コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2018年07月19日

~進化~ 第16節川崎戦試合内容 点検

中断明け第16節川崎戦での「勝利」再開は残念ながら失敗。
予想通りと想定外の試合内容でしたね。

1.「予想通り」は、
①本来の川崎戦力、特に「パスサッカー戦術」精度「試合パス成功率82%」です。直前のテストマッチともなった天皇杯甲府戦では「パス成功率60%台」と低率でしたが、その後の1週間で、自力・保有能力のパス精度「平均88.8%」に復帰しつつあり、高い「本来パス戦術実践力」を証明するものでした。
②しかし、やはり想定通り、
 シーズン再開後「直ちにフル状態」には程遠く、自慢の「パス精度」は、本来平均値に、△6.8%到達せず、「流れるような連続ショートパス・スルーパス」は不発で、個の「ドリブル」突破・サイド展開割合が増加。
ここは想定通り「不発・不調ポイント」で、「本来のスピードに乗り、流れる様なショートパス・スルーパスの連続で、パス交換阻止やボール保持者へのチェックもいなされ、不能となる」手を付けられない攻撃は「ありません」でしたね。 ・・強力でしたが、どうしようもないチームではありませんでした。
ここに、想定通り「対戦連敗を阻止する大チャンス」はありました。
③守備スタイルも、想定通り、連携・組織守備ではなく、「素早い寄せ・強力なタイトチェック」の個の能力主体で、「ドリブル等単体の攻撃とラストパス阻止・シュートブロック」は強力でしたが、「セットプレー阻止率」がやや弱点のポイント通りでした。コンサCK6回・FK14回で、充分得点獲得チャンスがあった筈でした。
④再開のコンサ布陣は、穴が複数想定されていましたが、そのまま露呈してしまいました。警告出場停止+契約条件による中軸不在は、「ミシャ戦術」を2ランクダウンさせ、コンサの「狙う試合展開・戦術展開」にはかなりの差がありました。
「都倉⇔三好」;右サイドは完全に攻撃手段から消滅。ゲームメイク・突破役を「シューター・クローザー主体」都倉に求めても無理で、宮吉・早坂・兵藤の起用が正解でした。
「荒野⇔宮澤」;「走り回る運動力主体」荒野に、状況判断・ポジショニングを求めるのは無理で、深井・駒井・進藤のプレイにも悪影響となり、川崎の自由自在パス交換を許す原因でした。
「石川⇔ミンテ」;70%はミンテ役を果たせましたが、「パスカットタイミング遅れ」「ラインコントロール・指示」特に「プレイ予測(ポイント)のポジショニングずれ」が多発し、残る30%の差が、2失点の遠因・原因でした。「ビルドアツプ失敗」多発は、ミンテも課題・問題点だったので、いつもの通り(?)で、石川が原因でもありませんでしたが、「不安・自信の無さ」がプレイに現れてしまい、本来持っている「闘争心・積極性と冷静な判断」が発揮出来なかったですね。・・暫くは、「石川センターDF」は回避となりそうです。
もう一点、反省点。ソンユンのフィードの不安定さは「コンサ攻撃のブレーキ」となり、即座に修正すべきポイントでしたね。しかし、「治せない・改善出来ないから、ここに居る=韓国代表も遠い」で、大きな伸び悩み状態に陥っています。色々な意味で「危険」ですね。すぐ横にいる「菅野のフィード力」を学ぶ事・教わる事は出来ないのでしょうか!!

2.「想定外」は、
⑤コンサ選手の「闘志と運動量の不足、判断スピードの遅さ」は、あれだけ厳しいトレーニングを積んだのに、期待外れでした。ここは「大ショック」で、過去のコンサ「負け犬根性・弱気・消極性」が垣間見え、とても残念でした。
石川の「メンタルの弱さ露呈」を指摘しましたが、進藤・深井・菅で、いつもの長所「メンタルの強さ」にやや不足・物足りなさを感じたのは私だけではなかったのではないでしょうか。元々ソンユンの「メンタル」も課題で、昨試合も1失点目の「大チョンボ・ミス」に直結しました。
やはり、主力=チーム中軸・役割が同時に3選手を欠く事態は、大損害・大悪影響という事で、代替は困難、との結論か現実化されてしまいました。
しかし、そんな試合起用選手も、試合終了間際に「やっと目が覚めた」様に、「試合に集中し、1得点獲得」にした事は、次戦以降への「救い」でした。
試合開始85分からでは「試合は殆ど終了し、話にならない位遅すぎる」のはその通りですが・・・。
・・・≪ミシャは許さない!! ミシャちゃんに叱られた!!(ふフフ)≫で、気合とハートを入れ直し!です。
⑥良い点は、「白井両サイド・駒井ボランチ、そして、小野ボランチ」で、想定を越えた「パフォーマンス」でした。ここも次戦以降へ繋がるポイントでした。
⑦シュート決定率は、相変らず「低レベル」で、シュート数は充足しているのに「得点」にならない、との悪循環が再開後も続いています。ただし、低率だった「枠内シュート率」は【75%】と大改善の数値でしたが、その実態は、川崎の「ゴール枠内のGK阻止の難しいポイントを狙うシュート」とは、アマとプロの差ぐらい大きな差で、「得点に繋がるシュート」への改善が必須ですね。ジェイ・都倉が「冷静にターゲット・シュート」を打てば、1点ではなく「3得点」でした。【やったー!との声援が、GKへのパスで失望に変わる】場面は変えましょう!!

以上  想定内と想定外の観点から、点検してみました。
多数の課題、選手起用の是非の改善と同時に、次戦へ繋げ活かし継続するポイントもあった試合でした。

「順位5位」は維持しましたが、2連敗ともなりました。
次戦・磐田戦は、幸運な事に「ホームゲーム」。
全サポーターの「力」、チームの力を試される試合です。
絶対に「勝ち点獲得」スタートの試合としましょう。

posted by yuukun0617 |18:41 |