コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2016年07月22日

~進化~  岐阜戦 事前点検

皆さん! 新段階ステップの開始ですね。

試合目標
第一目標【勝ち点3獲得により2位以下チームを引き離し、首位堅守態勢構築】
第二目標【J1昇格後、定着・上位進出のための戦力構築】のW目標
課題項目第1に、【連勝】が必須ですが、
    第2として、システム・戦術のJ1化
    第3として、選手のJ1化 

では、次戦の「岐阜」のチーム分析です。
順位18位 勝点24 7勝3分14敗 〈負けが勝の倍〉
  得点26〈J212位〉失点38〈J217位〉得失差-12
調子は、現在4連敗の真っただ中、ここまで、4回の連敗期間と1回の(4)連勝期間で、
絶不調から脱却できず、本日、監督ラモス解任、ヘッドコーチが代行。
ここに至る原因に繋がる〔データ1〕ですが、ホームとAwayの戦績が大きく異なる点です。
ホーム 2勝1分9敗〈大幅負け越し〉 平均得点0.7点 平均失点1.5点
Away   5勝2分5敗〈?5分?!〉   平均得点1.7点 平均失点1.5点
 ホーム戦績が不調の直接要因、ホーム平均得点が大幅減少です??!
 これは、≪攻守バランス≫に原因がありそうですね?!
※攻守バランス=攻撃力と守備力の要因;
 ①攻・守、それぞれにかかわる選手の人数
 ②攻・守、それぞれにかかわる選手のポジション
 ③選手個人の能力、コンディション の3点です。
①②は、すなわち、「システム」戦術ですね。
〔データ2〕起用システムでも戦績に差が出ています。
(9試合)【4-2-3-1】2勝3分4敗 10得点 16失点 得失差-6
(8試合)【4-1-2-3】4勝0分4敗 11得点  9失点 得失差+2
(5試合)【4-4-2】  1勝0分4敗  4得点 10失点 得失差-6
【4-1-2-3】【アンカー設定の攻撃バランス型】は、5分の戦績、その他2システムは、大幅負け越しで、不調のシステムです。
ついでに〔データ3〕対戦相手システム別戦績。
       対3バック            対4バック
【4-2-3-1】2勝0分1敗 5得点/3試合 0勝3分3敗 5得点/6試合
【4-1-2-3】1勝0分1敗 3得点/2試合 3勝0分3敗 8得点/6試合
【4-2-2】 0勝0分1敗 0得点/1試合 1勝0敗3敗 4得点/4試合
 全体   3勝0分4敗 9得点/7試合 4勝3分9敗 17得点/16試合
 対3バック-5分近く、対4バック-大幅負け越しの戦績です!!
不調原因分析に戻ります..が、最後の〔データ4〕ポゼッション戦績です。
50%以上試合 11試合 1勝0分10敗 - 不調原因に直結部分
50%未満試合 13試合 6勝3分4敗  - 5分以上の勝率です。
 ポゼッションを取った支配は、ほぼ全試合敗戦!!

では、原因です。
1.監督の好みやチーム方針から、かも知れませんが、
基本的戦術方針を【攻撃優先・バランス】型の追求とした、のでしょうね。
そのため、【攻撃バランス型】システム選択となり、
上記、【4-2-3-1】【4-1-2-3】【4-2-1-3】型で、
攻撃(SBを加え)6~7人、守備(SBを加え)5~6人で、攻守は分離気味の陣形。
前線へ守備陣より直接(ロング)フィード多用し、ポゼッション(ボール支配率)を上げて、試合コントロールの中、勝利を目指す!との想定でした。
2.所が、戦績が乏しく、敗戦毎にシステムを変更し、熟成・成長の期間は無く、システム変更の連発で、チーム安定化=熟成が全く作動せず、シーズン経過したもの。
因みに、4231で2連敗、4123変更当初4連勝するも2連敗、勝利、敗戦で、4213へ変更2分後敗戦で、442へ変更敗戦、4231へ変更敗戦、4213へ変更1分挟み2敗、442へ変更1勝後敗戦、4123へ変更2連敗、4231変更敗戦、で現時点。9回変更!!
”迷走!”ですね。
3.想定システムの低機能原因。
第一に、ポゼッションサッカーの攻撃型チーム確立を目指すも、同システム・戦術は、組織プレーの前提に、個の能力が要求され、J2で、その要求を充足出来るチームは、C大阪くらい。高能力先発選手と高能力交代選手の分厚く・ハイレベルな選手層を保有するチームのみが、選択可能のシステム・戦術ですね。岐阜の保有戦力では、成立不可能が現状で、判断ミスを繰り返す実践により失敗となり、直近では、改善手段・手法も不明・迷走状態で、現4連敗に陥っている、という現況です。
第二に、特に、守備に「軸・壁」となるべき選手がおらず、SBは攻撃の駒となり、
基本的には、「アンカー」システム+2ボランチ(=3ボランチ)と2DFの5人+2SB守備の、(7)人数を揃えた陣形・システムで、やっと安定化となるも、攻撃人数減で攻撃力減退し得点獲得が困難となる、つまり、【守備の不安定が、攻撃力も減退させる】という事です。
4.上記の通り、不安定システム・戦術ですが、
攻守の具体的内容は、
①シュート数は、コンサと同程度だが、シュート決定率が低い=FW・攻撃陣の得点能力不足。
②得点は、セットプレーが1番多いが、失点も、セットプレーが1番。=空中戦支配力が高い訳ではなく、キッカーが優秀なだけ(「高地」)。
③攻守共に、最終ディフンス力・最終決定力に弱点あり、狙い目。
④システム・戦術は迷走するも、選手起用は、スタメン固定化気味で、フィジカル・コンディション調整の不安定状態が生まれ、中軸選手の欠場が戦績に直結している。

まだまだ、穴や不備...多々出て来ますが、概要・概略は大分記載出来たと思います。
この辺で、岐阜戦の事前分析・点検を終了いたします。

追記;ノノラジで、社長より「・・J2では確かに強いが、まだまだ、こんな力では、次シーズン・次々シーズン以降を考えると、全く不足...」とのコメントでした。
正に、この時点で目指・準備していく・トライする事は、J1化、との指摘!!
 前戦勝利から場面転換を主張している者として、
  ≪我が意を得たり≫、同感!!!のコメント でした。
J2首位堅守の中優勝も、J1昇格も、絶対・必然(にしなければ)ですが、だからこそ、その先を作るのは【今しか無い】=シーズン終了後、付け焼刃的に有名・有力選手を収集し別チームを作るのでもなければ、J1で通用する戦術・戦法をあわてて身に付けるのでもない、【現在チームの進化形として連続・継続での強力チーム】を構築する!!との決意で、シーズン後半を進めて行く!!、という事。 =凄く重要な決意表明をサラッとしましたね=

長くなりましたが、大変、有難うございました。

posted by yuukun0617 |14:37 |