2009年08月18日
子どものけんか。
最近、テレビで大人たちによる“子どものけんか”を見ることが多い。 と書いたら、子どもから、“僕らの方が、人の話を聞くよ!”と反論されそう(笑) そもそも、主義、主張が違うのだから、お互いの意見に耳を傾ける気もないのかもしれない。 それにしても、政権選択選挙だとか、マニフェストを比べてくれと言う割りに議論が噛み合ってない。 例えば、自民は「責任」といい、民主の政策を「財源なきばら撒き」と批判するが、 今まで散々財源のない赤字国債を発行して、ばら撒いていたのは、自民党。 そして、その額は800兆円を超える。 私には、今まで散々800兆円もばら撒いておいて、 今まで野党だった政党に「責任」とかいうその論理が全くわからない。 民主は、高速道路無料だ、高校も無料だと気前の良いことをいう。 しかし、毎度、はっきりとした財源が示されることはない。 “今までの無駄があるはずだ”以上の説明を聞いたことがない。 それは確かに無駄はあるかもしれないが、 だだでさえ、毎年予算は20兆円を越す大赤字なのに、削ったところでどこにそんな金があるのだろうか。 ただ、国の赤字が、加速度的に進むであろうことは、予測できる。 他の政党も「生活が大事」とかいうけれど、 国が信用を失い、借金を返済できなくなって破産したら、一番困るのは国民。 国が破産しないとよく聞くけれど、それは国が紙幣を発行できるからであって、 借金返済のために紙幣を濫造したら、まさに第一次大戦後のドイツ、紙幣は紙くずになる。 という話をしたら、金持ちも貧乏人もなくなるから、かえっていいんじゃないの?といわれた(笑)。 資産というものが、純粋に“お金”だけなら、確かにそうかもしれない。 というわけで、短期的には確かにきついけど、長期的には待ったなしの状態なわけで、 消費税を20%ぐらいにするって政党があれば、そこに投票します(笑)。
posted by whiteowl |18:43 | Private Affairs (私事) | コメント(5) | トラックバック(1)