コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2016年07月05日

~進化~  C大阪戦  対戦チーム事前点検

シーズン後半開幕『怒涛の激闘~首位争奪3連戦』の第1戦、C大阪戦。

現在、コンサに立ち塞がる最強チームとの対戦、激闘必至!!です。
全選手・監督コーチ、全サポ、強い結束のなか、
当面のライバルを直接たたき、勝ち点差拡大のチャンス!!
【勝ち点3】獲得が、唯一絶対の目標です!!

昨年J1昇格を逃したC大阪の、今シーズンコンセプトは、
≪J1昇格 と 昇格後上位定着となる戦力構築≫。
名将(?)大熊監督のもと、
現在 順位 2位 勝ち点43(コンサと【2】差) 13勝4分4敗
   得点 31〔4位〕 失点 20〔6位〕 得失差 11〔4位〕

シーズン展開は、
 開幕後1引き分け挟み6連勝;好調~2勝3分4敗;変調~現在、5連勝;絶好調。

システム戦術は、【4-2-3-1】【堅守・スピードとショートパス中心攻撃】で、
 =堅守・攻撃、共にJ1レベル化=を図っています。
今シーズン対戦戦績は、
 対【3バック】5勝2分1敗、対【4バック】7勝2分3敗で、
 対戦相手陣形による、長短はありません。

では、具体的に、長所・短所を点検ですが、攻守のキーポイントが3点あります。
①【ポゼッション(ボール支配率)】
②【スピード】
③【選手層・個々選手のJ1レベル化】です。

①ポゼッション・サッカーによるJ1レベル化を求めています。
ポゼッションは、現在、53.2%〔J2-3位〕
高いポゼッションと同時に高い守備ライン設定でコンパクト陣形により、
〔守備〕ボール支配時間増加により、守備時間を減少させ、守備・リスク機会の減少を図る。コンパクト陣形により、陣形内は密集形態で相手パスや攻撃を防御しやすく、パスカット・ロスト(ルーズ)ボール支配も有利となる。但し、DF裏に広範なスペースエリアがあり、陣形裏の大きなリスク防御が課題となる、とのコンセプト。
〔攻撃〕相手ゴールに近づいた位置でコンパクト陣形が設定され、近い選手間距離による多数ショートパスを中心に、敵陣形を崩し、多数シュートで、得点数増加を狙う、ですね。
今シーズン実績でも、
 平均ポゼッション53.2%
  ⇒1試合シュート数16本〔J2-断トツ1位〕
  ⇒得点 31〔J2-4位・・1位ではありませんね?!〕。
それでは、試合結果は、(データ判明20試合分で)
 ポゼッション
  50%以上・・13試合/20試合 6勝3分4敗 - △ ??
  50%未満・・ 7試合/20試合 6勝1分0敗 - ◎
 更に、超ハイポゼッションの
  60%以上・・ 3試合      1勝2分0敗 - △ ?? でした。
 おかしいですね!! ポゼッションが高い事と勝利が連動しませんね!!
 逆に、明らかに、ポゼッション50%未満の方が、勝利に繋がっています。

 狙い通りには、行っていないという事です。
 隙やターゲットがありそうですね!!

②スピード、特に、攻守切り替え時のスピードをJ1化のポイントとしています。
自陣でのボール取得・敵陣でボール奪取の瞬間に、短時間に、複数ショートパス(ワンタッチパスはどちらにも効果的)からシュート。
ボール奪取は、短時間(相手守備陣形が整う前に)内に、必ずシュートで終わる、とのコンセプトです。 実戦でも【強力・スピードカウンター】で得点獲得となっています。
 ポゼッション時の遅攻に対して、超速攻攻撃の確立を図っています。

③上記①②プレイ可能な選手起用の確立、です。
既にJ1レベル選手層(のネイムだけでもアングリレベル)完成ですが、更に、山口蛍獲得など、強化継続中で、豊富な資金力・関係力を基に、進化中。
高い能力順から、個別選手はスタメン化していますが、交代メンバーも、J1クラスで、戦力ダウンは全く起きません。
(柿谷・扇原が✖でも、益々連勝継続中です...)

攻守共、高い選手能力・戦術理解ハイレベルの状態で、連勝中の乗りに乗ってるチーム!
..穴や攻略ポイントは無いのか..??ですが、

有ります!!
敗戦と引き分け8試合分析から、

A.多数シュート〔1位〕と得点数〔4位〕のアンバランスがありますね。
 【シュート決定力】が平均レベルで、シュート数と得点が比例しません。
 実際、攻撃陣が圧倒しシュートを多発するも【枠内シュートが少なく】得点にならず、
高い守備ラインのため、パスカット・ロストボール喪失から、DF裏の広範なスペースエリアを突く逆襲カウンターで失点、のパターンがあります。
DF裏スペースの防御は、本来、スピードの高いDF(山下・田中)と幅広い守備範囲のGK(ジンヒョン)でカバーですが、DF交代(⇒茂庭)、セットプレー等で前線に攻撃参加で、守備に戻り切れない時が、ピンポイントの超狙い目タイムです!!
B.前線からの守備・・C大阪DF(山下..)は意外にプレス・チェックに弱く、完全に跳ね返す、とのレベルではありません。また、MFも含め、連動・連携した追い込みでのミス誘発も狙いとなります。

もう一点、コンサシステム【3-4-1-2】と
     C大阪システム【4-2-3-1】とのマッチアップは、
 コンサの守備陣で、数的不利が発生してしまいます。(詳細は、以前分析を..)

 コンサ守備人数【7】に対してC大阪攻撃人数【8】、
 特に、サイドで、コンサ【2】に対してC大阪【3】となる点です。
 不足【-1】をカバーのため、隣接選手が移動し加わると、元位置にスペース発生。
 その代償は、攻撃陣の数的優位となりますで、
 パスカット・ロストボール奪取で数的優位のカウンター~得点となります。

 どうしましょう? ポイントは、「個」対「組織」です。
敵ポゼッション時は、運動量勝負の意識・実践で、コンサ密集陣形の中、積極的にチェック・突っかけ、組織で=2人1組でボール奪取する事と「スペースエリア」を組織=2人でカバーし合い完全に管理する事ですね。 くれぐれも、「個」の単独対処は禁止!、一見単独風でも、2人カバーをし合いながら、です。

以上 ポイントに限ったもので、未だまだありそうですが...取り敢えず、
   C大阪 点検でした。 有難うございました。




   

posted by yuukun0617 |08:29 |