コンサドーレ札幌サポーターズブログ

スポンサーリンク

2011年01月27日

準決勝 対韓国戦

やっぱり…相手は宿敵韓国でしたね。
アジア大会決勝トーナメントのようなガチのトーナメントで韓国とあたると、息をするのも忘れるくらいに試合の画面に
喰らいついてしまっている自分がいます。
そして…こういう因縁の宿敵相手の対戦では「ギリギリの試合」という、これまたまれには見れない
「サッカーの神様」の持つ引き出しの多さにひたすら驚かされます。
119分で同点にされ、失意の底での守護神怒涛のPKシャットアウト勝ちとは…
今時、漫画でもドラマでもこんなベタな展開はないんじゃないですか?

最初の今野選手のプレーに対するPK…あれはないでしょう…。
そして日本が一時は勝ち越しとなった延長のPKも、あれも判定としてはびっくりでしたよ。
「両方に1つずつ与えた」とイーブンではありますが…
アジアの戦いは難しいと言われるけど、その難易度をアップさせる一因が審判のレベルというのは…。

この試合で一番凄かったのは長友選手の運動量でした。
サイドを駆け上がる場面では、マッチアップしている選手が安心した途端にし加速して
ぐぅ~んと相手を置き去りにしました。
ホントあの小さな身体から一体あのスタミナが生まれてくるんでしょうね?
よく守ってよく攻めて、120分通してあのスピードと粘り。
いやぁ、本当に驚かされます。
本田圭佑選手もすごかった。「変幻自在」という言葉は陳腐かもしれないけれど…ボールのある所に本田あり…。
特に前半の、結構距離のあるパスがワンタッチで繋がっていく様の気持ちいいことって言ったらなかったなぁ。
香川選手も含め、後半もそんな攻めがもっともっと見たかったです。
そして川島選手
相変わらずのダイナミックな飛び方で素晴らしいセービングを見せたかと思いきや、イージーなキャッチミスや
岩政との連携不足など危ない場面も多数ありました。
ただ、PK戦に入ってから2連続セーブで完全に勢いに乗りました。
韓国の3人目のキッカーも川島に圧倒されて、厳しいコースを狙わざるを得なくなり、ポストに当てて外してしまいました。
PK戦での気迫は、2004年アジアカップでの川口能活を彷彿とさせました。
そしてザック監督。
選手交替の対応がちょっと遅いんじゃないかと思ってハラハラしてしまったんだけど、終わってみれば
細貝選手への交代は「またも当たり」
ザック監督、洞察力に長けた監督さんなのか、それともそれ以上に何かを「持ってる」人なのか。
チーム立ち上げの段階であるのに事前の準備期間もままならずとも、全体練習もろくに出来ていないであろう日本代表が…
サウジ戦をのぞいて毎試合、失点につながる致命的なミスを犯す選手があらわれても誰もが(精神的に)傷つくことなく決勝進出!
この大会では伊野波選手や細貝選手と言ったサブメンバーが結果を出していますね。
これはもう誰が持っているって…ザッケローニ監督が持ってるとしか考えられないですよね。

1試合毎に成長しているサムライブルーのアジアカップ最終章。
もうここまで来たら…優勝あるのみ!!

ん~香川の怪我での離脱は痛いですね…。

posted by さーや |22:27 | サッカー(代表など) | コメント(0) |