2010年08月19日
メンタルはいい訳になるか!?
昨日、今季、安定した成績を残せないのは、 メンタルの弱さがあるのではないかと書きましたところ、 (※2010年08月18日 荒療治の後遺症?) メンタルはいい訳にはならないのではないかとコメントを頂戴しました。 今回も濃い内容ですので、返事を兼ねて記事にしたいと思います。m(_ _"m)
まず、 >ハートはその選手の実力の発揮を助けるものであって、それで空を飛べたりはしない。 仰りたいことは、いかにメンタルが強くとも、 持っている実力以上のものを出すことはできないということだと思います。 似たような内容を私も以前書いていますので、その点については大いに同意します。 (※2010年05月21日 良いイメージを持つこと。、2010年05月27日 頭と体。) その上で、今の札幌がなかなか上に行けないのは、メンタル云々より “絶対的な実力”が不足しているからだということだと思うのです。 この点に関しても、あまり異論はありません。 前々回の記事でも、むしろ石崎監督に同情すると書いたくらいです(;´Д`A ``` (※2010年08月17日“暑さ”が原因でないなら・・・。) ただ、メンタルの解釈の違いだと思うんです。 辛口さんは、おそらく敢えて、“知性”を“メンタル”と分けて考えたのだと思いますが、 私は“頭の働き全般”を“メンタル”だと考えて書きました。 なぜなら、チームが窮地に陥った時に、強い気持ちだけでがむしゃらに走ったり、 ボールをとにかく追いかければ苦境を打開できるわけではないと思っているからです。 また、今のコンサに足りないのは、 冷静な判断力とコミュニケーション能力だとも思っています。 サッカーはチームスポーツですから、窮地に陥った時に冷静な判断力があっても 一人ではなかなか打開できない。DFラインの上げ下げもそうですが、 問題を修正して、それを他の選手に伝える能力も必要です。 そういったことも含めて、私は“メンタルの強さ”だと表現していたつもりで、 その辺りは言葉が足りなかったかもしれません。 確かに、判断力や修正能力、それを伝えるコミュニケーション能力は、 “熱いハート”というよりかは、“冷静なインテリジェンス”だと思うので、 今のコンサに最も足りないのは、 ハートではなくてインテリジェンスなんだというご指摘は最もだと思います。 ですから、頭を丸めればすむとかいう問題でもないと思いますし(;´Д`A ``` やる気はあっても、それをどう発揮していいかわからないというのがより適切な表現でしょうか。 ですから、私が問題にしている“メンタル”は、 選手のやる気が足りないということではありません。 むしろ、そういう方向に向ってしまっては、 いつまでたっても強くならないと思っています。
posted by whiteowl |12:30 | Consadole Sapporo | コメント(5) | トラックバック(1)