コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2016年06月20日

~進化~ 北九州戦 総括

シーズンスローガン【稲のために!稲と共にJ1へ!!】
試合目標【勝ち点3獲得により2位以下チームとの勝ち点差維持・拡大】を着実に進める
【 1-0 】勝利、大変喜ばしい所ですが、
試合内容からは、とてもとても、手放しで喜べる状態ではありませんでした。

同じ【1-0】でも、6連勝中の内容と、昨試合内容では、同一点と大きな相違点とがありました。 (前日ブログにもちょっとコメントしましたが..)
①まず、同一・類似点です。
「堅守」・・・3DF・2DMF・2SB・GK8人での組織的守備の堅固さ、は同程度でした。ただ、最大の殊勲者は...GKソンユンですね!全員一致でしょう!!

と言うのも、想定通り(??)櫛引の不安定守備が数回発生、周りのサポート・カバーで、守備は取り敢えず、辻つまは合わせるも、破綻した局面でGKが立ち塞がり、身を挺して失点を辛うじて防ぎました。ですから、8人の総合守備力ですね。

でも、高さのアドバンテージで進藤ではなく櫛引起用の筈が、ボール落下点を誤り、ヘディング防御を再三空振りは、あり得ませんね。責任(感)の問題で、即交代モノですが...!!更に、もう一点、〔左DF(福森)からビルドアップ〕の相手想定を外すためでしょうが、〔右櫛引からのビルドアップを主体〕としていましたね。しかし、パス精度・〈スペースやエリア選択が在り来たり〉で、攻撃は活性化せず、攻撃停滞の要因でした。
2回連続のスタメン起用のテストも、良くて〔60点〕の「可」評価、進藤の80点「良」評価に勝てなかったのは、明白です。
6連勝中の陣形から変更の意図は、色々あるでしょうが、
もう次戦からは、堅守の主体は、GK、ではなく、DFとすべく、進藤起用です!!
②相違点です。
ズバリ!「攻撃力の低下」です。
昨試合で、想定通り、コンサの「ボール支配」での攻撃の機会が数回ありましたが、全く崩し切れませんでした。
 選手起用・戦術とは一体・不可分ですので、合わせて確認です。
 以下、6試合連勝時・・同一(表示) 変更≪表示≫です。

ースタメンポジション-
  (内村)  (都倉)
    ≪ヘイス≫
 ≪石井≫   (マセード)

   ≪ヘイス≫と≪石井≫が6連勝時とは相違起用。
先ず、ヘイス。
自由(?)にポジション変更し、殆ど、FWにいましたね?!
〔トップ下〕ポジションは、誰が...
 ふぁ~! 誰もいませんでした、とさ!!
 時々、内村が下りて来ましたが、殆どは、3トップ???
以下が、実戦配置
     ↓
 (内村)(都倉)≪ヘイス≫  ・・3トップ???
    =   =       ・・空きポジション ??
 ≪石井≫    (マセード)
これでは、トップ下の守備=プレスバックが無くなりますよね。
都倉が、最先端~トップ下まで、追いかけましたが、スタミナを失うだけで、パスの方向制限がやっとで、パスカット・2次ボール取得は作動せずで、守備の穴が開きました。
また、ヘイスの〔ボール配給役は、ポストプレーのみ〕で、それ以外は極く僅かで、役割は機能せず、攻撃停滞の主因でした。やはり、ヘイスのポジションは、「トップ下へのポジション変更も可能な【FW】」が最適です! 実際のプレーも、「トップ下」ではなく、「FW」そのものでした。
次に、石井と堀米の比較です。
結論から言うと、運動量に大きく差がある、という事。スピードは、全盛期なら石井の圧勝ですが、現在は同列。しかし、運動量は、問題なく「堀米」の勝ち。昨試合では、再々敵ゴール前まで突出しましたが、全機会、帰陣遅れが起き、守備陣の穴が再三発生しました。敵から、左の櫛引の穴と右ハーフの石井の穴、更に、福森のアバウト守備がリスクの全てでした。やっぱり、攻守のバランスで「堀米」です。
但し、コンディション低下で、堀米を暫く起用できないのなら、サイド選手は、生命線の「運動量」ある攻守兼用の選手となりますね。=ズバリ!「荒野」-「上原」-「福森」の順。福森-DF、上原-交代の切り札でSUBに温存とすると⇒「荒野」! 結構、適任と思います?! ついでに、内村も、コンディションはピークアウトの低下気配、「フル」⇒「交代=切り札」にチェンジ時期。【ヘイス・都倉の2トップ+ジュリーニョのトップ下】です!
⇒都倉が、パス配給役と前線守備役の負担が軽減され、クローザー・得点役の復活となりますね。
もう一点、
③戦術です。
サイド・クロスの変化です。=攻撃ポジションが下がっていますね!
以前は、サイドスペース(エリア)へ侵出・フィード、そこからの折り返し=センタリングパス型でしたが、現在、アーリークロス型に変わりました。
〔サイド・アーリークロス 比較】
項目      センタリング    アーリークロス
難易度      高い         低い
攻撃力      高い         中程度
必要運動量    多い         少ない
リスク(切替時) 高い         低い  となります。
アーリークロスの方が、難易度低く・運動量少なく・リスク低い、から、自然体ではアーリークロス中心に変化していきます。しかし、ポイントは、攻撃手段であり、最優先項目は、攻撃力であり、センタリングの回数が大変重要となります。
確かに、リスク・運動量からも、両手段のバランスの問題で、【サイドスペース(エリア)への侵出・パス・そこからのラストパス】攻撃回数を増加させる事ですね。
コンサ対策として、敵チームは、同攻撃を多用し、結構破綻・失点に繋がっていますね。

攻守ともにこれだけありながら、勝利できたのは、
1.相手チーム力が強力ではなかった
2.全選手全力プレーの組織攻守で、乗り切った
3.ラッキーだった   の全部によるものというのが本当でしょうね?!
強力チーム相手であれば、敗戦もあり得た、という事ですね。

特に、選手起用と戦術の相違・問題点を確認しましたが、未だ、弱点化にまではならず、次戦で改善し、以前同様の堅守・速攻の高成熟度チームに復活しますね!!


以上 長々と有難うございました。

posted by yuukun0617 |13:45 |