コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2018年05月08日

~進化~ 第13 節G大阪戦後 現況確認とYBC甲府戦予想

リーグ戦は、過酷日程を最高の戦績結果でくぐり抜け、通常日程で対戦準備ですね。前試合スタメン選手は、久々のオフでリフレッシュですが、前試合SUB・Bチーム選手は、累積疲労も無く、オフ無しで明日YBC戦準備。本日は、再全体合流するも、Aチームは、連携・組織プレートレーニング、明日YBC戦候補で、前日トレーニング。

ここでは、リーグ戦でのコンサ現況確認と明日YBC戦予想を。

1.リーグ戦 コンサ現況
順位・勝ち点は、皆様ご存知の通り。
ここでは、各項目別の現況を確認します。

<攻撃項目>
(1)得点力・・4試合連続で「2得点」獲得です。
      (通算でも13試合中7試合2得点以上)
      現在の試合戦略は、
      2得点獲得→・1失点以下に抑える⇒勝利・勝ち点3
            ・2失点    ⇒引き分け・勝ち点1 
            ・3失点以上  ⇒敗戦
       との公式の中で、攻守を図るものです。
(2)シュート項目
a.シュート数・・第6節のピークから第11節8本(シーズンワースト試合)へ急減でしたが、第12節から反転し、↗⑫節13本↗⑬節17本(今シーズン3位)へ回復
b.枠内数・・第6節11本から低下し続け⑪節4本↘⑫節3本(シーズンワースト3位)しかし、⑬節8本(シーズンベスト2位)へ急回復
c.決定率・・⑪節25%(シーズンベスト1位)から、↘⑫節15.4%↘⑬節11.8%と急落しています。
※シュート数・枠内数は増加するも、決定率は低下と反比例で、決定率改善は大きな課題です。
しかし、ミシャが再三指摘するように、「資金力に限りある我々には、決定力を持つ優秀選手は買えず、多数シュート・多数選手で、得点獲得するしかない」から、多数シュート(併せて出来れば多数枠内数)の方針です。
ここから、
=シュート16本×決定率12%=が基準値で、
それ以上を毎試合目指す事となります。  
(3)パス項目 
a.パス数・・6節604本をピークに、毎節急低下⑩節300本(シーズンワースト1)、そこを底に回復を図っている所。↗⑪節404本↗⑫節575本↘⑬節397本。 パスサッカーを成立させるには、最低400本~550本レベルが必要ですね。⑬節はギリギリレベルでした。
b.成功率・・6節81.6%から⑩節70%(シーズンワースト1)と急ダウン、そこから回復過程。↗⑪節73.3%↗⑫節83%↘⑬節73.8%は下がり過ぎ=パスミスが未だ多い=改善必要⇒ボールロストからの失点リスク多数です。
攻撃項目は、6節のシーズン最強レベルをピークに、⑩節まで急低下し、「試合内容の勝利と出来なかったプレイ内容」でした。しかし、過酷日程の過酷フィジカル状況の中、プレイ項目を徐々にアップさせ、同時に、戦術と連携組織プレイで、2得点獲得を毎試合図り、後述の堅守守備力を基に、失点を1失点以下に抑え、戦績・勝ち点拡大としたものでした。

成功率・枠内数・パス数・パス成功率に課題は残っていますが、現在の戦績・勝ち点拡大<公式>を軸に、今後も展開する基礎チーム力に進化・成長しています。

<守備項目>
(4)失点・・「1失点以内」が試合目標。
     ここまで13試合で、「1失点以内」試合10試合で、
     これが、現在順位・勝ち点のもう一つの主因です。
(5)被シュート
a.被シュート数・・前線~中盤守備力指標。リーグでは15位の低守備力。⑧節9本(シーズンベスト2)から急激に悪化です、↗⑨節16本↗⑩節→⑪節17本↗⑫節18本(シーズンワースト1)↘⑬節15本で、過酷日程による過酷フィジカルは、運動量減退からの中盤守備力低下により、相手シュート数増加としてしまい、なお、継続する重大課題です。

