2018年05月04日
~進化~ 第13節G大阪戦展望 10連続勝ち点獲得達成へ!
遂に≪10連続勝ち点獲得≫の当面目標達成を賭ける最終戦。
当初、可能性は高いとの評価は、決して高くありませんでしたが、
過酷日程と、ミシャのコメント「コンサは最も遠隔で、移動距離が長く、その負担を持つチーム」との条件の中、
選手、監督コーチ、サポーターの「頑張り、努力、精進」を糧に、ミシャ戦術の進化を掛けて、闘い続けた結果で、全員・全体で、高らかに「誇りと自信」を謳いたいですね。
では、当面の目標だったリーグ戦≪10連続勝ち点獲得≫の達成・締め括り試合の展望です。
1.対戦相手 G大阪 現況
Jリーグの強豪・BIGチームの筈のG大阪が、シーズンスタートダッシュ失敗~立て直しも立ち遅れで、混迷していましたが、ここ2戦で、立ち直りの切っ掛けを掴み、一気に本来の力を取り戻してきています。
第1節~ 6節 0勝1分5敗 最悪期
第7節~10節 2勝0分2敗 一進一退・立ち直り期
第11~12節 2勝0分0敗 挽回開始期 ・・現在状態
順位15位 4勝1分7敗 得点13 失点16 得失差-3
この様に、第10節までの試合内容とは一変し、
現在戦力・次節対戦は、2連勝の戦力・試合内容との対戦。
という事で、直近2戦内容以外は対戦データとはなりませんね。
元々そうでしたが、G大阪は「選手個の力の結集型」チームで典型、その対極が「組織・連携・戦術力型」チームでコンサがその典型。
つまり<個の力型VS組織力型>の闘いです。
ちょっと寄り道ですが...
今シーズンのBIGチームの不調・低迷の一典型が<個の力型が組織型に劣後>にありました。該当チームは、鹿島・横浜FM・G大阪・名古屋・神戸ですね。
BIGチームは、
豊富な資金力により、優秀・代表クラス選手を揃え、その選手個々の高い能力を基に、戦力整備をします。そして、個々の選手が、試合のマッチアッププレーで勝ち、突破やボール奪取・プレイ阻止・チャンス構築・得点獲得となる<自然の流れ>のサッカースタイルですね。
対して、
資金力が乏しく・制限される中小チームは、
手に入る中堅選手を揃えるか、特定選手に資金を集中しそれ以外は安い選手で構成するか、しか選択はありません。そして、そのまま対戦すると、<自然の流れ>で大敗・勝負にならない・対戦前に敗北必至、となってしまいます。そこで、対抗手段・方法が、<戦術による連携・組織プレー>となり、〔高い個の力〕<〔組織力〕を狙います。
今シーズン状況は、
①BIG・<個の力結集型>チームの弱点=有力中心選手の故障・低迷の離脱・ポジションの穴発生=が起きた点・・ただし、該当全チームで発生でもありませんでした。
②<組織力>の力が強力になり、<個の力結集>戦力を上回った事。
の2点が起きました。特に、②の戦力逆転減少が大きな影響となり、
広島・コンサ・長崎・仙台の躍進の理由です。
<戦術>とは、(何回も記載していますが)「個の力の総力を、更に拡大するための方法で、連携・組織を使い、個の力にプラスする手段」ですね。
公式の様に図示すると、
<個の力結集型> ←-------→<組織力型>
<自然の流れ・戦術なし>←----→<戦術によりプレイ・試合展開>
無し←ーG大阪・鹿島 -----→広島・長崎ーーコンサ
名古屋 浦和
と各チームの特徴にて、プロットされます。
G大阪の回復・復調は、①有力選手の復帰が理由で、同時に、現在の対戦戦略への不安感・自信喪失を払拭し、本来の力の再確認で「自信溢れるプレイ」でプレイ各場面で勝負し始めています。
しかし、もう一点の②「組織力」との対抗力は解決していませんし、解決は困難です。
コンサの闘い方も、この一点に尽きますね。=ミシャ戦術現在最高レベル実践=で、G大阪の「個の力」撃破です。
詳細データは、12節の公式リリースは未だで、11節公式データと12節速報値でポイントのみ確認。
①シュート数 11節23本 12節19本
②枠内数 11節8本 12節 9本
③パス数 11節479本 12節366本
④成功率 11節73% 12節71%
⑤被シュート数11節10本 12節14本
⑥走行距離 11節112km 12節117km
⑦支配率 11節57% 12節40%
※攻撃力は全開し始め、シュート数、特に枠内シュート数の多さは脅威。
※チャンスメイク力の基礎のパス数・成功率は、パスサッカー戦術のG大阪は喪失したまま。
※被シュート数からは、中盤守備力は未改善、シュート阻止力は回復。
※支配率は、回復し切っていない。
※<組織力型>仙台との対戦は、【1-0】の接戦=圧勝ではありません!=、シュート阻止守備力で失点最小限とし、攻撃可能状態、でした。
2.コンサ 戦術・試合展開・メンバー
①戦術
「個のG大阪」を「組織力・ミシャ戦術全開」で撃破です。
G大阪の〔4-2-3-1〕攻撃優先・ポジションミドル型に対し、
ミシャ戦術【3-4-2-1】攻撃型・可変システム、守備ラインは高く「M3rd底位置」。(前節進化系「新可変システム」の採用はG大阪攻撃力には困難です。)
G大阪に、ミシャ戦術を見せつける全開実践です。
当然、「前線へのフィード~攻撃起点からの多彩攻撃」も加えた、コンサ式ミシャ戦術です。
②試合展開
ボール支配率は、コンサの55%越えと想定しますが、G大阪の「堅守速攻」方式対コンサの「前線からの守備・多彩攻撃・組織守備」で、均衡試合ですね。1点勝負で、2得点取れば勝利、の【2-1】を狙う試合展開。
前半での先制点が理想ですが、後半に両チーム得点との展開を予想します。
試合展開 ~ 前半 G堅守速攻 VS コンサ組織守備のボール奪取~多彩攻撃 で均衡・激しい展開の中、一進一退。コンサはやや守備的・辛抱。
後半開始 ~ 60分 攻勢開始。
多彩攻撃で、G守備陣を揺さぶり先制点獲得
~ 75分 選手交代で活性化。カウンターから1失点するも
攻勢をとり、決勝点獲得
~ 90分 G大阪の攻勢を組織守備で阻止。逃げ切りで、
【 2-1 】激闘勝利!
③メンバー
待ちに待った、久々の フルメンバーです。
マスコミ・各種コメントも今回は、一致でしょうね。
都倉
チャナティップ 三好
菅 深井 宮澤 駒井
福森 ミンテ 進藤
ソンユン
SUB;ジュリーニョ・宮吉・兵藤・早坂・石川・荒野
菅野
不動のメンバー!! 現在ミシャ戦術最高パフォーマンス発揮集団!
さぁ~! ≪10試合連続勝ち点獲得≫の勝利で、過酷日程を脱出です。
posted by yuukun0617 |08:40 |