コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2017年04月13日

~進化~ 第7戦「川崎」戦 チーム点検

厳しい日程の中、超順調な戦績ですが、その代償は大きいですね。
前リーグ第6戦・YBC第2戦で連勝。
しかし、起用選手のリカバリーは、ギリギリ状態で、ベテラン選手・回復期間の長い選手は、次戦にコンディション課題を持ち越しとなります。
ラッキーな事に、今節は日曜開催のそれもホームで移動日が無く、直前昨晩試合から、3日間、前リーグ試合からは、7日間ですが、オフ日程は無く、オールトレーニング日程。
ここで、マセードの復帰組の追加拡大は、大ポイント獲得。有り難いですね。
スタメンクラス候補選手を一覧しておきましょう。
◎GK・・ソンユン・金山、DF・・横山・福森、SB・・早坂・マセード・田中、
 ボランチ・・兵藤・荒野、FW・・都倉
〇ボランチ・・宮澤

コンディションから、パフォーマンスに課題発生リスクのあり得る
△DF・・ミンテ・進藤、SB・・石井、ボランチ・・前寛・菅
◎・〇・△で、GK2・DF4・SB4・ボランチ4・FW1で、FP13名。
ギリギリですね。

試合当日は、100%リカバリーまで到達せず、起用しても、時間・パフォーマンスは限定的なのは、
✖DF・・河合、MF・・小野、FW・・内村・上原

△・✖組から、コンディションアップ選手を一人でも多く、コンディション調整する事が、直近チーム課題ですね。

では、次戦対戦相手「川崎」のチーム点検です。
1.現況
順位5位 勝ち点11  3勝2分1敗  8得点  6失点 得失差 +2
                    7位   5位   4位
2016シーズン
順位3位 勝ち点72 22勝6分6敗 68得点 39失点 得失差+29
                    1位   6位   2位
昨年の3位から、今シーズンチャンピオン獲得を目標とした筈でしたが、
FW「大久保」の流失だけでも大レベルダウンし、加入選手の目玉の「家永」を始め、主力ボランチ「大島僚太」、DF中核「エウシーニョ」、等々故障・長期離脱の嵐で、シーズン開始前に想定したチーム構想が崩壊。しかし、自力の強さですね。
得点は大幅ダウン、失点数と得失差で、リーグ5位を必死に維持している現況です。
しかし、少ない残選手により、リーグ戦・ACl戦の強烈試合で酷使し、更に、チーム全体でのフィジカル低下状況で、今後の試合戦績は低下リスクが急拡大の危機状態です。
以上の通り、
前年の得点王大久保中心「いけいけ」攻撃最優先戦術は、
守備主軸バランスに修正されましたが、
高支配率(リーグ3位)・多パス数(リーグ2位)のパスサッカー・多シュート数(リーグ3位)・低運動量(リーグ17位)・低スプリント回数(リーグ17位)は前年のサッカー・戦術を踏襲しています。しかし、一戦毎に、成功率は低下傾向で、上記各項目順位も、現在がピークで、故障・離脱選手の回復期までは、苦戦継続です。
2.戦術
昨年の主システムは、【4-2-3-1】攻撃型戦術で、
今シーズンも同システムで進行しましたが、故障・離脱選手の多数発生により、同システムの選択は困難となり、ここ2戦は、昨年5試合のみ選択だった
【3-4-1-2】の守備型戦術にシステムチェンジしています。
【4-2-3-1】システムでのキープレーヤー「ボランチ」「サイド」「両ウイング」選手に穴が開いたのですね。
コンサは、前年主システム・得意戦術で、そのままですと、完全マッチアップとなる所ですが、コンサは現在、更に守備型の【5-1-2-2】型で、サイド攻防とアンカー付近バイタルゾーン攻防で、優位・数的優位を取れます。
また、川崎のメイン攻撃の連続ショートパスによる中央突破も、「中村憲剛」の孤立局面が多発し、コンサの対中央攻撃への「ブロック密集・組織型守備」戦術は、充分阻止出来るものです。
数少ない注意点は、
川崎ストロングポイントの「セットプレーとクロス」で、
先ずは、その原因となる「反則・FK」を減少させる点です。
「中村憲剛⇔小林悠」のパス・キックと決定力は、最大の注意点です。
3.メンバー
厳しい起用可能選手の縮小状況の中、
スタメン選手の集中起用が益々進み、結果、コンディション低下状態での試合起用が発生する局面・状況まで来ています。本来、SUB選手だった選手がポジション獲得となっており、「奈良」も連続起用となっています。
しかし、「中村・小林」中心の起用は変えようが無く、対戦相手チームのターゲット先も、確定となり、対戦戦術・方法も十二分に準備・用意され、その相手の対策に対し「個の力」での打開も、徐々に通用しなくなり始めています。
複数・組織守備で、抑え込めますね。
4.対戦上のターゲット・狙いポイント
本来、低運動量・低スプリント数は、連続ショートパスによる「ボールを走らせる」戦術によるものでしたが、「ショートパスカット」によるパス攻撃阻止が第一の狙いです。
狙いどころ=ポジションは、自陣M3rd下位置付近ですね。3ボランチと3DF、サイドはサポートで、「パスカット」です。「攻守切り換え」のスピード速攻は、現在の川崎には痛撃の効果となり、得点機会は多数作れます。
第二ターゲットは、サイドの攻防で、2FWの内、1FWをサイドスペースへの侵入・突破攻撃を多数回仕掛け、ボランチ前位置選手・サイド選手も加わったサイド・複数選手攻撃も数回程度行い、「クロス」攻撃を多数回行います。川崎の3DFは、サイド・クロス反応に、ギャップ・ズレが起き、失点パターンとなっています。
試合展開上の注意点は、川崎の試合巧者振りです。特に、終盤、相手フィジカル低下局面で、攻勢を掛け、得点獲得し、逆転弾・同点弾・決定弾が多発しています。川崎の低運動量・低スプリント数戦術による優位点です。
対するコンサは、選手交代も加え、ラスト15分を攻守の運動量・プレイ数を増加し、逆に、攻勢・得点獲得期としたいですね。


posted by yuukun0617 |22:14 |