コンサドーレ札幌サポーターズブログ

スポンサーリンク

2016年09月14日

〜進化〜 長崎戦 事前点検

本ブログのテーマは、
獲得勝ち点を順調に積み上げていく中で迎える、次戦「長崎」戦への事前点検 です。
2項目関連項目を記載し、本題項目記載とします。

1.2016シーズンでの昇格
2016シーズンは、J2全体での勝ち点差が上位〜下位まで僅差状態が続き、緊張感と激しい順位変動を産み、緊張感に溢れたスペクタクルなシーズンが展開しています。
その原因は『リーグ戦試合水準の大幅上昇』で、各チームの戦力上昇結果によるものですね。戦力上昇ポイントは、何でしょうか。
 ...≪チーム育成選手の戦力化≫ が大変大きいですね。
今シーズンのJ2では、多くの戦績好調チームの共通ポイントで、
<J2でも、現代流の戦力強化には、自チームでの育成戦力が欠かせない>との命題が出来たかもしれませんね。実に、J1では、昨シーズン、主力選手の若返り・若手への入れ替わりが潮流となり始めていました。
 その最たる・典型的チームが【コンサ】で、育成選手・中堅選手・ベテラン移籍有力選手で構築した保有選手の活躍した成果が現在順位となっています。
この様に、大きく変化している2016シーズンJ2の勝ち抜き・昇格チームの実力は、過去シーズンの昇格チームと、総合戦力を対比ですると、『激しい昇格争い⇒戦力強化争い』から、昇格チーム戦力は高いものとの結論が産まれそうです。

2.レンタル移籍契約について
以前【J1へ向けて】シリーズで、『レンタル選手の契約変更交渉』を記載しましたが、諸々と問題点も有り、その内容を記載いたします。
 コンサで、現在「攻守のキーマン」として大活躍中の『レンタル契約』2選手≪福森・菊地≫の契約満了前での完全移籍交渉開始を提案記載しました。
その趣旨は、正解と思いますが、「レンタル契約」の制約・条件が問題となります。

「レンタル移籍」の基本を確認。6項目。
先ず①「レンタル移籍」の利点・目的--(移籍先)高額移籍金無しで戦力補充。(選手)出場機会増加見込み(移籍元)出場機会を付与しづらい選手に試合経験積重ねて成長
②「契約期間満了後」-基本-自動的に移籍元へ再移籍になる。
(移籍先・選手)両者、完全移籍意思で合意の場合「完全移籍」交渉。2通り。
a.「買取オプション付レンタル契約」契約で定めた移籍金を移籍元へ支払えば完全移籍に契約変更。
b.3者合意(移籍先・選手と移籍元)により完全移籍へ契約変更。移籍元が選手と契約延長の意思がある場合、移籍金発生〔年齢係数半分となり、移籍金半減の特典取り扱い〕。移籍元が契約延長意思が無いと、移籍金なし。
③「レンタル移籍(契約延長しても)」移籍元と移籍先が同一リーグでは、『移籍元との対戦は、出場不能』取り扱い。
④「レンタル移籍」の欠点--移籍元選手であり、移籍先で活躍しても、期間満了後再移籍前提で、移籍先チームの「潜在財産」にはならない。
選手契約は、契約満了か満了前6カ月間に限り、他チームと契約締結できる。
選手契約は、契約満了前でも、移籍先・移籍元とが移籍に伴う補償(移籍金)合意し、選手も移籍承諾の場合は、移籍できる。

以上、確認内容から、
「福森・菊地」の完全移籍交渉は、JFA「移籍協定」での「レンタル契約期間満了時点」(2017.1.31)が原則です。移籍元と選手間の「選手契約残存期間」と「移籍元意思」次第で、移籍金は上下・有無が決定する事から、協定原則時点での交渉が基本スタンスとなりそうですが、⑤⑥の通り、2016.7.31から交渉可能で、「この時点での交渉メリット」確認も含めスタート可能です。ただ大きなリスクは、「本人意思」ですが、本人コメント等は、「完全移籍OK印象」ですね。今後のプレーへ好影響のプラス効果も見込めそうです。

3.「長崎」事前点検
順位13位 勝点39 9勝12分10敗 33得点 38失点 得失差-5
前回コンサ対戦は、6/1318節【2-1】都倉・ヘイスVS永井得点で、逆転勝利も「3ボランチ」新システム導入の接戦試合。
長崎は、シーズンスタートの
【3-4-2-1】システムで戦績不振〔1勝6分5敗〕、の打開策として、
13節より【3-3-2-2】「アンカーシステム」に戦術転換し、得点力向上・失点減少し戦績急上昇〘8勝6分5敗〙。ただ、ここ5戦は、0勝3分2敗で「勝利無し」で降下状態。
特に、得点力が減少(5試合で2得点のみ)。
一応システムは、
【3-4-2-1】2勝8分7敗 12得点 
   対3バック 1勝3分2敗 対4バック 1勝1分5敗 
【3-3-2-2】6勝4分3敗 18得点
   対3バック 1勝0分2敗 対4バック 5勝4分1敗 
合計 対3バック 2勝3分4敗 対4バック 7勝9分6敗
                ・・対4バックチーム戦績の方が高いです。
チームスタッツでは、「攻守」の全項目、J2-11位~16位クラスで、J2中位レベル値のみで、ストロングポイントというより、攻守とも平均的にJ2中位レベル。

得点パターンの特徴は、
セットプレー33.3%、クロス24.2%の2手段で約60%
ヘディング・シュート力の高いFW永井が要注意。
失点パターンは、
セットプレー21.1%、クロス18.4%、こぼれ球18.4%の3パターンで約60%
DFの自陣空中戦支配率・スピード・マークずれに狙い目あり。

長崎もシーズン展開に苦慮しここに至る現況、「コンサ通常戦力」での対戦は「大きな戦力差」となる現状です。

前ブログで「ボランチ」対策を記載しました。本日、ボランチ「候補」者として記載した「菊地・櫛引・福森」の起用テストはなかった様ですね。失敗予想の「前・上里」構築で練習したのでしょう。練習でも、「正確な観察眼」であれば、機能不全状態発生を確認し、対策必至となりますが...対応・対処時間切れが懸念されます。

有難うございました。

posted by yuukun0617 |20:33 |