2016年07月26日
~進化~ 山口戦 事前点検
シーズンスローガン【稲のために!杉のために!!共にJ1で!!!】
試合目標
第一目標【勝ち点3獲得により2位以下チームを引き離し、首位堅守態勢構築】
第二目標【J1昇格後、定着・上位進出のための戦力構築】 のW目標です。
取組課題 第1に、【連勝】が必須ですが、
第2として、システム・戦術のJ1化
第3として、選手のJ1化 !!
残り、18戦、1戦づつ「勝利勝ち点3」を積み上げ、昇格獲得ロードを確実に進行しつつ、「チームと選手のJ1化」を進める、ですね。
山口対戦は、残り18戦中の1戦ですが、確実に第1目標【勝ち点3獲得】優先の試合となります。
前回対戦は、コンサに取り、シーズン展開で分岐点となった試合でした。
内容は、前ブログ記載・・
=(1)選手全員にわたる「共通意識と理解、その実践」です。
⇒ 全選手、的確な・最善のプレーを選択し、迷い無く全力でプレーしていますね!
(自分の能力一杯まで..⇒間違いなく、能力向上の結果となりますね。)
(2)全選手とチーム首脳陣は、明確な自信だったものが、【確信に変化】しました!
現在のチームスタイル・プレーに対して、全員【確信】段階に到達したのです。
(3)(1)(2)と連動し、全員の一体感が頂点に達し始めました。
全員の力の結集のひとつとして、各個選手での自分のプレーがある事、と、
全員の力の結集の「強さ」を、全選手実感・意識しプレーする、との段階
に到達です。
(4)札幌スタイルが形として出来上がり始めましたね。
≪システム戦術・各個プレースタイル・練習~実戦の過程・その前提の各選手
努力(管理・鍛錬・強化)・意識と理解・サポーター内容≫
今節山口戦はコンサの歴史的重要試合になった?!
【3-1】完勝を目指す、【積極型の守備主軸・速攻】型布陣・起用。ベンチ・監督の意気込みが伝わって来る布陣。
『ハードワーク・運動量 ⇐ 強い闘争心・集中』勝負を挑み、そこで相手を凌駕し、勝ち切る! とのスタンス。サイドは、その石井とマセードもミドルポジション。両サイドでの攻防と鋭いクロス・カットインが、キープレー。ただ、一瞬の集中緩み・ミス・遅れは、即、複数失点に繋がるハイリスク!全員100%・以上のプレーを継続し、スタミナダウンを交代で代替し、試合全過程まで継続維持が絶対条件との、想定通りに展開
内村もこの試合で大きく「覚醒」。・・前線からの守備=プレスバックとコース限定=都倉・ジュリーニョともに出来ていました。内村は、山口DFの裏に大スペースがあり、ボディーブローの様に何回も「飛び出し」をトライし、有力シュートチャンスを作りました。更に、トップへ「当てた後のプレーメイク」も複数回ありました。=隔世のプレー開眼!!』=
との内容でした。
山口の積極型=≪イケイケ攻撃と全員全力運動量≫スタイルに対して、
守備主軸型ではなく、堅守陣形のまま全体ポジションを上げ、攻撃力を向上させた
≪攻守バランス型≫の積極型試合展開・戦術による完勝、となったもので、
その後の、「守備主導」から、転換し現在形に繋がる切っ掛け試合でした。
順序が前後ですが、山口のチーム点検。
現在、
順位8位 勝点39 11勝6分8敗 得点37点3位 失点36点19位 得失差1
一見、〔高い得点力とその分失点も多い〕=〔高攻撃力・低守備力〕に見えますが、
そうでもありません。失点が〔1点以下の試合数〕は15試合、60%が1点以下試合で、そこそこの守備力です。攻撃力は、〔複数得点の試合数〕9試合、1/3は複数得点獲得。
(因みに、コンサは〔1点以下試合数〕20試合。〔複数得点の試合数〕8試合)
ポイントは、
①ポゼッションJ2、第1位、55.7%
しかし、ポゼッション別戦績は、
45~46%・・3勝0分0敗 勝点/試合数・・「3」◎
47~54%・・4勝4分2敗 勝点/試合数・・「1.6」
55%以上 ・・4勝2分6敗 勝点/試合数・・「1.1」✖
コンサ・・「2.2」
ポゼッションが上がる程、戦績低下!です。
その理由は、②の主力攻撃手段の「速攻」による得点数の減少です。ポゼッションでは「遅攻」となり、得点力が低下するためです。
②システム・戦術と対システム別戦績
【4-2-3-1】【攻撃バランス・ワイド(サイド)攻撃・ポゼッション・パスサッカー】型戦術で、主力得意攻撃は、前線からのボール奪取から、速く・連携したショートパスの連続で、ワイド展開も加えて相手陣形を崩し【速攻】による得点獲得。
「遅攻」は、ショートパス交換のスピード・効果的パスのダウンから、得点力は減少。
③攻撃要素の内、「枠内シュート率の高さ」と「大量パス数」、「多様・多彩な得点経路=突出した得点パターン化していない・・的を絞りにくい」が、ストロングポイント。
④守備力は、2通りの失点パターンがあります。
〇セットプレーから・・DFの空中戦支配・エリア管理・タイト守備は中程度で、マークロストや緩みから失点。
〇カウンター・リスク管理の低さ・・ポゼッション時は、ウィング+両SBも高いポジション(FWラインに5人並列もしばしば現れます。)となり、カウンターリスク管理は、2DF+2ボランチで、中心エリアのみカバーし、サイド脇スペースがフリー状態で、カウンターから失点。
⑤運動量・・豊富な運動量をチームカラーとし、ポゼッションサッカー展開の基礎条件としている。
⑥試合展開・・前半開始時から、一貫して、攻撃一辺倒の同じリズムの反復で、早々に「得点獲得」では、更なる追加点獲得展開も多いですが、逆に、「失点」すると、更に「攻撃バランス」となり、カウンター失点多発で、複数失点とも成りがち。
⑦試合起用選手が、スタメン固定化の傾向強く、熟成される反面、フィジカル・コンディションの低下から、交代チーム力低下が課題。
⑧前回対戦後も、チーム状態は、上位を狙う中位グループの上位を維持しています。
以上の通り、山口のチーム確認をしてみました。
またまた、長い内容になりましたが、有難うございました。
posted by yuukun0617 |16:01 |