コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2018年05月28日

~進化~ 新シリーズ 現在・未来コンサ点検~④失点原因分析~

新シリーズ 現在・未来コンサ点検~④失点原因分析~です。
コンサの失点パターンの点検から、その原因・課題点を確認したいと思います。

では、
1.今シーズン17失点のパターン分析
失点は、15試合中、9試合で発生、「0」失点・クリーンシートは6試合でした。
9試合毎に、
節〇対戦相手 時間 失点起因相手プレー(選手名)・内容・〔コンサポイント選手〕 を確認。
S・シュート、コ・コンサ、SP・ショートパス、LP・ロングパス、TP・スルーパス、記載です。

①広島  前28 クロス左(柏)→ヘッデイングS(テイーラシン)フリー〔駒井・福森・ミンテ〕
②C大阪 前27 クロス左(高木)→右足S(杉本)深井マーク外し〔駒井・深井〕
②同   前43 コ陣中央ボール奪取(水沼)ーSP→柿谷~ドリブルPA侵入ーTP→ダイレクト右S(高木)〔宮澤・深井、進藤・ミンテ・福森〕
②同   後27 敵陣ボール奪取(ソウザ)ーループパス→(杉本)TP→柿谷右S〔チャナティップ・ミンテ・進藤・福森〕
③清水  前26 クロス右(金子)→右足S(クリスラン)進藤背負ってターン〔菅・福森・ミンテ〕
③清水  後 3 クロス左(松原)ー進藤股抜→ダイレクト左足S(金子)〔進藤・ミンテ・福森)
③清水  後22 クロス左奥(ミチェルデューク)→折り返しSP(金子)→落としTP(クリスラン)→右足S(河井)〔駒井・ミンテ・進藤・福森〕
④長崎  後37 浮き球TP(飯尾)→S(フアンマ)⇒DFブロツクーこぼれ球→右足S(翁長)〔ミンテ・宮澤・深井〕
⑧柏   前 9 TP(江坂)→左サイド亀川~ドリブル~PA侵入ー右足S~DFに当たり→OUNゴール〔駒井・進藤・宮澤・福森〕
⑩横浜FM 前44 CK左(天野)→折り返しSP(中澤)→ダイビングヘツドS(金井)〔駒井・福森・ミンテ・進藤〕
⑪仙台  後 2 コ陣中央ボール奪取(西村)~ドリブルPA侵入ー右足S〔深井・宮澤・ミンテ・進藤・福森〕
⑪仙台  後49 CK右(野津田)→バツクヘデイングS(大岩)~兵藤背中に当たりOUNゴール〔ミンテ・進藤・兵藤〕
⑫鳥栖  後 6 DFパスミス(福森)~小野詰め~PAロストボール奪取(安庸佑)S〔福森・ミンテ〕
⑮神戸  前 9 CK右(藤田)→ミンテマーク外しヘデイングS(ウェリントン)〔ミンテ〕
⑮神戸  前23 SP(ウェリントン)→TP(藤田)→SPクロス左(田中)→右足S(ウェリントン)~福森に当たりOUNゴール〔進藤・福森〕
⑮神戸  後10 ゴールキック(キムスンギョ)ーロングパス→TPヘツドでフリツク(ウェリントン)→右足S(渡邊千)〔ミンテ・福森〕
⑮神戸  後42 2名退場後コ陣中央縦TP(三原)→TPヒール(ウェリントン)→右足S(渡邊千)〔駒井・石川・福森〕

見難くてすみません。全失点データ・経緯です。
ここから要約すると、

(1)失点パターンは、

セットプレー・・4失点 23.5%
スルー・ショートパス・・4失点 23.5%
クロス   ・・3失点 17.6%
ドリブル  ・・3失点 17.6%
こぼれ球  ・・2失点 11.7%
オウンゴール・・1失点  5.8% となります。
 
 特段、偏り・長短所も無く、全般的に失点し、どの攻撃パターンにも「効果的な守備」となっていない事を証明しています。

(2)失点時間帯は、試合の7つの時間帯でまとめると、

Ⅰ キックオフ~15分 2失点 11.7%
Ⅱ  16分 ~30分 4失点 23.5%
Ⅲ  31分 ~45分 2失点 11.7%
Ⅳ 後半開始 ~60分 4失点 23.5%
Ⅴ  61分 ~75分 2失点 11.7%
Ⅵ  76分 ~90分 2失点 11.7%
Ⅶ  ロスタイム    1失点  5.8%

 「魔の時間帯」(最多失点時間帯)が2時間帯ありました。
Ⅱ<16分~30分> ・・クロス失点
   ≪サイドハーフ裏を取られたクロス≫
Ⅳ<後半開始~60分>・・ロストボール2失点、GK・CKが2失点
   ≪運動量低下と注意力・集中力低下時間帯で、プレー集中力≫
 この2時間帯の改善で、大幅失点改善が可能です。

(3)コンサの関係選手は、

 当初想定していた「ミスプレイによる失点」は1失点のみで、実際は、コンサミスプレイの後のプレイの問題でした。ワンプレイのみで失点直結のパターンは、実際ありませんでした。そのミスプレイの後、カバー選手による「連続守備」の有無がポイントで、その不徹底が失点の原因でした。詰まり「組織プレイ守備」とは「個々選手のプレイ」ではなく、「連続したプレイの有無・内容」という事で、「ワン・ミスプレイ」の後の「プレイ」の問題で、という事でした。
しかし、
 関係選手回数は、

 1位 13失点関係 福森・ミンテ
 3位  9失点   進藤
 4位  6失点   駒井
 5位  4失点   深井・宮澤
 7位  1失点   チャナティップ・菅・兵藤・石川
 
    と、選手毎に大きな差があります。

 「失点改善」重点選手として、
  〇福森・ミンテの「固有守備力」改善
  〇進藤の「連携守備力」改善
  〇駒井の「ポジショニング」改善(裏のスペース対策)が課題です。

 この様に、失点毎に「原因分析・確認」すると、
 改善・対策としては、
 
 ★パターン特定はせず、全般の守備力が課題。
 ★失点時間帯ー2つの「魔の時間帯」対策
 ★失点改善「重点選手」へ対策・取り組み

  が必要という事でした。


posted by yuukun0617 |17:34 |