2017年03月09日
~進化~ 第3戦「C大阪」戦 チーム点検とコンサ戦術・試合展開・メンバー予想
何回もブログに記載の通り、
四方田監督の今シーズン、対戦戦略を
①リーグ上位8チームとアウェイ対戦(ホーム8試合+アウェイ17試合=25試合)は、引き分け=勝ち点「1」狙いで、「8引き分け獲得」。
・・⇒ 「守備主軸戦術」で守備型試合。
②ホーム中位以下9チーム対戦(ホーム9試合)は、勝利=勝ち点「3」狙いで、「9勝獲得」。
・・⇒ 「攻守バランス型戦術」で攻撃型試合。
・・ ①+②で、9勝8引き分け=勝ち点35 の残留目標到達。敗戦は、17試合可能となり、想定は①の上位8チームホーム・アウェイ全敗で16敗+中位以下アウェイで1敗が限度。
つまり、試合毎「相手レベル・条件」で、試合目標勝ち点と戦術を、「守備型・攻守バランス型」を使い分ける、との戦略です。(昨シーズンは、同一戦術・目標勝ち点は1つに集中)
1戦目・・中位相手・アウェイ「仙台」-想定;勝ち点1目標-結果;敗戦
2戦目・・上位相手・アウェイ「横浜」- 同上
シーズン戦略上は、「想定内」結果。 結果以上に、試合内容と課題確認がポイント。
しかし、
3戦目・・中位以下・ホーム「C大阪」-想定;勝ち点3目標となります。
では、「C大阪」のチーム点検、対戦への「戦術・試合展開・メンバー予想」です。
1.「C大阪」チーム点検
A、現況
順位16位 勝ち点1 0勝1分1敗 1得点 3失点 得失差-2
シーズン開始前予想では、多くのマスコミ・解説者が、首位候補・少なくとも上位確定、との予想でしたが、未だ2戦と言え、大不調。ただし、2戦目が優勝候補筆頭の最強浦和対戦で、致し方無いとの余裕コメントも多々ありましたが、それならば、コンサは現首位の横浜対戦だから、敗戦仕方無しとのコメントは、一つもありません。例えば上位は7チームだとしても、7チームとは、日常的な対戦で、「不調」です。
しかし、テコ入れは、大補強の「清武」復帰で、札幌戦に照準を合わせたコンディション調整により、次戦から救世主として投入。
B、システム
ここ2戦とも、昨シーズンメインシステムだった【4-2-3-1】攻撃バランス・個別選手能力中心型戦術を変更し、【4-2-2-2】攻守バランス・個人組織バランス型とし、「守備」バランスを修正するもの。
昨年J2リーグでも、失点数の多さがリーグ4位にとどまった原因でした。J1では、DFヨニッチ新加入あるも基本メンバーは実力出し切れず、守備力は現状維持状態。そのため、前システム守備6名+攻撃4⇒新システム守備6名+攻守2名+攻撃2名とし、守備時の守備選手を+2名の8名としたシステムを選択したもの。
しかし、2戦目までではその効果は無く、失点数減少は失敗。
C.戦術
システム変更に伴い、「高支配率・ハイポジション・攻撃的パスサッカー」は全く大変化。
今シーズンは、
「支配率は相手(44%)・ミドルポジション・攻守バランス型・パスサッカー維持」戦術です。
しかし、その結果、パス数は維持されるも、パス交換位置は、布陣・陣形ミドルポジションへ下がった事から、ミドルポジションとなり、相手ゴールへの距離が延び、結果、シュート数が、昨年1試合16.9本⇒今シーズン8.5本へ半減。同時に、枠内シュート数半減、クロス減少、30m侵入回数J21位⇒10位へ低下、関連で、FK・CKも半減、一方、DFでタックル数増加。攻撃力半減・守備負担増加のデータ。ミドルポジションでのスルー・ショートパス攻撃は、ボール喪失率も高く、逆襲・カウンター多発、また、システム上、中央攻撃多発で、クロスは減少、相手の守備も、ターゲットを絞れます。ですね。
