コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2018年07月23日

~進化~ 第17節磐田戦点検~評価


1.概要
渾身の期待を込めたリーグ再開、聖地厚別2連戦は、
「1分1敗」の戦績で、結果評価は「失敗」ですね。
但し、2戦共に、今後に継続可能な「多数の良点」があり、今後に期する部分のみ「評価」出来るもの、との結論が、サポーター始め、マスコミ・観戦陣の主流となる事でしょう。

しかし、本当にそうでしょうか?

ここまでのレベル・段階と、
この先、皆が期待す「ステップアップし一段レベルアップする段階・上位レベル」には、【簡単ではない、深く・大きな段差がある】と、深刻に危惧しています。
簡潔言うと、
「このまま、単純な日程進行でレベルアップは絶対無い」
「レベルアップ・ランクアップには、日常・常態以上の刺激・内容が絶対条件」と言う事です。(「このまま」の到達先は、「リーグ残留争い」レベルで終始ですね。)

そして、そんな「非日常・常態を打破・突破するもの」は何か?!、が今重要で、正解には、「日常・常態」の意味の本質の理解が必要ですね。
ちょっと「難解(何かい・・?)」の様ですが、全然そんな事なく単純明快!
・・答えは、「日常・常態は【選手個々の頭の中=自己・チームプレイの認識・理解】という事」です。
「これだけ出来る・する、との現状認識」が「日常・常態プレイレベル」を現実化してしまっている訳という事です。

そして、「非日常・常態上プレイ」の入り口・解決手段は、
「より高いプレイ-これを絶対する・出来る」との「チャレンジ・克服・達成の意識、意欲と実行根性」となります。

現在のコンサの「低迷・混乱・能力未実施」の原因そのものです。
詰まり、「出場選手の意識レベルの低さ=実戦で意識しているプレイのレベルの低さ・甘さ・弱さ」です。
激しいトレーニングを潜り抜け、練習で出来る様になっている事が、
「自信の無さ=意識の低さ=自己低評価」により、
「実戦では認識・意識しているレベルしか絶対不可能」となり、「低レベルプレイ」だらけとなっているのです。
 前第16節の想定外・大反省点・敗因第1原因を「選手の闘志・実践意識の不足」とブログ記載し、同様指摘は、吉原宏太コメントもありましたが、
今節第17節でも、選手メンタル
「低いレベルプレーを打開・チャレンジする意識・チャレンジ闘志不足」は連続しました。

 そんな「実戦・実際・現実プレー」から「益々自己低評価」の悪循環が進み、ミシャは、そんな悪雰囲気を吹き飛ばすため「激しいトレーニング・工夫のメンタルケア声掛け」でチームを鼓舞している状況でしょうね。

昨試合の「良さ」は、多数ありました。
ミシャ戦術の基本ポイントは、中断期間トレーニングで、再構築出来、
シーズン当初レベルには復帰しています。
システム可変はスムーズに機能し、
ビルドアップも低レベルからDF陣は安定・成長が見られました。
サイド・三好・チャナの連動・進出・突破も戦術通り機能。
ボランチは、宮澤◎も、深井は×で「メンタルの不安定さ」が深刻な一人。
ジェイは、×。磐田「奇妙システムの不安定さ」もあり、「前線からの守備はない」ジェイでも、可能として「スタメン起用」となりましたが、「昨年のジェイは完全に喪失し、今年のジェイは「高決定力FWの看板は消滅」しています。ゲームメイク参加も常態では「シュート位置不在」の欠点しか出ず、「冷静なメンタル」を欠き、PK・その他決定機を外し続けました。
GK・ソンユンも大問題。パス能力・ポジショニング・プレイ予測は、相変らず「低レベル」で、ミシャも試合中「何度も背も頭を抱えて」驚き・深刻となっていました。

ジェイ・三好・都倉とシュートしまたが、「枠内率は上昇」するも、得点に至らない「GKへのパス」だらけで、
「シュートの鉄則;GKの届かない場所へ、GKの届かないタイミング」は意識されず、「枠内ならOK」の意低レベル意識・認識で、この「頭・理解・認識」が変わらない限り、「ラッキーゴール」しか得点とならない「低レベルシュート」が継続しそうです。
(・・まるでプロでありません。アマでも意識し、GKの届かないポイントターゲットは、当たり前なのに・・何故、ミシャは直さないのか・・??)

それにしても、磐田の状況は最悪状態ですね。上位争いに参加するには「得点力絶対条件」と監督認識から、苦闘のトライ・チーム変革を実行中。現在の磐田は、「リーグ最弱=勝ち点獲得率最も高い」対戦相手のひとつだったのではないでしょうか。そこに「勝ち点1」のみは、コンサのチーム力(のメンタルの弱さとプレイ反映の)弱点を逆証明している事にならないかと、心配です。

2.速報データ
     ≪コンサ≫   磐田
支配率  前半58%   42%
     後半58%   42% 
  ・・前半・後半共に、コンサ支配・コントロール試合
走行距離 前半56.7km 58.3km
     後半58.2km 57.2km
     計114.9km 115.5km
  ・・両チーム同レベル、ミシャ想定の「走り勝ち」は未達
    前節コンサ118kmよりも低下×、走れていませんでした。
シュート 前半 4本    0本
     後半 5本    6本
     計  9本    6本
  ・・チャンスメイク◎とのミシャ評価は単なるシュートチャンス
    ではなく、GK1:1等の「決定機」が多いとの意味でした。
    前半、磐田は完全に抑え込まれ、後半活性化された事を証明。
同枠内  前半 3本    0本
     後半 3本    3本
     計  6本    3本
  ・・枠内率は両チーム供に高率で、
    コンサは「GKへパス」4本、カミンスキーSuperセーブ2本
    得点率が乏しい「枠内シュート」という事。
パス数  前半311回   203回
     後半276回   181回
     計 587回   384回 
  ・・支配率は前後半同一に拘わらず、コンサ後半数△45回減少
    成功率ダウンにより、連続交換停止が原因
同成功率 前半81%    70%
     後半77%    60% 
     全体79%    65% 
  ・・両チーム共、後半大きく低下し、パス交換が連続せず、ロスト連発

プレイ率でも上記傾向が。
D3rd   前半37%    35%
     後半35%    33%
M3rd   前半46%    48%
     後半47%    45%
A3rd   前半17%    17%
     後半18%    22%
   ・・コンサは後半+1%攻撃アップ、
     磐田は後半+5%攻撃アップで、後半やや磐田攻勢データ値

意外に、数値からは、チャンスメイクは優勢でしたが、それ以外では、コンサ圧倒とは言えない内容で、「引き分け=勝ち点1」も相当ですね。
    


ここから、5日間の「通常試合準備日程」で、ミシャの腕の見せ所。
次戦「名古屋」は、既に「最下位18位戦力・チーム力」から大脱皮し、リーグ中位レベルに急浮上している強敵で、「勝ち点3獲得絶対」の目標で、コンサ撃破を図ろうと、手ぐすねを引き、待ち構えています。
「甘いメンタルとその実践プレー」では「悲劇・失敗」が濃厚となります。

次戦こそ、≪今シーズンのコンサの今後が掛かる、見透す事となる重要試合≫必至です。

posted by yuukun0617 |10:24 |