コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2018年10月18日

〜進化〜 第30節湘南戦 直前点検

湘南戦への準備は、戦術項目中心に取り組みが進行しています!

コンサの多彩攻撃の中軸5攻撃の戦術熟成トレーニングは、
本来は、
①得点28.9 %のサイド・クロス攻撃・・アーリークロスのターゲットポイントの出し手、受け手の擦り合わせ・共通確認を主体に、精度向上も兼ねたトレーニング。
②ロングフィード・・同成功率低下があり改善のため、①同様、出し手と受け手のターゲットポイントの擦り合わせ・共通確認と精度向上も兼ねたトレーニング。
③ショートパス・・連続ショートパス交換とドリブルを加味し、中央・サイド全般にわたるパス戦術で、相手陣を突破するトレーニング。
④サイドチェンジ・・③の攻撃局面で、連続サイドチェンジで、相手陣を全体で揺さぶり、ギャップ、スペースを作るトレーニング。
⑤セットプレー・・全攻撃の中、派生するセットプレートレーニング(得点占率21%)。
となる所ですが、
ミシャの原則では、全体・集団としての
トレーニングは試合形式、
守備課題トレーニングと、⑤セットプレートレーニングは、トレーニングメニューにありません。但し、そうは言っても、相手チーム戦力が余りにも強大な場合のみ、⑤セットプレートレーニング実施の非常時も1・2回有りましたが、これは例外中の例外で、原則不要ですね。
その理由は「戦術項目ではないから」との認識だと推測します。
元々戦術とは、個人プレーを複数選手の組み合わせ、
つまり、協働により、個人プレー以上の内容・レベルを作り出す方法論ですが、
セットプレーは、プレスキッカーとターゲット選手の個の力に尽き、戦術ではなく、全体やグループでのトレーニングの効果はない、との認識だからですネ。きっと。 ただ、ミシャも、得点手段としては、重要な有力手段で、個別トレーニングは必須であり、プレスキッカーとターゲット選手の2人トレーニングは大切との認識で、全体トレーニング後の個別追練は求めている所です。
また、
守備トレーニングは、試合形式での対戦トレーニングで充分であり、後は、DF陣選手の個別トレーニング、個別能力アップの問題との認識で、守備課題のトレーニングは無いという事です。
同様に「シュート決定率・力」も前線・シューター選手の「個別課題」で、全体・集団トレーニング事項ではなく、問題意識を持つ選手の自主練・追錬、との認識ですが、当該選手の意識希薄・問題認識の低さから、改善への徹底練習は起きていません。シーズン進展し終盤戦に至るも、開幕当初からの「決定率・力」課題に一向に改善が見られない事態に、チーム・監督スタッフの問題認識も乏しく、このまま低率・低内容のままシーズン終了、も濃厚となって来ました。ミシャスタイルの「不完全・失敗例」となるかも・・?
一番直接的な「得点増加策」なんですが・・・!

そんな中、現状は、
トレーニング実施での問題点・ポイントは、
精度=質の段階になっています。そもそもプレイ内容は、戦術にて予め決められた内容であり、その認識が共通・同一である限り、ブレはありません。しかし、刻々と変化する状況把握での迅速判断のスピードと最適なタイミングが最後まで残る課題で、コンサが現在苦しんでいる中心課題で、精度向上・改善への鍵として、昨日・今日のトレーニングもそこに集中されています。

posted by yuukun0617 |09:03 |