチーム選手起用を予想しましたが、ルヴァン杯第3節~リーグ戦第7節の両起用可能選手は、「コンディション・リカバリーの早い選手」を条件とする予想をしました。
 しかし、実際にルヴァン杯第3節起用Aチーム選手は、
「宮澤・福森・ミンテ・ルーカス・菅・武蔵」の6選手まで拡大し、「中2日」起用可能に懸念が発生しますね。
しかし、ミシャの捉え方は、そんな「甘え・余裕は認めず、排除」し、ルヴァン杯第3節起用Aチーム全6選手はリーグ戦第7節に起用、との考え方と想定します。
実際、「試合疲労」は、
「試合勝敗でダメージに相違」・「中2日での出場は、一定時間は普通にプレイ出来、場合によっては、体重減少により、キレが上がる事も多く、しかし、一定時間経過後、突然、筋肉疲労・スタミナ欠乏が襲い、プレイが激減する」・「激しいトレーニング達成感、と同様な、精神昂揚感から、プレイ集中度、無駄な力が抜けて、冷静・スムーズなプレイ可能」との反応・影響となり、
 冒頭の記載の通り「絶好のハードトレーニング」を実践した状態、という事です。
因みに、ルヴァン杯第3節に起用されなかったAチーム選手は、ロペス・チャナティップ・進藤・深井・荒野・ソンユンですが、こんなチーム危機状況で「体調不良」のセルフコントロールも出来ない荒野は、論外ですが、他の選手の内、ロペス・チャナティップ・ソンユンは「ルヴァン杯第3節のハードトレーニング」は必要ない選手=既に十分、キレ・精神鍛錬は保持していて、そんなハードトレーニングは不要です。進藤・深井は、「中2日のリーグ戦第7節起用は困難」で回避です。

 昨日ルヴァン杯第3節完勝で、
「勝利の味、勝ち癖、縦パス成功率回復、基本ミシャ戦術の再確認・実践、多彩ゲームメイク法の確認・実践、武蔵・岩崎・檀崎の使い方把握、、」とAチーム主力、特にゲームメイク選手;福森、ミンテ、早坂、ルーカス、菅、金子(も)はコンサプレイ・実践を確認し、自信回復を掴みました。
 さぁ~、この「力・好影響」をそのまま「次節第7節C大阪戦」へぶつけます。
但し、絶対に注意しなければならない点が「ルヴァン杯第3節・第7節連続起用選手の、試合中途フィジカルコンディション・急低下減少の早目の把握、即時交代対応準備」です。 次節第7節の最重要・キーポイントは「選手交代」ですね。

では、具体的に、展望してみます。
1.対戦チーム C大阪現況
第6節では、
順位11位 勝点7 2勝1分3敗 5得点6失点 得失差-1
2018シーズン
順位 6位   9 2勝3分1敗 9得点9失点 得失差0 2連勝

コンサ
順位15位   6 2勝0分4敗 9得点13失点得失差-4 3連敗
2018シーズン
順位 7位   8 2勝2分2敗 9得点8失点 得失差1 13試合連続勝点中

両チームともに絶不調、特に、失点=守備力低減が原因で、C大阪は、得点力=攻撃力も低下しています。
両チームともに、シーズン当初のシーズン目標は「華々しい、リーグ上位・最強チームの自負に充ち満ちたもの」でしたが、コンサは降格圏寸前、C大阪は下位、と苦しんでいる状況」は同一です。
チーム立て直し・改善の苦境段階で、その切っ掛け、脱出口を探すリーグ戦となっています。
C大阪・苦境の原因は、どこにあるのでしょう?
チームは完全に移行に突入し、監督・戦術・チームカラーを転換してしまいました。
C大阪のチーム母体超名門ヤンマーをそのまま引き継ぎ、変わらないのは「強力資金力母体ヤンマー・日本ハム・シャープの資金力と桜ユニフォーム、女性ファン」ですが、今シーズンそれ以外の殆どを捨て、転換しました。と言うよりも、ここ何シーズンも繰り返されてきた「主力選手流失」は、2018~2019シーズンに更に加速し、「ズタズタ状態の主力流失」となり、必然的に、全面転換しか選択肢は無くなったもの。内容は、リアクションサッカーからアクションサッカーへの転換。
「堅守をベースに攻守の切り替えを重視し、奪ったボールは手数をかけずに前へ運ぶ」戦術の尹晶煥前監督に対し、ロティーナ新監督は「ビルドアップを重視、ボールをつなぎ、動かしながら相手の穴を突いていく」戦術に転換。
そのため「ポジショニング」を重視し、[いいポジションを取った上で、数的優位を作りながらボールを動かして相手ゴールに迫る」戦術を指向するも、キャンプ練習試合で多発し課題となった「ビルドアップパスを狙われたボールロスト多発」は現在まで継続したままで未改善。また、「ポゼッションスタイル」も成功しきれず「昨季の粘り強い守備」も喪失。フォーメーションは、2018「4ー4ー2」を「3ー4ー2ー1」に変更するも、守備型にも、攻撃型にも出来ずに、「課題・問題点噴出し、攻守に戦力ダウン」となったもの。

2.コンサとの対比
コンサとは、根本的に相違する低迷原因・状況です。

しかし、戦術・チームプレイのミスマッチが多発するも、選手層は「多数の高能力選手層」で、一旦切っ掛けを掴み、高能力多数選手が機能・起動すれば、一気に爆発的連勝も可能なチームです。現在の、苦境・低迷時期の対戦は、ラッキーです。

前節の項目毎の試合データをコンサと対比しておきましょう。
    得点 失点 シュート数 枠内数 決定率 被シュート数 支配率 走行距離
C大阪  1  1   6本   2本   16.7%   13本  44.3% 115km
コンサ  1  2  19本   4本      0%    5本  61.1% 115km
共通値項目も多いですが、
シュート数=ゲームメイク力、被シュート数=前線~中盤守備、支配率
は、コンサ絶対優勢、
決定率=シュート精度は、C大阪優位、です。

試合コントロール、攻撃時間帯、決定機はコンサが圧倒的優勢で、C大阪の数少ないカウンターの得点力のみ注意で、コンサ勝利が濃厚な前節試合データでした。

戦術・フォーメーションは、
C大阪 【3ー4ー2ー1】 Vs コンサ基本システム【3ー4ー1ー2】
となり、一見、相似形に見えますが、
C大阪 アクションサッカーを指向するもカウンター主体
 Vs
コンサ 超攻撃型・ミシャ戦術でシステム可変、布陣位置も高く位置し、相手陣内でのボール奪取~ショートカウンター、中盤でのボール奪取~連続ショートパス・ドリブル突破・裏スペースへの飛び出し・スルーパス・サイドからのクロス攻撃・サイド突破から抉るセンタリング・連続サイドチェンジ・派生セットプレーで攻撃時間帯を伸ばし試合支配を狙う、と戦術は全く相違し、同一システム・がっぷり勝負、とはなりません。

posted by yuukun0617 |21:02 |