2009年12月04日
ベテラン獲得の意図。
日刊に続いて、道新や報知も札幌がゴン中山選手へ移籍オファーを出していたことを報道。 コンサ、元日本代表の中山雅史獲得へ交渉 (12/04 道新) 石崎監督がゴンに“ラブコール”…札幌(2009年12月4日09時51分 スポーツ報知) これで、最有力かどうかは置いておいて、オファーを出していたこと自体は事実のようです。 昨日も書きましたが、年俸面や満身創痍と伝えられるゴン中山選手が、 実際まだどれ程のパフォーマンスができるのかという点が心配な点ではあります。 ですが、現実的な問題として、まず、金銭的な面でいえば、 25歳未満の選手は、移籍ルールの変更によって移籍金がかからなくても それまで所属したチームにトレーニング費用として数千万支払わなければならないこと、 また、25歳以上30歳前後の選手は全盛期であり、 各クラブの主力として活躍している選手が多いことから考えれば、 今後30歳以上のベテラン選手をうまくチームに活用していくことが必須になってきます。 その意味では、FC東京のベテラン藤山の獲得とともに、若手に偏重していた チーム構成を改め、ベテランを上手く活用しようというHFCの意図は感じられます。 さらに、HFCの意向として、ベテランの獲得によって 選手の意識改革をうながそうとしていることも感じます。 以前、意識改革。 -主力を放出したホークスの事例。-2009年09月11日で、 プロ野球の話ですが、ホークスが首位打者もとった佐々木を放出して、 ピークを過ぎていた秋山をとった話を引用しましたが、 外部から選手を入れることは、チームの雰囲気を変える起爆剤になります。 当然、その入る選手の質と量が多ければチームにより大きな変化が期待されるでしょうし。 何となく周囲にいわれたから手を挙げたというのではなく、 HFCに意図があって採ろうという話なら、意図どおりいくとは限りませんが、 私はいいのではないかと思っています。
posted by whiteowl |15:03 | HFCの経営を考える | コメント(0) | トラックバック(0)