コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2018年07月13日

~進化~ 第16節川崎戦 対戦チーム点検

さて、いよいよリーグ戦再開、今シーズン後半戦開始と繋がります。
水曜天皇杯「福岡戦」勝利は、試合内容=プレイ内容に多くの課題があるも、<勝利への勢い>は、絶好状態となり、
”聖地厚別”に、「3位勝ち点1差の川崎」を迎え、撃破・勝ち点逆転でのシーズン再開を果たせるか、現実化出来るかを賭けます。
「本来戦力の川崎」 VS 「戦術・戦力成長のコンサ」は、
拮抗にまでは到達せず、厳しい結果が相当でしょうが、
「川崎には大きな弱点」=「スロースターター」は、中断期間から再開のコンサ戦で、大きなチャンスポイントとなります。
今シーズンの初対戦は、勝利確率が上がる条件での試合です。
実際、直前テスト試合となった「天皇杯・J2水戸戦」は、起用メンバーはリーグスタメンだった主力・Aチームに拘わらず、完全互角・後半は水戸の攻勢・支配ゲームとなり、「1:1」でのPK戦でやっとの勝利、との試合展開と内容。前半当初のみ川崎本来の「流麗なパスワークにより先制」するも、そのスタイルは「前半15分まで」で、前半15分~後半までの「60分」水戸の支配ゲームとの内容で、「フィジカルコンディションの悪さ」「連携・本来のパスワーク不良」を現実化しています。
その後、一週間で、劇的に改善は困難ですね。

第16節コンサ戦は、川崎「低調状態」での再開、が濃厚です。

一方のコンサは、激しいトレーニング・負荷状態から急回復し、天皇杯を迎え、Bチームのレベル改善の停滞は顕著ですが、Aチームの攻撃力は、ここまでのスタメン・主力に、小野・白井・宮吉・内村のAチーム入りがあり、一段階レベルアップしています。

強敵川崎を、コンサ勝利のため、対戦条件としては「最高」な相対状態との「大チャンス」での試合で、サッカーの女神に感謝!です。
ここは、しっかり・確実に「勝ち点3・勝利・仕留めましょう!」