D.「清武」緊急復帰加入
最悪状態の所、カンフル剤「清武」復帰。次戦、札幌戦よりスタメン開始。
この結果、システムを【4-2-3-1】に変更し、サイド攻撃によるワイド攻撃とスルー・ショートパス攻撃を復活との想定が濃厚となりました。
選手層は、代表クラス選手多数保有(13名)で、本来戦力(潜在戦力)はJ1上位レベルの筈。
しかし、組織・連携面は昨シーズンから、上昇せず、個々の高レベルプレーの連続で結果を求める「個別選手主体」型チームは変えられていませんね。
2.コンサ戦術・試合展開・メンバー予想
A.戦術
上述の通りですと、【攻守バランス型】で「勝ち点3=勝利」狙いで、【3-4-2-1】型となりますが、清武出場で「サイド攻撃」復活で、右清武、左柿岡がソウザと山口蛍と連動し、前戦「横浜戦」斉藤と同様、強力攻撃予想。
【5-3-2】の【守備主導型】システム・陣形やや低目ポジション、しか阻止できませんね。
しかし、「勝ち点3=勝利」獲得目標試合です。ボール奪取から、J1仕様にレベルアップしたカウンター・速攻と関連のセットプレー攻撃を図り、4・5回の決定機に、現在緊急課題「シュート決定率」を改善して複数得点獲得を狙います。
サイドと前線に、兵藤・深井・福森・菊地・横山・ソンユンから、高精度の長短フィード・パスで、攻守切り替えのタイミングの速さ・速度がキーです。(ゆっくり守備陣整備後、のんびりフィードだけは無意味なので絶対やめましょう!)
B.試合展開
徹底した守備最優先です。間違っても、流れの中での陣形アップは厳禁。仮に速攻が一段落して遅攻となっても、打開のためボランチ・DF前線アップ攻撃参加型の攻撃は厳禁です。コンサ対策で、敵の狙いの一つです。平気で何失点も罠に陥り、敵の思う壺、となっています。
試合開始~ 守備最優先・速攻で得点機会待ち。
前半 30分 試合均衡状態で、敵ボールロストの瞬間、スピード・短手数強烈速攻で得点
45分 反復
後半 開始 選手交代で、試合展開コントロール
60分 選手交代
75分 選手交代(勝利局面;守備固め、引き分け・敗戦局面;攻撃選手)
【1-0】で完勝 狙い
しかし、コンサのミス・緩み・清武スーパープレイで失点の場合は、複数失点状態となる可能性が高く、その時点、【3-4-3】攻撃型へシステムチェンジし、逆転を狙う。
C.メンバー予想
C大阪・コンサを同時記載型で。
〔C大阪〕 〔丹野〕
〔松田〕 〔ヨニッチ〕 〔山下〕 〔丸橋〕
=ジュリーニョ= =都倉=
〔ソウザ〕 〔山口〕
=兵藤= =ミンテ=
〔清武〕 〔山村〕 〔柿谷〕
=田中= =深井= =石井=
=福森= =菊地=
〔杉本〕
=横山=
=コンサ= =ソンユン=
清武を兵藤と田中で挟み込み、深井がサポート、カバーに福森の4枚で阻止
柿谷をミンテと石井で挟み込み、深井サポート、カバーに菊地の4枚ブロック
特に、左柿谷阻止のミンテ・石井、深井サポートは前戦で経験済み、前半拮抗の成果済。
交代要員;ヘイス・菅・進藤・河合・宮澤・内村・金山
ヘイスと宮澤の投入がキーとなりそう。
終盤の守備固め局面は河合、攻撃局面は内村。
ブログアップが夜になってしまい、多々メンバー予想も出始めている事でしょうが、午後のニュース・リリースは見ていませんので、そのまま投稿します。
さて、どうでしょうね。
いずれにしても、堅守=0封し、速攻で得点で、今シーズン、ホームドームで初勝利!!ですね。
posted by yuukun0617 |19:35 |