ここに、仮設の計算を提示してみます。
リーグ平均シュート数12.7本×リーグ平均決定率9.3%=1.18点で、「1失点」以内ですが、
最高決定率のFC東京14.1%相手では、
シュート数10本×決定率14.1%=1.41点と「1失点以内」です。
つまり、最高決定率FC東京相手では、被シュート数を10本以内に抑え込む事が必要となる、となります。
ここから、
被シュート数目標は、「12本以内、出来れば10本以内」  ですね。
「5本~7本」打たれ過ぎ、と言う事です。
b.被シュート決定率・・GK・DFのシュート得点阻止率ですが、コンサ守備力の真髄は「ここ」です。つまり、ソンユンと3DFはリーグ最強守備力で、毎試合「1失点以内」を実現している源泉です。
累計被シュート決定率は「6.9%」で、リーグ第2位(1位は広島3.3%で、驚異の現在失点5の理由です。)

<全体項目>
(6)支配率・・試合毎・相手毎に上下が激しく、ミシャ戦術の基盤の「高支配率」を成功できていません。⑦節63.1%から毎試合低下し続け⑩節38.7%まで低下、そこから上昇改善傾向↗⑪節43.6%↗⑫節57.3%↘⑬節49.4%。 最低55%以上が必要ですが、13試合5試合しか達成していません。
(7)走行距離・・⑨節112km(シーズンワースト2)から、上昇しつつあります。
        ↗⑩⑪⑫節117km↗⑬節120km累計リーグ第3位。
       過酷日程の過酷フィジカルの中、上昇させて来ました!
(8)スプリント数・・リーグ下位レベルから脱却できませんが、戦術上、ポジション毎に大きな差があり、必要選手ではリーグ水準以上です。
⑥節~⑨節130回~150回↗⑩節200回↘⑪163回↘⑫138回↗⑬回193回と急上昇。

課題項目は、決定率・パス数・パス成功率・被シュート数・支配率・スプリント数 と未だまだ多数ありますね。

現在順位・戦績も良いですが、なお、強化でき、戦力を向上させ、チーム力をアップ出来る「余地・潜在力・取り組み改善部分」の在る成長チームという事です。

2.明日の予想
YBC・ルヴァンカップ「甲府戦」は、AチームSUBとBチームメンバーに取り、乾坤一擲の勝負試合。
Aスタメン選手以外の全選手は、本戦・リーグ戦の起用チケットを手に入れるため必死です。
他チームは、
Aチーム;高能力選手・ベテラン~中堅選手中心
Bチーム;育成層選手・若手~サブ中堅選手中心 ですが、
コンサは真逆ですね。
ミシャ戦術の習得につき、全選手、ベテランも新人もなく「一律横並び」の筈でしたが、結果は「若手・有力中堅選手+ジェイ・都倉」がAチームに勝ち残り、本来、ハイテクニツク・高経験値のベテラン・中堅と超育成選手がBチーム。

明日の見どころは、AチームSUBと、ベテラン・高経験値中堅、試合条件用育成選手の「戦術実践レベル点検・確認・評価」に尽きます。
Aチームのミシャ戦術実践が高いのは、証明済みですが、
Aチームの「練習相手のBチーム」も同量戦術トレーニングを実施しており、
累計では、既に何百回の「ミシャ戦術実戦済み」です。
しかし、実践力・実戦プレイに、依然として大きな差があるのは「選手個々の意識・認識の問題に尽きる」との問題点が明確にされ、最早、個々の選手で、社戦術を実践できる事を証明するしかない状態にまで煮詰まってきていると考えます。(いつまでも、好きにやって良い、という程、甘く、緩い環境、指導陣ではありません!!)

という事で、Aチームに匹敵する「ミシャ戦術の実践により、完勝」しかない訳ですね。
矢張り<正念場>ですね。

求める結果は【 2-0 】。
メンバーは、
今節5/9、出場停止が、内村・白井のWで発生。結構タイトな選手起用。

     ジュリーニョ
    宮吉   ヘイス
 田中  兵藤 小野  早坂
    石川 横山 濱
       菅野

 SUB 藤村・本間・中村・(起用は極力しない;都倉・進藤・菅)
     阿波加

 選手交代をし難いサブメンバーで、
 コンサの「前半抑え気味、後半攻勢」はフィジカル的に困難では。
 前半から、攻勢・先制点~追加点で、逃げ切り狙い。

 カップ戦も、リーグ戦の勢いで闘いましょう!!
     
   

posted by yuukun0617 |20:25 |