2010年07月15日
秋春制問題。 -犬飼会長のインタビューから-
少し前に出た『サッカー批評』の47号に、
日本サッカー協会(JFA)の犬飼会長のインタビューが載っている。
このインタビューの中で、
同氏は “日本のサッカーを世界標準にする” という。
これ自体に反対する人は、おそらくいないのではないだろうか。
今回のW杯で日本は活躍したが、その実力の限界も示されたと思っている。
更なる高みを目指すには、もっと多くの日本人プレイヤーが、
欧州のトップリーグで活躍するようにならなければ無理だ。
問題は、その目標を実現するための1つの手段として
犬飼会長が掲げる“秋春制”の導入だろう。
私の立場は、北海道民ではあるが、秋春制導入絶対反対派ではない。
ただし、秋春制を導入するなら、少なくとも1月と2月を
ウインターブレイクにしなければ、物理的に無理だと思っている。
しかし、今回の犬飼会長のインタビューを見る限り、
この問題に関する同氏の認識は甘いとしかいいようがなく、
このまま強行された場合、大変なことになるのではないかと危惧している。
posted by whiteowl |21:08 | 秋春制について | コメント(2) | トラックバック(0)