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2008年10月10日

三浦監督続投希望 -2003を繰り返すな!-

一貫して三浦監督の続投を要請してきた当ブログ。
多分、ここまで執拗にやってるブログはないという自負はあります(笑)。
でも、それくらい三浦監督には残って欲しいということなんです。

2003年を思い出してください。
2002年、監督を散々代え、補強もし負債だけ増やして結局降格。
2003年、1年での復帰を目指し、J1での監督経験のあるジョアン・カルロスと
ブラジル代表経験もあるベット、ホベルッチを補強し、ウィルも居た。
誰もがうらやむ布陣で、結果はどうなったか?
そして、金の切れ目が縁の切れ目だったこと。この時の遺産はあるのか?
少なくとも、2003年の経験を札幌は活かすべきです。



さて、HFCは、三浦監督の続投を望むならそれ相応の誠意を見せ、
相当の決意を持って選手やサポーター、スポンサーに説明しなければなりません。

まず、今季低迷の理由を明確にする必要がある。

理由① アルセウの開幕前の突然の退団とノナトの開幕前の補強の失敗。
理由② 特に、DFラインの怪我人の多さ。結果的に、昨季のCB2名が離脱。
(※ブルーノは、退団であるが。)
理由③ 資金難により、シーズン中に十分な補強による支援が出来なかったこと。
理由④ 開幕中に補強した選手も、チーム戦術にはフィットしていなかったこと。
(参考:クライトンと三浦監督。)
理由⑤ 期待したほど若手の成長が見られなかったこと。
理由⑥ 戦術で昇格したのに、上記の理由もありJ1基準に戦術を進化させることに失敗したこと。


①~③は、明らかにフロントの責任です。三浦監督にはどうしようもない。
④は、確かにクライトンは良い選手なのですが、
戦術に沿った補強とは言いがたいので、これも補強失敗になると思います。
(※シーズン中に、クライトンに合わせた戦術に変えることが、
札幌にとって、簡単なことなら話は別ですが・・・。)
⑤は、監督の責任もあるでしょうが、試合は監督ではなく選手がするのですから、
監督が若手の成長を促すことは出来ても、それを活かすかは選手次第なので
完全に監督のみの責任とは言いがたい。
⑥に関しては、意見が分かれるところだと思います。
私は、三浦監督に全く責任がなかったとは思いませんが、
①~⑤の理由により、⑥になった主な原因はフロントにあると思います。


従って、
責任論という話でけじめをつけるなら、村野GMのGM職からの降格を要望いたします。
私は、この処分すら必要ないと思いますが、
今季の低迷の主な原因が補強の失敗であるとするなら、
たとえ形式的であっても、そのトップに責任をとってもらうしかない。
しかし、HFCにとって村野さんの力は最早不可欠です。
そこで、GMの職を解き、育成に専念していただくということでいかがでしょうか?


そこで、以前コメントをいただきましたが、確かに、選手と監督の関係が
上手くいってないという可能性は十分あります。

ならば、監督と選手の間のコミュニケーションを補完するために、
選手からの人望もある程度ある人物、
例えば、札幌OBをコーチもしくはGMに招聘してはどうでしょうか?
(※自ずと人選は絞られますが・・・(・・;))

コーチとしてならば、監督よりも若干楽な立場で、経験を積むことも出来、
コーチになる人にとってもメリットがないわけではない。
若いコーチで選手と近い関係であれば、若手の更なる成長も望めるかもしれません。
更にS級もちなら、その人が非常事態の際は代わるということであれば、
サポーターの中でも納得する人が増えるかもしれません。

それと、これは思いつきなのですが、GMについては、
東芝サッカー部OBから探すのもひとつの手だと思います。
東芝サッカー部が前身であるにもかかわらず、縁があまりにも希薄です。
遺産は活かすべきです。まして、このつながりを維持することは、
「外地」である札幌が、「内地」方面の関係を構築することにも繋がるはずです。


②の怪我人多発については、専属のフィジカルコーチを雇う。
⑤も、若手のメンタルケアとしてカウンセラーを雇うのも一つの手段だと思います。
公募すれば、それほどお金をかけずに雇えるのではないかと思います。


③については、上記の内容によって、早期のJ1復帰を実現する旨を伝え、
できるだけ今季並みの支援を必死で要請する。
そして、選手育成をメインとはするが、出来るだけ監督の要望に沿った補強は行う。


HFCは、本当に三浦監督の続投とチームの今後を望むなら、
それくらいの準備はしても良いのではないでしょうか?
それでも、まだ、足りないような気もしますが・・・(・・;)

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posted by whiteowl |13:54 | HFCの経営を考える | コメント(9) | トラックバック(1)