大勢は、以上の通りですが、一応対戦チーム点検配下の通りです。

1.「川崎」チーム現況
①「スロースターター」としましたが、データは、
2017シーズン34試合中
1~11節(11試合)5勝4分2敗 勝点1.7/試合
12~23節(12試合) 8勝2分2敗 勝点2.1/試合
24~34節(11試合)8勝3分0敗 勝点2.4/試合で、
シーズン後半、特に20節以降敗戦0で、15試合連続勝ち点の絶好調。
しかし、前半は、勝利=勝ち点3の試合結果は、45%で、
「シーズン前半戦力全開には至らない」=スロースターター、が川崎の代名詞です。今シーズンもここまで、
1~8節(8試合)3勝3分2敗 勝点1.5/試合
9~15節(7試合)5勝0分2敗 勝点2.1/試合で、
9節以降エンジン全開としたものの、
長過ぎるW杯中断期間で「スロースターター」へ逆戻り、
との想定となる訳ですね。そして、現実、前回天皇杯の試合内容・プレー内容・低下した現戦力、となっています。
第2回対戦となる第26節(9/15?)では、全開の川崎戦でしょうが、第1回対戦は、撃破しなければなりませんし、チャンス大!ですね。
②システム・ゲーム展開
風間時代は、「4-2-3-1」と「4-4-2」を相手チームにより使い分け・鬼木監督2017~は「4-2-3-1」のみ。
最大の特徴が、「パスサッカー戦術」(正確には、ショートパス連続交換戦術)。しかし、鬼木監督は、徐々に「中央攻撃」主体から、「サイド攻撃」も加え、フィールド全体をワイドに使いながら、細かいタッチとテクニックで中央突破も図り、【多数パス数・高支配率・多シュート数】戦術。
そして、シーズンが進み、戦術・戦力全開期となると、パス交換の速さにより、相手守備陣による「交換阻止・パスカット」のタイミングが追い付かず、自在なパス交換により、守備陣をズタズタに破られ、大量得点機から大量得点を奪われる、との展開・チーム能力に至ります。
しかし、「スロースターター」の段階・状態では、肝心の「パス交換」のタイミングが合致せず、ミスパス・ボールロスト、また、運動量が乏しく、パス受け手が「想定(規律・約束)位置に到達せず」、戦術が不発、となる訳です。
中断明けの「低状態」時期の対戦を、最大限活用し、川崎戦術不発を狙いましょう。
③メンバー
レギュラークラスはJリーグでトップレベルの陣容です。日本代表DFの谷口選手を中心としたDF陣は安定した守備を見せるようになり、自慢の攻撃陣は大島が中盤下がり目からゲームメイクを行い、大黒柱である中村憲剛、家長がパスやドリブル突破でチャンスを量産。加えて両SBのエウシーニョ、車屋も積極的なオーバーラップで攻撃に厚みを加え、2017年Jリーグ得点王小林が確実にゴールを収める。役者が揃えば圧倒的な魅力あるサッカー。
大久保・エドワルドネットの流失は、野々村社長コメントの通り、大きなダメージには至らず、他チームなら主力能力のサブ選手も豊富で、リーグトップランクの選手層。ベテラン・中堅・若手高能力選手(コンサにレンタルの三好は、「フロンターレの至宝」と呼ばれますが、そんな選手が多数在籍しています。)と、経験・年齢構成も理想的ですね。
強烈な「個の能力」を各選手が全開・発揮すると、攻撃も、守備も、段違いの「桁外れの強さ」となる保有選手です。神戸に続き、No.2の選手層ですね。
④具体的数値
-チームスタイル-
同レベル 攻撃セットプレー ・自陣支配率・フィジカルコンタクト
川崎UP 左サイド攻撃・中央攻撃・右サイド攻撃・ショートカウンター・
     敵陣支配率・攻撃から守備への切り替え・縦に陣型コンパクト度・
     最終ライン高さ・ハイプレス
コンサUP ロングカウンター・守備から攻撃への切り替え
殆どの項目・プレーで、数値は劣後していますが、
セットプレー・コンタクトの強さ・ロングカウンターのスピードと精度・守備から攻撃へ切り替えのスピードでは勝負可能です。また、「スロースターター」時とする、他項目も、劣後が「均衡・優勢」となります。
-シュート-
・シュート数  14.1本/試合2位 コンサ14.3本/試合1位
 ゴール数    1.4点/試合4位 コンサ 1.3点/試合7位
 成功率     9.9%9位    コンサ 8.9%11位
・被シュート数 10.3本/試合3位 コンサ15.5本/試合16位
 被ゴール数   0.8点/試合2位 コンサ 1.1点/試合8位
 被成功率    7.7%4位    コンサ 7.3%3位
シュート項目は、意外にも同じレベルですね。
-パス-
・パス数    660.9本/試合1位コンサ458.8本/試合9位
圧倒的な差です!!
     

 簡単に、一部ポイントに絞り点検してみましたが、見れば見る程「強力・強烈なチーム力」ですね。そんなリーグ随一の強烈チームが、或る意味「最悪状態」で対戦との「好運」に感謝しつつ、コンサ全チーム一丸となって、絶対に撃破してしまいましょうね!!

突然、なまらうれしいニュースが飛び込み!!
チャナティップ・ソングラシン;ムアントン・ユナイテッドFCと2019年2月1日から完全移籍加入に合意
やりましたね!!
以前ブログで、この中断期間、メインの選手移籍交渉は「レンタル契約」の完全移籍交渉のタイミングで、最重要交渉が「チャナティップ」交渉と記載していましたが、成功しましたね!
コンサとチャナの将来にとり「素晴らしく・輝かしい未来」を手に入れた瞬間ですね。

ただ、他のレンタル組「駒井・三好・菅野」は、本人意思・保有先(レンタル元)チーム意思、共に、現時点では「困難」な状況で、可能性が高いのは「レンタル延長」の選択肢と同ブログで記載通りで変わらないですね。あまり、一挙に高望み・強欲張りは慎み、現実的に、ひとつずつ積み上げ、先ずは、「本人意思」の変化・継続在籍希望意思を掴んでいきましょう。「ゴールを一つずつ積み上げた先に、本人意思変化・在籍継続意思が或るのだと思います。」
 

posted by yuukun0617 |21:29 |