2010年10月14日
サポーター、マスコミの責任。 -HFCの今後を考える。-
今回は、私も散々色々と書いてきましたが、 HFCの擁護をしたいと思います。(苦笑) 昨日、継続的なサッカーの方針の必要性を書きました。 そして、今まで、HFCが継続的なチーム強化に取り組んで来れなかったのは、 HFC自身の問題、HFCの経営方針の欠如、であるかのようにも書いてきました。 しかし、今まで短期的な結果ばかりを求め、現状をよく理解せずに、 結果に対する不満ばかりを述べてきたのは誰だったのでしょうか? そして、その流れに異議を唱えず、助長してきたのは誰だったのでしょうか。 私たちは、これからまっすぐ歩き始めるために、 もう一度、足下をきちんと見直さなければならないのではないでしょうか。
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2010年10月13日
継続的なサッカーの方針の必要性。 -HFCの今後を考える。-
短期的な結果ばかりを求めて、 監督や戦術を頻繁に変更してきた弊害が、 歪んだ年齢構成。となって表れていると昨日書きました。 来季、もし、監督を代えないのであればチーム強化の継続性は保てますが、 もし、代えるのであれば、再びチームの方針がブレることになりかねません。 もっとも、来季も監督を代えずにいったとしても、 今季と似たような成績であれば、解任される可能性は高い。 したがって、いずれにせよ いきあたりばったり ではなく、 HFC側にブレない方針が必要になってきます。 そうでなければ、HFCが継続した計画に基づいて、 選手の育成・強化を行っているように周囲から見えません。 少なくとも、“5段階計画”は、札幌のカラー、札幌のサッカーを 将来的に、こうしていきたいという計画ではない。 また、中期経営計画も、 “コンサドーレ・スピリットを有するチームの基盤構築強化”を 打ち出していますが、どういうサッカーをして、 それを実現するのかという具体的な話はない。 さらに、重要なことは、今まで、 これらの計画に基づいて成果を出してきたとはいえないということ。 であるなら、より効果のある計画を練り直すべき時期に 来ているのではないでしょうか。 事細かにどういうサッカーをするのかまで決めてしまう必要はないですし、 そういう細かい戦術は監督が担うべきことです。 ただ、どういうサッカーの方向性でいくのかくらいは決めておかないと、 必要な選手も変わってきますし、チームとしての継続性が保てません。 まして、経営の責任をとらされてHFCのトップは頻繁に代わってしまいます。 今まで、HFCにチームを長期的な視野で強化する人材がいないかった。 これが、方針ブレブレのHFC迷走の根本的な原因です。
posted by whiteowl |16:00 | HFCの経営を考える | コメント(6) | トラックバック(0)
2010年10月12日
歪んだ年齢構成。 -HFCの今後を探る-
このところ、監督交代とともに サッカーの方針を頻繁に変えてきた、我らがコンサドーレ札幌。 札幌は、予算がJ1クラスではない以上、 “ご利用を計画的” にしないとJ1昇格・残留のための戦力が揃えられません。 この辺りは、今までの過程でも比較的共通理解になってきたところだと思います。 そのため一貫したチーム強化方針が必要だと思われます。 なぜなら、監督やサッカーの方針が変わると 必要な選手も変わってくるからです。 今までのその弊害が最も強く表れていると思われるのが、 チームに在籍する選手の年齢構成↓です。
□ 選手年齢構成
(※生まれた年(今年誕生日を迎えた時の年齢)、選手名の順)
67(43歳) 中山
・
・
・
73(37歳) 藤山
74
75
76(34歳) 箕輪
77(33歳) 砂川
78
79
80(30歳) 高原
81
82(28歳) 西嶋・芳賀・李
83
84(26歳) 内村・近藤
85(25歳) キリノ・吉弘・石川・高木
86(24歳) 上原・佐藤・上里
87(23歳) 藤田・朴
88(22歳) 岩沼・岡本
89(21歳) 横野・宮澤・堀田
90(20歳) 曳地
91(19歳) 古田
平均 26.04歳
□ポジション別
〇FW
中山(43) 内村・近藤(26) キリノ(25) 上原(24) 横野(21)
〇MF
砂川(33) 芳賀・李(28) 高木(25) 上里(24) 藤田・朴(23) 岡本(22) 宮澤(21) 古田(19)
〇DF
藤山(37) 箕輪(34) 西嶋(28) 吉弘・石川(25) 岩沼(22) 堀田(21)
〇GK
高原(30) 佐藤(24) 曳地(20)
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2010年10月11日
HFCの今後を探る。
さて、以前、意見を募集しておいて、取り上げないとは何事だ とお怒りの方もいるかもしれません(;´Д`A ``` 皆さんの意見は、以前の結果優先と育成優先の 極端な 例に出来るだけ集約したつもりです。 HFCの経営を考える2010 -その3- 結果優先の場合。 HFCの経営を考える2010 -その4- 育成優先の場合。 実際は、この純粋で理想的な相互の方針のデメリットを なくしていく作業が必要だと思います。 例えば、おぢさんも結果重視でありますが、宮澤に期待しています。 結果重視であれば、チームにとって背骨となる重要な役割は、 宮澤より外国人選手か実績のあるベテランに代えるべきというのが筋です。 そんな補強をするお金がないからそう言ってるのかもしれませんが、 宮澤の成長に期待している側面もあるわけです。 つまり、結果を重視しながら、育成という視点も持っているわけです。 このように実際は、 結果優先と育成優先の方針の“ちゃんぽん”的なものになると考えています。 今まではわかりやすいように、例えば、おぢさんとwhiteowlで お互いにレッテル貼りの論争をしてみたり、極端な例を出してきましたが、 これからは、実際に取りうる方向性を探っていこうと思います。 まず、先日、頂いた意見を 結果重視 or 育成重視かに分けて見ていこうと思います。
