2010年06月01日
日本人に欠ける“戦闘能力”。
今は、某スポーツ番組で、女子アナから“やっひー”と呼ばれてはいるが、 実は、Jリーグが始まる前からドイツでプロサッカー選手だったという すんごい経歴を持っている風間八宏さんの 『日本サッカーを救う「超戦術」』(ベースボールマガジン社新書)を読んだ。 感想としては、「超戦術」よりも(苦笑)、こういう考え方をする人が、 海外でも活躍できるメンタリティなんだなぁというのが第一印象。 例えば、まず、自分が楽しくサッカーするためにはボールを失いたくないから、 奪われたら、鬼の形相で ボールを奪還しに行くのは当然とか。 相手に勝つためには、監督の指示通りに自分ができずに、 監督の指示が悪いと監督の責任にするんじゃなくて、 指示通りにせずに自分の判断であっても、結果的にチームに貢献した方がいいだろとか。 よく番組でいじられてますが、温厚そうな印象とは裏腹に、 とんでもない芯の強さ を感じる文章でした。
posted by whiteowl |12:00 | Column | コメント(2) | トラックバック(1)