2016年09月13日
〜進化〜 群馬戦 総括ー2追加版
前回ブログで、新スタイル獲得を記載しましたが、ボランチについてのコメント、ご意見を頂きました。
そこで、総括ー2追加としてあらためてブログをたてました。
問題は、
『深井』故障、『宮澤』累積警告で出場停止、『上里』群馬戦失点原因、
残るボランチは、『前寛』だけしかいないが全項目もう一歩能力不足、
の危機的状況で長崎戦、です。
どうすれば良いでしょうか。
先ず、他にボランチは、候補も含め探してみます。
〔実戦経験済み選手〕
①河合・・2014シーズンは、シーズン後半(最終盤時期に、DFの不足状態で、DF起用が始まりました)まで主力ボランチでしたね。判断・統率力、ゲームメイク力、空中戦勝率を軸にした守備力はありますが、現状は、スピードと運動量、特にチェックスピードの瞬発力が低下、起用には、周りの選手サポート、カバーが必要です。
②菊地・・大本命。ただ、ボランチへの実戦起用は、2012新潟での8試合(対コンサ戦がありました..)まで遡り、川崎時代は、DF起用のみで、あらためて、ポジション練習が必要な状態。期待出来るプレー・レベルは、空中戦支配力、対人守備力、瞬発力によるボール奪取力、など高い守備力、とビルドアップ力の攻撃力もあり、練習による連携向上により、中盤支配・堅守と攻撃起点の構築が出来そうですね。
③荒野・・1試合ボランチスタメン起用(岐阜戦5-1勝利)。豊富な運動量を軸にした守備と攻撃起点を目的とした起用でしたが、予測・予見力が働かず(外されたのか、乏しいのか、どちらもか、、疑問ですが..)、後追い型で敵選手を追い掛け、タイミング遅れが多発していました。経験値の乏しさが主因と見えましたが、実戦で、「期待レベルプレー」には相当な練習・経験が必要で、即効法とはなりません。
④福森・・実は、2014川崎で1試合ボランチ起用がありましたが、「大島・山本」など優秀ボランチが優先起用となり、その後ボランチポジションは再発しませんでした。ただ、攻守の「高能力・万能型へ成長」した現在、有力候補です。不足する能力は見当たらず、「経験値=練習」集中で、「実戦可能レベル」に到達し得る【即効薬】です。特に、高いボール奪取力の〔守備の第一防波堤〕、と、高精度の展開パスをボール奪取の瞬間に〔多彩・正確な攻撃起点とスピードプレー〕、FWを追い越す〔第三の攻撃〕...魅力・ストロングポイント、満載です。
〔経験なし・コンバート選手〕
⑤櫛引・・DFとしての将来性は著しく困難な状態、もう「育成対称」では無くなり、即戦力か否かを問われています。しかし、守備力・ボール奪取力・空中戦支配力は、J2クラス程度まで、大変ゆっくりでしたが、伸びて来てはいます。このまま、喪失は惜しいですね。保有している守備力は、ボランチとしての基礎力に近いレベルで、コンバートの基礎力は持っていますし、「年齢」のプラスハンデ(プラス能力獲得期間の確保です)もあります。「攻撃起点能力」「判断力」「ボランチポジション理解と連携」のプラスアップが出来れば、コンバートし、「有力ボランチ」の可能性が出て来ます。
即効性と完成度を考慮すると、
次戦起用策は、
A.脆弱な選手と強力能力選手(未完成・経験値少なくとも)の組み合わせ
B.脆弱選手と脆弱選手を組み合わせ、
です。どちらにしても、周辺(DF・OMF・サイド6人)選手カバーリングが必須です。
B.案は 「上里」+「前(寛)」ですね。
そのままでは、次戦「長崎」の~自由なパス交換・ボランチ防御が効かない速攻~により<失点>大リスク状態です。
A.案は 「上里」+「菊地」です。
菊地起用は、攻守で、上里のカバーを宮澤以上に可能となります。
「上里」の守備エリアは、事前に、通常より縮小し、そのエリア内は完全防御の共通認識でプレー設定。その拡大幅は、バイタル~トップ下まで「菊地」の守備エリアとしてカバーが基本戦術。
その上で、
〔守備〕
・ハイボールは、菊地第一ディフェンダー、上里こぼれ球想定カバー
・パスカットも、上里縮小エリア以外、菊地第一ディフェンス、上里はカバー。
・対人チェックも、同様に、上里縮小エリア対応、その他エリア菊地第一ディフェンスですが、菊地の強いフィジカルコンタクトにより、高い勝率獲得です。
〔攻撃〕
・攻撃起点能力は、上里・菊地両選手とも保有します。
そこから、「上里」の左足への持ち替え動作による「一瞬の」プレー遅れを各チームとも、ボール奪取ターゲットとして来ますが、2人となり、ターゲット分散による狙い緩和となります。また、直ぐ近くでの菊地カバーは、一旦菊地とのショートパス交換を入れ、還りボールを左足でのダイレクトパスにより、持ち替え動作解消となります。
そして、菊地からの精度の高いロングパス供給先は、左サイド主体となり、上里の右サイド主体へのロングフィード・パスとで、両サイドの活性化・攻撃手段拡大となります。
菊地をボランチ変更のあとのDFは、本命「進藤」復帰、「河合」「櫛引?」「永坂(も面白いですね。もうちょっと連勝しゴール寸前ではトライ可能です)」で、選手はいますので。
B.案は、ボランチのカバーエリアが普通よりも小さく、実践プレーもプレー毎に強弱がある不安定内容で、「攻守」共に著しいレベル低下となり、敗戦主因となってしまいます。
周辺選手のカバーは、
サイド選手・・縦の推進力を代償に、横幅(ボランチ側)守備中心のプレーとなります。
超守備型プレーで、攻撃力を大きく削ぐものです。
DF ・・ボランチの下・穴の場合はボランチ位置まで侵出しディフェンスします。
移動した元位置に穴が開き、よりゴールに近い位置での大リスク発生となります。
トップ下・FW・・ボランチ位置まで、下がるしかカバーが効かず、攻撃力は機能不全状態。
の結果で、「攻守」ともに崩壊状態です。
将来的には、
『深井』『菊地』『福森』『宮澤』の4選手でのボランチ選択が理想形に見えて来ます。
特に、菊地と福森のポジション位置アップは、「攻守」に大きなプラス戦力化をもたらしそうです。 【J1化】のため、「簡単に有力選手獲得」で解決できるのであっても、トライする価値の高い方法ですね。
以上 ボランチ考察の 群馬戦-総括-2 追加版でした。
有難うございました。
posted by yuukun0617 |04:59 |