posted by whiteowl |17:00 | HFCの経営を考える | コメント(5) | トラックバック(0)
2010年10月08日
HFCの経営を考える2010。 -その4- 育成優先の場合。
前回の 結果優先ver. に引き続き、 今回は育成優先の方針をとった場合を 具体的なケースで考えてみようと思います。 今回も、わかりやすいように、 育成重視の “極端な例” を考えていこうと思います。 今までの議論の過程でいえば、whiteowlの立場に近い考え方です。 札幌の近いイメージとしては、ヤンツー1年目の2004年でしょうか。 (※実際は、もう少し柔軟に結果を優先する選択肢を盛り込む可能性もあると思います。)
posted by whiteowl |14:30 | HFCの経営を考える | コメント(14) | トラックバック(0)
2010年10月07日
HFCの経営を考える2010 -その3- 結果優先の場合。
昨日の記事で書いた
>今重要なのは、来季どうするか?ということだと思われます。
育成優先であれば、予算をさらに圧縮して結果をある程度、度外視できる環境を整える。
結果優先であれば、戦術、選手編成を見直し、勝てるサッカーに切り替える。
というところを具体的なケースで考えてみようと思います。
まず、今回は、わかりやすいように、
結果重視の “極端な例” を考えていこうと思います。
今までの議論の過程でいえば、おぢさんの立場に近い考え方です。
札幌の近いイメージとしては、三浦監督1年目の2007年でしょうか。
(※実際は、もう少し柔軟に育成を盛り込む可能性もあるでしょうが、
あくまで結果重視で極端に考えた場合です。)
posted by whiteowl |18:00 | HFCの経営を考える | コメント(6) | トラックバック(0)
2010年10月06日
HFCの経営を考える2010。 -その2-
HFCの経営の話を続けようと思います。 一部の方には肩透かしかもしれませんが、 この辺りの問題点が明確になって共有されることが大事だと思っています。 そうすれば、この後にしようと思っている監督の交代や 選手の育成などの問題についても議論が進みやすいと思っています。 今回は、前回の記事に対して非常に率直な意見を頂いたので、 そのコメントに答える形で、 昨日挙げた3つの論点の補足をしていこうと思います。
posted by whiteowl |16:00 | HFCの経営を考える | コメント(11) | トラックバック(0)
2010年10月05日
HFCの経営を考える2010。
さて、ここから先は、予め頂いた皆さんの意見と
これから頂く意見で方向性を探っていこうかと思います。
これに関しては、始めからゴールがあって、そこに向かって行くのも違うと思いますし、
自分でも、どういうゴールがあるのかはわかりません。
まず、HFCの経営について心配する声が多かったので、 HFCの経営から考えていこうと思います。 今季に関しては、 HFCは、中期経営計画2009-2011に基づいて、 様々活動をしています。これについては、一定の評価をする人が多い。 しかし、↓でも指摘しましたが、 2010年09月17日 道新の記事に疑問あり。 現状、今季の23万人という観客動員目標を2万人以上下回りそうな感じです。 さらに、純資産が2000万+しかないので、 今期赤字になると再び債務超過に陥る可能性が高い。 ただ、現在、名古屋にレンタル中のダニルソンの移籍金が入るというのであれば、 今季に限っては黒字に転じる可能性もあります。 (当然、皮算用の可能性や戻ってきて欲しいという方もいるでしょう。 追記:中間期決算みたら、売る気満々のようですが・・・。) 追記:HFCの中間決算が出たようです。 今期の中間決算で1.7億の赤字、1.5億の債務超過の状況のようです。 ただ、ある程度の現金を確保しているようなので、 存続の危機にまではまだ猶予があるようです。 (HFC 半期報告書) しかしながら、基本的には、 単年度黒字を続けて、まず存続できる体制を作らねば早晩行き詰る。 というのが、共通認識であると思われます。 ただ、この論点に関しては、 以前、HFCを潰して親会社を見つけろ!という方もいました。 しかし、ここではとりあえず、 HFCを存続させるという前提で話を進めていこうと思います。
posted by whiteowl |18:00 | HFCの経営を考える | コメント(7) | トラックバック(1)
2010年10月04日
ウザくないと意味がない。
まず、あなたはHFCの今後について、どの方針を支持しますか? という記事に、たくさんのご意見、ありがとうございました。 (※この先も、意見を書き込んで頂いて構いません。) しかしながら、この先、議論を進めるにあたって、 なぜ議論をする意味があるのかを、まず書いておこうと思います。 このブログ、よくウザがられますが、 開き直ってるわけでも、喧嘩を売ってるわけでもないんですが(笑)、 私は、むしろ、ウザくないと意味がないと思っています。(笑)
posted by whiteowl |16:00 | サポーター考。 | コメント(10) | トラックバック(0)
2010年10月01日
あなたはHFCの今後について、どの方針を支持しますか?
※追記:10/4まで、意見募集の予定です。 どうも蚊帳の外と思っている人が多いみたいなので、 少し論点をまとめてみようかと思います。 できるだけ私見は挟まずにやっていこうと思います。
まず、これからHFCが取りうる方針として考えられそうなのは、 ①監督を交代して、カウンターサッカーに変える ②監督を交代せずに、カウンターサッカーに変える ③監督を交代して、ポゼッションサッカーを続ける ④監督を交代せずに、ポゼッションサッカーを続ける ⑤その他 の大きく分けて5つでしょうか?
posted by whiteowl |21:00 | HFCの経営を考える | コメント(24) | トラックバック(1)