2008年10月30日
壮大なる計画。
アルゼンチン代表監督に、ディエゴ・マラドーナが内定した。 マラドーナ代表監督内定、サッカー革命だ(日刊) マラドーナは、言わずと知れたサッカー界のスーパースターである。 86年W杯、イングランド戦で見せた5人抜きは今でも伝説のプレイの一つだ。 >テクニック重視の華麗なサッカーで、戦術優位の現代サッカーに殴り込みをかける。 >マラドーナ氏がチームの中心に考えているのは、 >「自分の後継者」と認めるFWメッシや、愛娘の婚約者FWアグエロ。 >さらにMFリケルメやベロンら、自分を見て育った世代のテクニシャンを復帰させ、 >戦術でがんじがらめになった現代サッカーに一石を投じるつもりだ。 >「メッシには自由を与えないといけない。僕の経験を伝えることは彼の役に立つだろうし、 >それはアグエロ、テベスも同様。目標は86年のアルゼンチンを再現することなんだ」。 サッカーファンなら、泣いて喜ぶような文言ばかりだ。 『ファンの希望をそのまま反映させるようなサッカーをしたら、どうなるのか?』 アルゼンチン代表は、タレントが豊富なだけに、絵空事とも言い切れない。 しかし、もし、それで、本当にアルゼンチンが強くなったら、 現代サッカーへの強烈なアンチテーゼになるだろう。 マラドーナは、南米解放運動の英雄、チェ・ゲバラのように、 戦術という呪縛に絡めとられた選手を現代サッカーから解き放つ英雄となれるのか!?
しかし、この御仁、コカイン所持での逮捕暦や、体重増加による健康面での不安を抱える。 また、指導者としての経験は、ほとんどない。 アルゼンチン協会も、その辺りはわかっているようで、 >同氏の希望で、元スターFWバティストゥータ氏の入閣を検討。 >総監督には、86年W杯当時の監督で、マラドーナ氏の「操り方」を心得るビラルド氏を据える方針だ。 >グロンドーナ会長は「責任をマラドーナ1人には押しつけない」と、全面支援を約束した。 スター軍団であるアルゼンチン代表をマラドーナの持つカリスマの力で、 押さえつけようという思惑があるのではないか。良い意味で、お飾りの監督になればいいのだが・・・(・・;)私の大好きな選手の一人だった、バティストゥータが入閣というのも興味がある。 試合に勝ったら、コーナーフラッグとか掴んでくれないかな(笑)。
posted by whiteowl |12:36 | Overseas Football (海外サッカー) | コメント(2) | トラックバック(1)