2017年03月07日
~進化~ J1第1戦・第2戦現況分析
J1リーグは、第1・2戦を終了し、コンサは現在17位。しかし、勝ち点差は、1試合=3以内に、7位の浦和順位まで変動し、この時点では、順位に一憂は厳禁。
今は、試合内容・展開の是正・改善に集中すべきで、開幕5試合時点で考慮すべき事ですね。
しかし、既に2戦目で、順位と関連する「項目」がデータから明白になっています。
開幕スタート直後の現時点で、
「現在最重要項目」を確認する事は、大きいと思い記載します。
1.現順位に、最も直結する項目は、「得失点差」です。
順位 1 横浜FC 得失点差 4 得点6 失点2
2 FC東京 2 得点2 失点0
3 神戸 2 得点3 失点1
4 仙台 2 得点2 失点0
5 G大阪 2 得点4 失点2
6 川崎 2 得点3 失点1
7 浦和 1 得点5 失点4
8 柏 0 得点4 失点4
・
・
15 鳥栖 -2 得点2 失点4
16 C大阪 -2 得点1 失点3
17 札幌 -4 得点0 失点4
17 大宮 -4 得点0 失点4
2.上位・下位順位ともに、「得点」数にほぼ連動
下位順位は、更に「失点」数に連動しています。
では、順位の決め手となっている「得点」数を決める項目は。
3.「得点数」順位と各項目との相関項目を確認すると、
「シュート数」順位からは、
1位 G大阪 シュート数32 得点4 リーグ順位 5
2位 広島 30 得点1 リーグ順位13
3位 横浜FC 29 得点6 リーグ順位 1
4位 仙台 24 得点2 リーグ順位 4
5位 浦和 24 得点5 リーグ順位 7
6位 新潟 24 得点2 リーグ順位11
7位 柏 22 得点4 リーグ順位 8
・
10位 札幌 19 得点0 リーグ順位17
11位 大宮 18 得点0 リーグ順位17
・
・
16位 FC東京 13 得点2 リーグ順位 2
17位 鳥栖 13 得点2 リーグ順位15
「シュート」数は、順位とも「得点」数とも全く連動しません。
確かに、得点機会の創出回数で、攻撃チャンス数を示しますが。
実は、圧倒的に「得点数」⇒「順位」に直結項目が「決定率」順位です。
「シュート決定率」順位
1位 浦和 決定率27.3% 得点5 シュート24 順位 7
2位 横浜FM 20.9 得点6 シュート29 順位 1
3位 FC東京 20.0 得点2 シュート13 順位 2
4位 柏 17.1 得点4 シュート22 順位 4
5位 鳥栖 15.5 得点2 シュート13 順位15
6位 川崎 14.9 得点3 シュート22 順位 6
7位 神戸 13.6 得点3 シュート22 順位 3
8位 G大阪 13.0 得点4 シュート32 順位 5
・
10位 仙台 8.6 得点2 シュート24 順位 4
・
15位 広島 2.5 得点1 シュート30 順位13
16位 磐田 0.0 得点0 シュート18 順位14
17位 札幌 0.0 得点0 シュート19 順位17
18位 大宮 0.0 得点0 シュート18 順位17
「シュート決定率」が全順位に直結が明白です。
※コンサの順位上昇の決め手は、「失点数」の減少ではなく、「シュート数」の増加でもなく、「シュート決定率」の上昇が最重要ポイントは明白です。
コンサは、昨J2シーズンから、課題点として認識するも、未解決で、J1今シーズンに突入しましたが、たった2戦目で、もう、全く許されず厳しく最重要点として、問われている現実が明らかです。
都倉をはじめとして、攻撃陣は当然、全選手、「枠内シュート」率の様な甘い基準ではなく、「ターゲットシュート率」;ゴール枠の中、GKカバーエリア外の「高決定ポイント・エリア」をターゲットにしたシュート率(海外チーム・海外代表チームでは当然実施の練習、選手選定基準)、練習の徹底で、個々選手の意識・技術両面の打破・打開・改善が、J1リーグで試合実施するための必須事項です。
4.運動量・スプリント数は、順位には全く連動・相関しない事は明らかですね。
ちなみに、この2戦目でも、
運動量順位 スプリント順位
1位 鳥栖 順位15 1位 FC東京 順位 2
2位 G大阪 5 2位 C大阪 16
3位 清水 10 3位 鹿島 9
4位 磐田 14 4位 甲府 12
5位 浦和 7 5位 札幌 17
6位 仙台 4 6位 磐田 14
・ 7位 横浜FM 1
10位 札幌 17 ・
11位 新潟 11 ・
12位 横浜FM 1
札幌は、運動量10位、スプリント数5位で合格の筈ですが、残念ながら、順位とは全く相関しません。
今回データ以外の「試合サマリー個別項目データ」は、2戦目が未発表ですが、データ判明次第、分析し、「データからの戦術・展開・選手等分析」を行う予定です。
本日は、現在までの判明データからの推論でしたが、「シュート決定率」が今後の最重要ポイント・課題となっている現実、を結論付けで終了したいと思います。
posted by yuukun0617 |18:58 |