2008年11月10日
石崎さんには、監督になって欲しくない。
三浦監督が辞任を決意した背景には、次期監督が決まりかけていることもあると思っている。 続投を要請しておきながら、次を探すのは失礼だろうという意見は最もなのだが、 厳しいプロの世界、何が起こるかわからない。常に次善の策を用意せねばならない。 それくらいは三浦監督だってわかっているはずだし、むしろ、用意していない方がおかしい。 さて、私は、次期監督候補として名前があがっている石崎さんには、監督になって欲しくない。 誤解なきよう書いておくが、私は、石崎さんを評価している。 評価しているからこそ、監督にはなって欲しくない。 逆説的に聞こえるかもしれないが、来季、監督に据えて、若手中心のメンバーにして、 結果が出ずにまたすぐ「辞めろ」と言われてはたまらないからだ。 石崎さんには、長期間、札幌と付き合って欲しいと思っている。 その理由は、彼が、東芝サッカー部OBだからだ。 http://ja.wikipedia.org/wiki/石崎信弘 しかも、東芝OB最後の切り札といってもいい。 その今や貴重になりつつある東芝サッカー部の遺産をあっさり浪費しては、もったいない。 更に、石崎さんは、選手とのコミュニケーションに長け、若手育成に定評がある。 若手育成は、長く札幌にかかわらないと効果が期待できない。 また、そういう意味で、理論的な監督と選手の橋渡し役として適任でもあるし、非常時は指揮も執れる。 だから、まだ柏の監督だが、もし来てくれるのならば、 GMorコーチのような肩書きで、長期的に札幌に関わってほしい。 従って、私は、もし報道されていることが事実とするなら、年齢的には逆になるが、 監督江尻氏、コーチ石崎氏で、良いと思っている。 イタリアのミランのユニフォームがモデルの東芝サッカー部から継承した 札幌の赤黒のユニフォームを採用するように提案したのは、石崎さんだと言われている。 http://ja.wikipedia.org/wiki/コンサドーレ札幌 だから、私は石崎さんに監督になって欲しくない。 あと、若手を育成しながら再昇格を目指すなら、どうしても練習過多になるので、 必ずフィジカルコーチは雇って欲しい。それは必要な投資だと思う。
posted by whiteowl |12:10 | HFCの経営を考える | コメント(6) | トラックバック(0)