コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2009年02月12日

西谷までも…ですか。

池内の引退に「ホントに…惜しいよなぁ…」と嘆いたけど…
西谷の引退は「いや~遺憾です…」とそれ以上の言葉がない…
密かに彼のプレーにはしびれていた。
彼がピッチに出て来るだけで、何かをしてくれるような期待にワクワくした。
たとえチームは違っても、TVの画面から、まだまだ…現役で、
あの「感じれよ!!」「取れよ!」(* ̄^ ̄)と言うようなキラーパスが見れると思っていた。

世代交代の波…自分にとって「サッカー?知ってるよ」と威張って(?)語れる世代の選手がどんどん引退していく。
どんどん新しい選手が当代してきて…覚え切れない感じ (_ _|||) 
その内…サッカーの話題について行けなくなるかな??

今月23日から産休に入る上の子の荷物が運ばれて来た。
前から法事で旦那さんが帰省したら「東京には運ばない荷物を家に持って行くから」とは言われていたけど…
友達らと一緒に荷造くって…先程家に搬入された。
とりあえず…家に入れれば後はなんとかなるでしょう??と高を括っていたのですが…
あるわ…あるわ…細かい荷物から…大物まで。
で、冷蔵庫、洗濯機、TV(…これって3大家電じゃない??)電子レンジ…( ̄_ ̄|||)
これ無しで…どう生活するのだ??あと10あまり…と思うのですが??
まぁ~実質、働くのはあと4日だけ、家に居るのも数日らしいのですが…。
取り敢えず家には入りましたが…
部屋の後片付けやらレイアウト等…どうする?
まさか…妊婦さんにはさせられないよね??やっぱ自分ですかね?…◯| ̄|_

posted by さーや |23:36 | コンサ | コメント(0) |

2009年02月12日

息子の部屋。

息子の部屋
2001制作 監督/ナンニ・モレッテイのこの映画見た事ありますか??
レビューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
北イタリアの小さな港町で精神科医をしているジョバンニは妻のパオラと娘のイレーネ、息子のアンドレアの4人暮らし。
物語の前半は、決して大げさに仲がいいように描いているわけでもなく本当に何ということのない家族の日常が淡々と描かれていきます。
見ているこっちまで笑みがこぼれてきそうな、そんな家族の日常です。
娘とそのボーイフレンドが一緒に古典の問題を解くのを、優しく見守る両親や息子が学校でアンモナイトの化石を盗んだとして先生に呼び出されたりと…ほんとに何でもない毎日が淡々と過ぎていきます。
しかしそんな平穏な日々に突然悲劇が訪れます。
ある日アンドレアはスキューバダイビングの事故で死んでしまいます。
そのあまりの平和な毎日だからこそ、息子の突然の事故死は残った3人の心にとてつもなく大きな穴を開けてしまうのです。
もしもあの時…。
家族の中に少しずつ変化の兆しが見え始めます…
特に父親は、息子とのジョギングの約束を破り、日曜日にも関わらず往診に行っていた間に息子が死んでしまったため、死の責任を一身に引き受けようと思い悩みます。
妻は妻でもちろん動揺を隠せません。
娘は、両親といる時は「残念ながら寂しくなんかない」と一番平気なように見せますが、母親と服を買いに行った時、試着室で一人きりになった途端、込み上げてくる涙を止めることができません。
同じ死を目の前にしても、それぞれが受け止め方が違っていて、あんなに一つだった家族に少しずつ隙間ができていきます。
家族が息子を亡くした喪失感から崩壊への道をひた走るなかで、一通の手紙が届きます。
それは息子のガールフレンドからの手紙。
そのガールフレンドの存在すら知らなかった自分たちに驚きます。
彼女が持っていた息子の部屋の写真には、部屋を見たいという彼女に、部屋をバックにふざける彼の姿が写っていました。今まで見たことのない息子の姿。
そんな息子の姿に、少しずつでも変化を見せていく3人。
ただ前に進むのではなく、立ち止まり、受け入れられない現実に思い悩み、それでも歩き出そうとする3人。
彼女が新しい恋人とヒッチハイクをしていると聞き、車で国境まで見送る3人。
息子が生きていればあんな幸せそうなカップルだったのかと、息子にしてあげられなかったことをしてあげるかのように、彼女に代わりにしてあげる両親。
ラストは…2人を見送った後浜辺を歩く3人。
くっついているわけでもなく、かといって離れているわけでもなく、微妙な距離をとって浜辺を歩く3人…。
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理想的に見えていた家庭から,ある日突然息子が居なくなったら…残された父と母、姉の静かな喪失感を生々しく描いています。
大切な家族の一員を失っても回りの世界は何も変わる事なく、日常は繰り返されています。その中で彼らも日常生活を送って行かなければなりません。
平静を装おうとすればするほど浮かび上がってくる両親、家族の心の痛み。
後悔、自責の念、変えられない過去、答えの出ない問い。
二度と戻れない『過去』
そんな状況を打破してくれるのは、やはり第三者の存在でした。
息子の死後に届いた、キャンプで知り合ったというガールフレンドからの手紙。
心通わない人ではなく、かといってもう一人の家族でもない…家族にとって「身近に感じる事が出来る存在」によって否が応でも現実に気付かされ…
(熱烈なラブレターを送ってきた彼女にも、新しい彼ができているという事が時間が流れているということを実感させられる)
3人がそれぞれの形で現実と向き合あって、それぞれが受け入れてふたたび歩き始めていくのです。
ラストの彼女たちをのせたバスが動き、浜辺を歩くこの家族の姿が、遠ざかっていくのですが、それは息子の死のショックから決別し、前へ進もうとし始めた意欲的な姿なのではなく、癒えない傷を抱えたまま、それでも…ようやく新しい一歩を踏み出せるかも?といった感じに見えるのです。

posted by さーや |00:48 | 日常 | コメント(0) |