2008年12月01日
山形のJ1昇格。
山形がJ2の2位を決め、来季のJ1昇格を決めた。 まず、昇格への賛辞を呈したい。 山形は、チーム創設10年目にして、 それまで一度も昇格を果たせなかった悲願を達成。 毎年、J2で上位に顔を出すが、これまた毎年のように札幌が大塚選手を引き抜いたように 主力選手を引き抜かれ、昇格まで後一歩という状況まで進んでは、何度も後退してきた。 東北地方も積雪地帯、練習場やスタジアムの環境も札幌に比べると良くない。 そして、運営費はJ2でも下から3番目の5億円弱。先発選手のほぼ半数が、レンタル選手。 客観的に見て、山形の現状は札幌よりも厳しい。まだ札幌は恵まれているとすら感じてしまう。 来季も運営費が大幅に増加することはないだろう。 しかし、今年の大分のナビスコ杯優勝のように、多くの地方クラブを勇気付ける出来事だった。 今年、札幌は降格してしまうが、J1には新潟がいて、 山形と仙台がJ1にあがれば雪国の意見もさらに反映されるようになるだろう。 来季、山形には、札幌が果たせなかったJ1残留を果たしてもらい、 再びJ1の舞台で山形と戦えることを望みつつ、 来季の山形の挑戦を好意的に見守りたいと思っている。
posted by whiteowl |14:16 | J-league | コメント(4) | トラックバック(0)