2017年03月14日
~進化~ 第3戦「C大阪戦」総括とルヴァン杯「磐田戦」
J1リーグだけでも、1週間では日程不足し勝ちの所、変則間隔でのルヴァン杯は厳しい日程ですね。上位4チームはこれに、ACL、更に、年後半は、全チーム、ルヴァン杯終了後の天皇杯で、常時、1リーグ+2カップ=3つの公式リーグ戦です。
そのため、各チームで、対応戦略が異なって来ます。
優先順位は、
(ACL⇐)Jリーグ⇐ルヴァン杯と天皇杯(上位4チームのみ)ですが、
各チーム対応戦略は、
・J1強力・豊富選手層チーム
ACL=Jリーグ ・・トップチームで同一
ルヴァン杯・天皇杯・・予選リーグ;SUBメンバーで、TG同様の育成・選別機会
・J1上位チーム
Jリーグ・・トップチーム
ルヴァン杯・天皇杯・・SUBメンバー+トップチームからテコ入れの混合型
・J1中位以下チーム
Jリーグ・・トップチーム
ルヴァン杯・天皇杯・・トップチーム半数+SUBチーム半数で合成
となりますね。問題は、中位以下チームで、各レベルの保有選手が乏しく、そこでの保有選手競争は困難。ルヴァン杯・天皇杯を、J1残留・順位に無関係であり、完全にすべて敗戦も可、との決断が出来るのなら、割り切って「若手育成機会」として選手構成し、「SUBのみ」と出来ますが、「公式戦」であり、J1強豪も、やや戦力低下での試合となり「ジャイアントキリング」が起こし易い、との事から、一定の順位を求めて、トップチームとの混合型で、より勝利を追うのなら、トップチーム選手の増加選択となります。
現実論として、故障・離脱増加のコンサは、当面、「勝利主目的のトップチーム混合数増は困難。SUBで構成」しかありません。緊迫したTGの公式版として、SUB選手が遠征選手です。
その前に、第3戦「C大阪戦」総括です。
1.「C大阪戦」総括(前ブログの試合直後印象で記載の通り)
「C大阪」は、J1トップクラスの強烈なチームでは全くありませんでした。相変らず、強いチームではありますが、「コンサ勝利が可能・すべき」試合でしたが、「1-1」引き分けの【勝ち点-2喪失】試合。
その原因確認を。
①システム;勝利目標試合でもシステムは「5-3-2」型、途中攻勢時に「3-5-2」のサイドをハーフポジションに変化、後半劣勢時点で前線3TOPの「5-2-3」型。
②攻撃;選手構成の中、FW「都倉・ジュリーニョ」を「都倉・金園・内村」へ変化。最後は、都倉の「決定力」と内村「スピードと冷静なクロスパス」で同点・引き分けを獲得。「金園」は効果的なプレーに乏しく「ターゲット分散効果」程度。
攻撃課題のシュート決定率は「5.9%」で全く、改善されていません。通算決定率は「2.9%」で、「シュート35本打ってやっと1得点」で、J1リーグ17位の超低迷状態。
(最下位18位は、ビックリの「広島」で累計決定率1.3%・・広島低迷・下位順位の最大原因です)。シュート決定率は、相対数値で、その分J1の「高い被シュート阻止率」=GK・DFの良さ=に由来するものですが、チーム本来の「決定率」=それまでのシュート決定率向上努力、が原因で、コンサの「シュート練習」の低レベルを証明してしまっています。
「根本改善」が直ちに必要です。(何度も、ブログ記載の通り、選手の入れ替えではありません。その前に、「ターゲット・ポイント」シュート練習で速やかな改善可能です。)
クロス主体の攻撃は、右マセードと左田中は有効で◎。
ロングフィードのロングカウンターは、タイミングがほぼ全回遅延、相手準備完了した後のフィードは全く成功しません。どんな強力攻撃力チームも同様で、相手守備陣整う前の攻撃タイミングか否かを勝負しています。単純な「ボールロスト」しか起きませんね。
ショートカウンターはほとんど作動無し。支配率49.3%で、今シーズン累計支配率45.9%より高目でしたが、パス数440本成功率74.5%で、これも今シーズン累計成功率61.0%より大幅上昇するもリーグ12位の低レベルで、ショートカウンターでのミスパスによるボールロスト増加原因となり、作動は困難。
③守備;採用陣形の守備力は強力で、ほぼ想定通りの効果。当面、この陣形の継続ですね。
以上の通り、「極度に低いシュート決定率」が、引き分け原因ですし、現在順位の主因です。
現在コンサシュート現況
1 都倉 賢 12本 決定率 8.3%
2 ジュリーニョ 5 0.0%
3 石井 謙伍 4 0.0%
3 兵藤 慎剛 4 0.0%
5 横山 知伸 3 0.0%
5 内村 圭宏 3 0.0%
7 宮澤 裕樹 2 0.0%
7 マセード 2 0.0%
7 金園 英学 2 0.0%
10 福森 晃斗 1 0.0%
ターゲット・ポイントシュート練習対象者は、【全選手】しかありませんね。
ついでに。「枠内シュート」累計値順位
1 浦和 枠内24本 得点9 決定率23.1%
2 G大阪 20 7 21.5%
・・・
16 コンサ 7 1 2.9%
17 鹿島 6 2 8.1%
18 甲府 5 2 8.7%
コンサは、浦和の1/3の枠内本数、決定率は、1/10程度。
でも、枠内率=決定率とは限りません。GKへのパスは、永遠に得点が遠のきます。
2.ルヴァン杯「磐田戦」想定
①磐田チーム点検
磐田の選手起用は、トップ+SUBの混合型の想定。磐田は、リーグ3戦、同一スタメンとなる選手が10名となる固定化状態で、流石に、明日の試合には、3戦起用ベテラン選手(MF中村、宮崎、太田、DF大井、GKカミンスキー)5名は不在で、SUBが代替。
「磐田」のシステムは今シーズンメインシステム「4-2-3-1」型「やや攻撃的陣形」をミドルポジションに布陣、支配率は45%以下で、
システムとは裏腹に、「守備的戦術」と「セットプレー」得点狙い
②コンサ想定
戦術は、今シーズンメインシステム「5-3-2」より攻撃的な「3-5-2」(3ボランチ・サイドハーフ)型で、やや高めのミドルポジションに布陣。支配率は、磐田の低支配率戦術から、55%以上で、3DF・3ボランチ底のアンカーの計4名の守備ラインは堅持しつつ、サイド攻撃主体で反復攻撃展開。複数得点獲得での「得点勝ち」狙い。
想定試合結果【 2-1 】勝利
メンバー予想
金山
河合
進藤 永坂
深井
マセード 荒野 前寛 石井
金園 ヘイス
SUB 阿波加、上原、濱、菅、小野、田中、ミンテ
午後、磐田へ移動ですね。
しっかり、結果を出して来てください。
posted by yuukun0617 |13:50 |