コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2017年04月03日

~進化~ リーグ第5戦「甲府戦」敗戦

第5戦「甲府」戦の敗戦と第1・2戦目との敗戦は、同じ敗戦でも「大きく相違」しています。選手も戦前、「勝ち点6」価値試合とのコメントをしていました。
シーズン展開上では、一気に「苦境・崖っぷち」状態まで追い詰められた「敗戦」。
おさらいですが、
コンサのシーズン獲得勝ち点目標は「35」。
そのためには「9勝8分17敗」か「8勝11分15敗」でした。このペースだと、34/5=約7倍で、現在「1勝1分3敗」✖7=「7勝7分21敗」=勝ち点28で、失敗・降格。
また、「9勝8分17敗」のホーム力の支えを加えH・A想定から、
「H7勝(1勝したのであと6勝)・3分(1分したのであと2分)・10敗(上位10チーム?)」
「A2勝・5分・10敗(もう3敗し、残り7敗のみ)」との想定対比では、敗戦想定は、Hは上位10チームがOK、に対して、Aは上位7位までしかできない状態に悪化です。
この想定式からは、昨日試合は、「甲府」は上位7チームではありませんので、引き分け以上しか許されなかった試合を落としたもので、「苦境」です。
当たり前ですが、シーズン当初に、シーズン展開を順調に進め進行していく事が、残留のポイントです。「未だ、シーズン開始した所だから、まだ未だ大丈夫」との認識こそが、一番の大敵です。J1中心経験選手(兵藤・増川・横山)は、現時点で「苦境」発生、との認識でしょうが、J2意識から、J1意識へ認識変化していない選手は、そこまでの認識ではないですね。その認識差が、試合での選手意識差に直結していく事も大きなリスクです。

「苦境・崖っぷち」認識の徹底した共通理解と実践をしっかり浸透させる事が、最大の改善対策ですが、「監督コメント」として公開されて来るものは、逆で、甘い認識ばかり。
監督・コーチは、よく、選手から怖がられますが、「絶対ぶれず・生半可レベルでは許されない徹底」=「プレー・質には大変厳しい、妥協は無くとことんまで求められる」ですね。
四方田監督・コーチ陣では、選手から「鬼監督・鬼コーチ」とのコメントは聞いたことがありません。

敗戦原因は、明確です。
1失点目のラストシュートは、シュートエリア内での「アンカー前後スペース」から「フリー状態」でのシュートです。宮澤がそのスペース管理をしていましたが、「下がり過ぎ」宮澤前に「スペース」発生でした。適正な「ポジショニング」で、解消するものです。
しかし、そのスペースでのボールロスト・敵へのパスが真の原因で、「ミンテのクリアーミス」です。
昨日ミンテは、ポジションゾーンに侵入する、旧知の「ウィルソン」の直接マーカー役でしたが、完全にスピード・フィジカルコンタクト・高さで負け、引きずり回され、結果「ポジショニング」がズレ続けました。失点シーンは、左サイドで「菅」が抜かれ、「福森」対応すべき所「ポジショニング」がズレていて二次カバーをせず、ボールウォッチャー、カバーのためセンター「横山」が左サイドラインまで、引きずり出されて、クロスを入れられましたが、単純なクロス防御で、スペースの空いた「DFセンター」ポジションカバーにミンテが遅れ、ハーフポジションでの「クリアー」になり切らず「当てただけ」で、「アンカー前後スペース」の敵へのパスとなったもの。 ミンテ・福森の「ポジショニング」の問題ですが、ミンテの根本課題して、再三リスクをうんでいるものです。
2失点目は、セットプレーでの「マーク漏れ」。コンサは、セットプレー防御は、「ゾーンディフェンス」ですが、「ポジショニング」のズレが再三発生し、同様パターンの「マーク漏れ」で失点を繰り返しています。 「スペースカバー」の徹底不足が原因ですね。

昨日試合は、少なくとも、「引き分け」以上の試合結果となるべき試合内容でしたが、「ポジショニング」がポイントとなり、失点した敗戦でした。
ただし、想定通り、「5-3-2」同士の試合で、コンサは、シュート3本?。得点は困難でした。

改善ポイントは、明確で、改善は容易です。

しかし、選手層のリカバリーは、時間を要し、危機ですね。

posted by yuukun0617 |09:22 |