コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2018年07月26日

〜進化〜 第18節 名古屋戦 展望①名古屋チーム点検

前節、勝ち点獲得ロードが「引き分け」結果で再開され、<連続勝ち点獲得>を試合目標としてシーズン進行です!

次節、名古屋戦は、他チーム対比では<勝ち点獲得確率65%>と高率の優位試合。つまり、コンサは、実力通りの試合内容でれば勝ち点獲得順当、となる訳ですが、そんな甘くはありません。
第1に、名古屋のチーム状況はうなぎ登りの急浮上で、前節の試合データは、多くの項目で、コンサと同レベル内容まで上昇し、戦術も類似部分が多く、高いモチベーションがプラスして、<がっちりマッチ・均衡>もあり得る試合となりそうです。
元々、J1には、現在、楽なチームなどゼロ・存在していませんね。全チーム、どんな対戦にも、チャンスと危険満載で、ハラハラゲームが待っています。リーグ水準は急成長していますね!

という事で、名古屋のチーム点検です
1.現況
順位18位 勝ち点10 2勝4分11敗 15得点33失点 得失差-18
降格最直近位置で、15位と勝ち点7(2.5試合)は挽回困難な状態です。 
 ところが、第2ウィンドーの選手追加登録タイミングで「J1スタメンクラスを4選手も完全移籍で獲得」との急激な選手補強を実施。
前節では、一挙に獲得4選手をスタメンに即座起用し、それまでの選手を交代し参戦。しかし、当然、加入選手の戦術意識は低レベルで、連携・組織力も破綻し、「個々選手のパフォーマンス」のみでの対戦・プレイとなったものでしたが、高い「個々選手パフォーマンスの集合」でも、対戦相手の首位広島相手に「引き分け」の試合結果を獲得致しました。
 監督風間イズムがチーム全体に浸透し始め、「パスサッカー戦術」を徹底し、前節もパス数リーグ4位・成功率1位・支配率7位(コンサは同5位・成功率11位・支配率3位)と、連続ショートパス交換戦術は実現しています。
 しかし、他のプレイ項目は「リーグ水準には程遠く、低レベル内容だらけ」で、攻守に弱点・欠点を抱え、それが「有名選手・高能力選手に拘わらずプレイに弱点」となり、低得点力と多失点数の最下位順位を招いています。
・走行距離15位××、・スプリント18位××・・走れません。
・シュート数9位△、PA内率11位×、枠内数10位△、決定率12位×
・クロス数17位××、同成功率18位××・・クロス攻撃は不能。
・被シュート数13位×、被決定率18位××・・守備ボロボロ
 酷いレベルです。
2.戦術
システムは、17試合中
7試合【4-4-2】攻守バランス・個の闘いの積上げによる攻撃スタイル
7試合【4-1-2-3】攻撃バランス・前5枚で攻撃のスタイル
で、2パターンを使い分け。前節は【4-4-2】で次節もこのシステム想定
「パスサッカー戦術」で、ショートパス連続交換を、GK・DFからビルドアツプ、中盤からスルー・ショートパスで前線へラストパスからシュートチャンス構築。前述の通り、クロス攻撃は無く、中央攻撃中心。
守備は、新加入選手は優秀な中軸守備選手(DF丸山・中谷、ボランチエドゥアルドネット)と優秀GKが加わり、大きく整備・改善されたと想定されます。
3.選手
有名・優秀・代表ランク選手が多数で、リーグトップランクの選手層です。
スタメンは、
    ジョー  前田
 玉田        シャビエル
    ネット  長谷川
櫛引  丸山   中谷  和泉
     ランゲラック

  代表経験 ジョー・玉田・長谷川・丸山・ランゲラック
  J1上位 シャビエル・ネット、中谷
  8名が優秀選手。
  ただし、選手主導ではなく、当て嵌め型の選手配置。
 サブは、佐藤寿人・小林裕紀と優秀選手がバックアップ。

 これだけの選手が、連携・組織的に機能したら、凄まじい戦力が実現しますが、選手個々のメンタルの問題なのか、チーム運営の拙さなのか、監督・指導陣の力量なのか、全て関連なのか、解明出来たら、機能し始める、という事でしょうが、未開発状態での対戦はコンサに取って「ラッキー」ですね。

posted by yuukun0617 |20:16 |